暗くなりがちな冬のお部屋に…リノベーションでおしゃれな照明をプラス♪
陽が落ちるのが早い冬。家の中にいると、「お部屋をもう少し明るくしたいな」「温かみのある照明に変えたいな」と思うことがありませんか?
マンションをリノベーションする際には、照明をお好みのスタイルや明るさ、色合いにチェンジして、そんなプチストレスをなくすことができます♪
失敗しない照明リノベーションのポイントについて、詳しくお教えしましょう!
照明の種類と役割
そもそも、照明は大きく分けて3つのカテゴリーに分かれます。
☆メイン照明(主照明)
お部屋の広い部分を照らす照明。シーリングライト、ペンダントライトなど。
☆補助照明
照らしたい所を部分的に照らす照明。スポットライト、ダウンライト、スタンドライトなど。
☆間接照明
天井・壁・床に光を反射させて間接的に部屋を明るくする照明。コーニス照明、コーブ照明、フットライトなど。
また、照明はただお部屋を明るくするだけでなく、いろんな役割を果たしています。
【役割1】物を見やすくする
メイクの色味をチェックするためにお顔を照らしたり、料理をする時に手元を明るくして作業をしやすくしたり。物をはっきりと見せるために照明は不可欠です。主にメイン照明がその役割を果たします。
【役割2】空間のムードをつくる
照明には空間に光と影をもたらし、ドラマチックに演出する力もあります。目立たせたい場所に光を集めて、見せたくない部分は暗くして…空間にメリハリをつけると一気にオシャレ見えします♪そのためには、スポットライトなどの補助照明や、壁をやさしく照らす間接照明などを取り入れるとGOOD!
【役割3】体内リズムを整える
人間の祖先はもともと屋外で暮らしていたので、人の体は朝日を浴びると脳が冴えて活動を始め、夕日のような温かい光を見るとリラックスして眠気を誘うようにできているそうです。そのため、集中したい時は明るい照明を、リラックスしたいシーンでは暗めのやさしい灯りを取り入れることで、体の調子を整えることができます。朝はメイン照明でお部屋全体を明るく、夜は間接照明だけにして穏やかな雰囲気にチェンジしてみましょう♪
これらを踏まえて、どこに何の目的で設置するのかを念頭に置きながら、照明計画を立てるとうまくいきます。
素敵な照明の実例を見てみよう!
プロシードデザインのお客さま邸の中から、参考にしてほしい照明リノベーションの事例を集めました♪
【事例1】
こちらの事例では、広いキッチンの作業スペースを明るく照らすために3つのペンダントライトを設置。ご飯を楽しむダイニングテーブル側には、暖色系のスポットライトを採用してお料理がより美味しそうに見える演出を施しました♪
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【事例2】
こちらのリビングは、リラックスできる雰囲気を重視して落ち着いた色合いのダクトレール照明を採用。ちょっと明るさが足りないな…という時は、右端のスタンドライトをつけて灯りを足すことができます。このように複数の照明を組み合わせて使えば、シーリングライトのような全体を照らす照明がなくても不自由しません。
トイレもブラケット照明で、あえて少し暗めに。従来のトイレは蛍光灯などの明るい照明が用いられていることが多いですが、よくよく考えてみると、そんなに明るくする必要もありませんよね。これくらいの優しい灯りの方が、リラックスできるかも♪
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https://re-proceeddesign.com/works/2023neco/
【事例3】
複数の照明を効果的に組み合わせている、もう一つの事例がこちら!お部屋全体を照らすようなメイン照明はありませんが、キッチン・ダイニング、リビングそれぞれに主役となる照明を設置し、光で緩やかにゾーニングしているのがポイントです♪全部つけるとこれだけの明るさがありますが、ディナーが終わったら、リビングの照明だけつけて静かな音楽を流したり…。シーンに応じていろいろと使い分けができるのも魅力です。
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https://re-proceeddesign.com/works/2212_simple/
照明の種類に関しては、過去のコラムでも詳しくご紹介しています。
https://re-proceeddesign.com/column_list/4111/
ぜひ参考にしてください♪