リノベーションのルームツアーとは? 福岡のリノベ人気テイストやオープンハウスの特徴などをご紹介!
リノベーションをゼロから検討する上で、
「オープンハウスなどのルームツアーって一体どんなイベント?」
「参加するとどんなメリットがあるの?」
など、リノベーションやリフォームを始める前に押さえておきたいポイントや福岡のリノベーションで人気のインテリアテイストなどをご紹介していきます。
「リノベーションルームツアー」とは?
全国的にも、もちろん福岡においても大人気のリノベーションですが、一言でリノベーションと言っても、物件をお持ちでない方にとっては中古マンションや中古戸建ての購入からリノベーションまで、その工程は非常に多く、様々なことに悩まれている方は多いと思います。
「リノベーションって何から始めればいいの?」
「とりあえず打合せや相談から始めればいいの?」
など疑問に思われている方も少なくないと思います。
そこでまずはおさらいになりますが、リノベーションやリフォームを検討する上で、その工程を見ていきましょう。
まず初めに、リノベーションの工程を簡単にご説明します。
■ 無料カウンセリング|個別相談
■ 資金計画
■ 物件探し|物件の購入
■ 設計デザイン
■ リノベーション工事
■ お引き渡し
こちらは簡易的な工程をご紹介していますが、より細分化するとお引渡しまでには、もっと多くの工程を経る必要があります。
では、「リノベーションルームツアー」とは何か。
一般に、リノベーションを検討する前段階の、物件探し〜設計デザインにおいて、
・お部屋の大きさ(広さ)や、高さを体感できる
・自分や家族がどんなインテリアテイストの住まいが好きなのかを事例をリアルに感じることが出来る
・大体(概算)の予算把握
など、物件を購入する前段階の「リノベーション後の暮らしがイメージできるイベント」になります。
中古物件のリノベーションの場合、もちろん安い買い物ではないため、しっかりと自分や家族の好きなテイストを会話し、実現するための擦り合せがすることが重要になります。
オープンハウスなどのイベントに参加し、ルームツアーをすることにより「住まいのテイスト選び」と「依頼したい会社探し」を同時に行いましょう。
具体的な「リノベーションで人気のインテリアテイスト」のご紹介
では実際にルームツアーや実例・事例紹介に参加する前に、「リノベーションで人気のインテリアテイスト」について知識を深めましょう。
リノベーションやフルリノベーションといっても、そのテイストや様式はさまざま。
マンションリノベーションやリフォームをする際の参考になるよう、代表的なテイスト別、スタイル別にご紹介していきます。
具体的にご自身の好きなお住まいをイメージしてみて下さい。
▸ 西海岸(カリフォルニアスタイル)
リノベーションの中でも特に人気があるのが、「西海岸スタイル」。西海岸の特にカリフォルニアをイメージした、海沿いでカジュアルにスローな暮らしを楽しむためのスタイルが多いです。
特にサーファーの多くが憧れるテイストが多く、窓からたっぷりと注ぐ自然光と風。明るく開放的な西海岸テイストの住まいでは、お酒を飲んだり、本を読んだり、ボードにオイルを塗ったり。
家族でスローな暮らしを楽しむことができます。
大切なのは「いかにリラックスできるか」ということ。古材を使用したインテリアや羽目板の壁、モルタルのキッチンといったラフでカジュアルな素材をふんだんに使って、くつろげる雰囲気が作れます。
青空の下でからっとした空気と、海沿いのさわやかな潮風。明るく開放的な空間で、とにかくスローな暮らしを送るのが、カリフォルニアスタイルです。
独特のカルチャーが根付いたカリフォルニアスタイルの住まいは、毎日の暮らしがどこか非日常的なものになり、家族の暮らしが開放的でゆっくりと時間を過ごせることでしょう。
<カリフォルニアスタイルのポイント>
・明るく開放的
・カジュアル&ラフ
・リラックスできる
・白と材木(古材)をふんだんに
・海を感じる
というのが、カリフォルニアスタイルのポイント。今回ご紹介したように、羽目板や古材、無垢材といった質感にパンチのある素材をふんだんに使用して、居心地のよさをつくっていくことが大切です。
▸ 和モダン
代表的な固有名詞で言うと星野リゾートのような、日本古来の趣と洗練された、木・紙・石に包まれるような内観が特徴的な「和モダン」スタイル。
畳の肌ざわりやイ草の香り、障子から注ぐやわらかな光。
木・紙・石といった日本古来の素材は、心に染み入るようなやすらぎをもたらしてくれます。
そこに現代の暮らしやすさをプラスしたのが『和モダン』な住まい。
日本人であることを誇りに思わずにはいられない、情緒ある空間。
極上のおもてなしを受けたような心地よさを感じます。
畳の心地や木の香り、障子など日本の伝統的な素材や意匠は、私たちの心に染み入るような心地よさがあります。
疲れたときに、ホテルではなく、昔からある旅館ような和の雰囲気がしみじみと落ち着くのはそのためです。
心をとらえる雅な玄関 繊細な組子格子の間仕切り。プライベートな空間をそっと目隠しできます。
一言で和モダンと言っても、”和”と”モダン”のバランスによってイメージが大きく異なります。格子や障子といった和の「デザイン」や、紙、石といった和の「素材感」をどの程度取り入れるか。和の要素を取り入れば取り入れるほど、落ち着いた趣にできます。
最小限に留めると、すっきりとモダンでシンプルな印象に仕上がります。
その他の「和」のテイストもご紹介します。
・古民家(古民家風)
古民家にはっきりとした定義はありませんが、一般的に日本の伝統工法で建築された住まいを指します。
そんな古民家の雰囲気を活かした、おもにリノベーションで採用されるスタイルです。
立派な柱や梁はそのままに、現代の生活スタイルに合わせてナチュラルテイストやモダンテイストと組み合わせることが多いです。
新築の住まいでも、太い柱や梁を設けて古民家風に演出するケースもあります。
・昭和レトロ
レトロとは「懐古趣味」のこと。
昭和レトロとは、昭和30年代の中頃から昭和50年代の中頃(60〜70年代)にかけて流行した鮮やかな花柄や幾何学模様、可愛らしい動物モチーフの生活雑貨やテキストタイルが特徴です。
古民家スタイルと組み合わせると、ノスタルジックな雰囲気にもなります。
▸ 自然素材(ナチュラル)
自然の温もりを感じさせる素材感や落ち着いた雰囲気であることから人気の高いテイストの一つになります。
流行に左右される事なく自然体でいられる空間は、穏やかで癒されます。
例えば、床材には無垢材のオーク・メープル・バーチなどが多く使われます。
また、杉の木やヒノキ、ナラなど日本古来の木材も多く使用されます。
無垢材の床は、裸足で歩いても気持ちが良く、自然素材をたくさん使った住まいは小さいお子さまの住環境として健康的で安心できます。
また、壁などは漆喰や珪藻土などの素材感ある塗り壁が人気になります。
漆喰は空気をきれいにし、湿気と匂いを吸収してくれるとも言われています。
またカーテンやクッションなどにコットンや生成り素材、ガーゼ等を使うことで光をやわらかく反射させ風に揺らぐ様子を演出できます。
自然の温もりを感じさせる素材感が好きな人や、シンプルさを求めたい人におすすめです。
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・カフェインテリア
ナチュラルテイストの部類の一つとして、「カフェテイスト」もあげられます。
その名の通り、カフェのような雰囲気のインテリアを多く使用したテイストです。
オープン棚に、デザイン性の高い調理器具や食材を並べた「見せる収納」や、朝食や軽食に便利なカウンターテーブルなどが特徴的です。
タイルやレンガを採用した、カジュアルな雰囲気のインテリアも人気があります。
近年、開放的なLDKを採用した間取りが主流となったこともあり、カフェテイストが人気を集めています。
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▸ インダストリアル
あまり聞き馴染みがない方もいるかもしれませんが、インダストリアル(Industrial)とは、”工業の”という意味になります。
イメージすると、古い煉瓦の壁、コンクリートの天井、むきだしの配管。かつて工場や倉庫だった時代の名残りを感じる、ロフトアパートメントのような。無骨さと無機質さのなかに整然と主張するシルエット、洗練された美しさを感じさせるのが、クラフトのインダストリアル空間です。
「無骨さ=ラフ」と「洗練さ=上質さ」の相反する絶妙なバランスを共存させることで、クールで居心地よい住まいにリノベーションします。
インダストリアルな空間はインテリアや照明器具などにこだわり、素材や色、はたまた歴史やクラフトなども厳選し、無骨さの中にシックで洗練された雰囲気が漂う「大人の住まい」です。
<インダストリアルテイストの特徴>
・色と素材にこだわるアンティーク煉瓦
・コンクリートと塗装
・メタリックな塗装
・配管(パイプ)でスタイリッシュに
・陰影にこだわった照明配置
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▸ 北欧インテリア
「北欧インテリア」の住まいとは、北欧地方のような住まいを指します。
そしてよく耳にする「北欧インテリア」とは、北欧地方で愛されるインテリアスタイルのことになります。
ここで言う北欧とはヨーロッパの北に位置するスカンジナビア半島のエリアで、主にフィンランド・デンマーク・ノルウェー・スウェーデンの4ヶ国周辺を指します。
北欧の国々は冬季が長く、寒さが厳しいうえに日照時間も短いので、外で過ごすよりも自宅で家族と過ごす時間が長い傾向にあります。
そのため、長時間家の中で快適に過ごせるような温かみのあるインテリアスタイルが普及していきました。
その特徴は、「居心地のよい空間」と「シンプル且つ上質」を絶妙に組み合わせたものになります。
北欧の人々は上質でデザインに優れたアイテムをひとつひとつこだわって選び、お気に入りの空間づくりを楽しんでいます。
北欧スタイルにされる際のポイントは、北欧インテリアは家の中でも自然が感じられるような、木製で温かみのあるデザインのものが多いのです。
長い時間室内で過ごすための、シンプルでいて高い実用性も兼ね備えたインテリア選びをすることになります。
例えば、ソファにはカラフルなクッションを並べたり、棚にはビビッドな色使いの小物を置いたり。差し色を上手に取り入れることで、北欧スタイルにぐっと近づきます。
ただし、アクセントの色はトーンを合わせることが大切です。ビビッドカラーならビビッドカラー、パステルカラーならパステルカラーで統一し、同じ空間のなかにビビッドとパステルを混ぜないように心がけましょう。
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https://re-proceeddesign.com/column_list/2212/
まとめ
今回の記事では、「リノベーションルームツアー」のポイントと様々なリノベーションのテイストをご紹介してきました。
上記でご紹介したテイストの他にも、「アジアン」「リゾート」「南仏」「プロヴァンス」「カントリー」・・・
など幅広く多くのテイストが存在します。
自分好みの住まい、自分だけのリノベーションを追求してみてもいいかもしれません。
プロシードデザインでは、そんなこれからリノベーションを検討されている方のために、様々なセミナーや相談会を実施しております。
また随時資料請求も承っております。お気軽に何でもご相談いただければと思います。
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