最近注目の床材「フロアタイル」って?タイルやクッションフロアとの違いも解説

皆さんは、床材として使われる「フロアタイル」をご存知ですか?
フロアタイルとは、ポリ塩化ビニル(PVC)でできたタイル状の床材のことです。
最近は、リノベーションでフローリング以外の選択肢としてフロアタイルを選ぶお客様も増えていますので、詳しく解説しましょう!
フロアタイルとは?タイルのような丈夫さで簡単にお手入れできる素材

フロアタイルは、モルタルや石目、木目の風合いをPVC素材でリアルに表現している床材です。まるで本物の木材や石に見えるようにエンボス加工が施されたものもあり、お部屋の高級感を高めてくれます。
特徴は、耐水性が高く汚れても簡単に拭き取れるところ。水に濡れてもシミになりにくく、汚れても拭き掃除すればキレイになるため、キッチンやトイレ、洗面室などの水廻りによく使われます。
「タイル」という名前なので触ると冷たいのでは…と思われるかもしれませんが、フローリングより若干冷たさは感じるものの、そこまで気にならないとおっしゃる方が多いです。
ちなみに、似たような素材との違いはこちら。
タイル
一般的なタイルは磁器質や陶器質、大理石などでできています。こちらは触ると冷たく、しっかりと厚みがあります。施工の際には一般的に目地材が使われるのも特徴。一方、フロアタイルは目地をつくらずに貼っていきます。タイルは他の素材に比べて高価なので、主に壁などの装飾に使われることが多く、床の広範囲に貼るのは稀です。
▼タイルについて解説したコラムはこちら
クッションフロア
クッションフロアも塩化ビニルで作られた床材です。フロアタイルとの違いは、強度と形状です。クッションフロアは薄いシート状の素材で柔らかく、鋭利な物を落とすと傷が入る場合があります。一方フロアタイルは、玄関土間や土足の店舗内にも使われるほど丈夫です。価格はクッションフロアの方がフロアタイルよりも安めです。
フロアタイルを採用したリノベーション事例を紹介
フロアタイルを採用するとお家はどんな雰囲気になるでしょうか?

こちらはキッチンの床にフロアタイルを採用した事例です。
シックな色合いのフロアタイルが、キッチンのデザインとよく合っていますね。
▼この事例を詳しく見る

こちらの事例では、LDKの広範囲にフロアタイルを使いました!
色の濃淡による独特の表情があり、LDKのラグジュアリー感を高めてくれています。
フロアタイルは硬い素材なので、床に直接座りたい場合には写真のようにカーペットを敷くといいですよ。
▼この事例を詳しく見る
床材選びでお悩みの方は、ぜひ候補の1つとして検討してみてください♪
