< Story >
「片付けよう」と思わなくても、自然と整う住まい。

築29年のマンションで、ご夫婦ふたり暮らし。
子どもが独立し、これからは夫婦二人の暮らしをもっと快適にしたい。
そんな想いから始まったリノベーションでした。
一番のお悩みは、「物が多く、片付けが大変」ということ。
ロードバイクやゴルフ用品、お気に入りの家具やアート。
暮らしを楽しむための”好きなもの”が増えるほど、収納は追いつかなくなり、床やダイニングテーブルには自然と物が集まってしまう。
「もっと収納があれば片付くはず。」
そう思われがちですが、本当に必要だったのは収納量ではなく、暮らしに合わせた収納計画でした。
「使う場所」に収納があるだけで、暮らしは変わる。

今回のリノベーションでは、家全体を「収納中心」の発想で再設計しました。
玄関収納、パントリー、キッチン収納、ウォークスルークローゼット、リビング収納など、それぞれの場所で使うものを、その場所にしまえるよう計画しています。
ホールからパントリーを通ってキッチンへつながる回遊動線
日用品のストック収納
大容量のウォークスルークローゼット
リビング収納
など、暮らしの流れに合わせた収納を各所に配置しました。
収納場所を決めることで、使ったものは「片付ける」のではなく、「元の場所に戻すだけ」。
毎日の家事や片付けの負担を減らし、自然と家の中が整う、そんな仕組みを家全体につくりました。
趣味を我慢しない、広く取った土間玄関。
ご主人の趣味はロードバイク、奥様の趣味はゴルフ。
2台のロードバイクとゴルフバッグを収納できるだけでなく、メンテナンスまで行えるスペースをご希望でした。
そこで計画したのが、ゆとりのある土間玄関です。
縦型のバイクラックを設置できる広さを確保し、メンテナンス用品やヘルメットなどもまとめて収納。さらに、将来的にはエアロバイクを1台設置できるよう、十分なスペースを見込んでいます。
靴もたくさんお持ちのため、収納量はもちろん、来客時にも生活感が見えにくいレイアウトまで細かく工夫しました。
趣味の道具を使いやすく、美しく収納できる土間玄関。
毎日の暮らしが快適になり、好きな時間をより楽しめる、そんな空間を目指しています。
毎日の家事を助ける、回遊キッチン。
住まいの中心となるキッチンには、グラフテクトを採用。
カップボードも同シリーズで揃え、統一感のある空間に仕上げました。
さらに、ホールからパントリーを抜けてキッチンへ回れる回遊動線を採用。
食品ストックや日用品をしまう場所が近く、買い物後の片付けもスムーズです。
R開口によって空間をゆるやかにつなぎながら、視線にはやさしい区切りをつくっています。
毎日の家事を、少しだけラクにしてくれる工夫です。

2帖だけど、いちばん落ち着く場所。
リビングの一角には、小さなヌックを設けました。
デスクを置いて読書をしたり、
コーヒーを飲みながら過ごしたり。
「広い部屋」ではなく、「自分だけの居場所」があることで、暮らしの満足度は大きく変わります。
収納としても活用できるため、趣味や仕事の道具もここにまとめられます。
夫婦それぞれが、自分の時間を心地よく過ごせる場所になりました。

好きな家具が、もっと映える家へ。
今回の設計では、収納だけでなく家具の配置まで細かく計画しました。
アンティーク家具や本棚、ダイニングテーブル。
お気に入りの家具がきれいに見えるよう、サイズを一つひとつ確認しながらレイアウトを設計。
物を隠すだけではなく、「好きなものが映える空間」を目指しています。
片付けを頑張るのではなく、片付く仕組みをつくる。
収納を増やす。
それだけでは、暮らしは大きく変わりません。
どこで使い、
どこへ戻すのか。
その流れまで考えて設計することで、片付けは自然と続けられるものになります。
趣味も楽しめる。
好きな家具も映える。
そして、無理をしなくても整っている。
この住まいは、「収納」をつくった家ではなく、暮らし方そのものをデザインした住まいになりました。
― Event・Seminar ―
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- 広さ
- 78㎡
- 間取り
- 3LDK → 2LDK + WIC + ヌック
- 築年数
- 築29年
- 構造
- RC(鉄筋コンクリート)
- 工事内容
- フルリノベ・部分スケルトン
- リノベ費用
- ~ 1,500万円
- 設計期間
- 4ヶ月
- 工事期間
- 4ヶ月
- エリア
- 福岡県 糟屋郡
- 居住者構成
- 二人暮らし
- スタイル
- ソフトジャパンディ
- スペース
- リビング・ダイニング、キッチン、収納、土間玄関、ヌック
- テイスト
- ナチュラル、シンプル

子育てに快適な、やさしいお家
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写真が映える、やわらかな暮らし 