「収納が多い家=暮らしやすい」は本当?量より質の収納計画を!

リノベーションを行うにあたって、「今住んでいる家よりも収納を増やしたい」と考えている人は多いと思います。
ですが収納を増やすだけで、本当に暮らしやすい家になるでしょうか?
答えはNO!
むやみに収納を多くすると、生活スペースが狭くなって窮屈に感じてしまうことも…。
よくある収納の失敗例と、本当に使える収納スペースのつくり方をお教えします。
こんな収納はNG!つくって後悔する収納スペースの特徴とは
せっかく収納を増やしたのに、なぜか片付かない、使いづらい…。
そんな状況をつくり出してしまう“NG収納”の特徴はこちら!
1.棚の幅・高さが合っていない
入れたい物のサイズと棚の幅・高さが合っていなければ、すっきりと片付けられなかったりデッドスペースが生まれて収納量が減ったりしてしまいます。リノベーションする際には、「何をしまうか」をあらかじめ考えてちょうどいいサイズの棚を取り付けておきましょう。
2.奥行きが深すぎる
奥行きの深い収納はたくさん物を入れることができますが、実際に使ってみると奥の物が取り出しづらいのがストレスに。何をどこにしまったのかわからなくなって、常に探し物をする羽目になるのもこのタイプの収納にありがちです。探している物をすぐに見つけられるような、見渡しやすく手の届きやすい収納の方がかえって重宝しますよ。
3.家事動線と収納スペースがずれている
収納している場所と使う場所が離れていたら、わざわざ取りに行ったり元へ戻したりする作業がとても面倒に…。すると結局、使う場所の近くに物を出しっぱなしにすることが多くなるでしょう。「使う場所の近くに収納スペースをつくる」ことを心がけましょう。
以上をまとめると、(1)あらかじめ入れるものを決めておく(2)取り出しやすさ、片付けやすさを意識する(3)家事動線上の適所に収納をつくることが“本当に使える収納”のポイントとなります。
真似してほしい「ちょうどいいサイズの収納」事例を紹介!
それでは、実際にリノベーションで使いやすい収納をつくった事例を見てみましょう♪

上の間取り図は、最近完成したお客様邸です。
一見、特に収納スペースが多いようには見えませんが…

こちらの約4帖のウォークインクローゼットが収納力の要となっています。
ご家族分の衣類や小物、季節もののグッズ・家電が十分にしまえる広さです。
「収納するのはココだけ」と決めておけば、あちこちにしまうよりも物が迷子にならずスムーズに見つけられます。
衣類はハンガーパイプにかけて収納できるため、一覧で見られて取り出しやすい点が便利。
よく通る水廻りや玄関ホールのそばに設置したため、取り出し&片付けの動作もスムーズです。

その代わり、個室には収納をつくらずシンプルに。
洋服ダンスなどを置かない分、コンパクトな空間でもゆとりを持って使えます。

家事でよく使う水廻りのスペースにも余裕を持たせました。
大きなミラーの裏や目立ちにくい洗面カウンター下に収納があるため、生活感を出さずに必要なものをすっきりと片付けられます。
ここで洗濯物を干して、乾いたら先ほどのウォークインクローゼットへ。
LDK、居室、水廻り、収納へスムーズに移動できる動線をつくることで、家事の手間も大幅に削減することができました♪
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量より質の収納計画。皆さまもぜひリノベーションの参考にしてください!
