奥が深い“土間”の世界〜玄関やテラスとの違い、現代の暮らしに合う土間活用術を解説〜

土間(どま)とは、ざっくり言うと「土足のまま歩ける屋内空間」のことです。
床材を張らずにコンクリートやモルタル、タイルなどで仕上げられており、外と屋内をつなぐ中間領域としての役割を果たします。
この“土間”が、現代の暮らしに役立つ空間として今、再注目されているので詳しくご紹介しましょう!
昔は炊事場として土間が活用されていた!

日本では、土間はかつて玄関から台所までの広範囲に設けられていました。
当時の土間は、文字通り土を固めてつくった「三和土(たたき)」という素材で仕上げられており、かまどで火を焚いたり水仕事を行ったりする場所として活用されていたそうです。
火や水、土で汚れたものを扱いやすく、簡単に掃除できるため、炊事や作業をするスペースとして重宝されていたんですね。
地域によっては、土間を「ニワ」と呼ぶこともあったそうですよ。
今でいう玄関・キッチン・収納・作業場を一つにまとめたような空間だったと言えます。
玄関まわりに土間を設けるのが現代の主流に
時は流れて現代でも、この“土間”を住居の中に設けるのが人気になっています。
特に定番となっているのは、玄関の周辺に土間を設ける間取りです。
玄関も土足で入るため、土間と何が違うの?と思われるかもしれませんが、
玄関…靴を脱いだり履いたりする必要最低限の土足の空間
土間…物を収納したり作業したりする、用途が広い土足の空間
という違いがあります。
この2つを融合させた“玄関土間”をつくることで、(1)玄関まわりが広くなり開放感が得られる(2)ベビーカーやアウトドア用品など、外で使う物を玄関まわりに保管できる(3)天候に左右されず、趣味などを楽しむ空間として活用できる、といったメリットが得られます♪

実際にリノベーションで玄関土間をつくった事例が、こちらです。
玄関から続く広い土間スペースは、SNSの撮影やワークスペース、室内干しなど多目的に活用されているそうです。
▼この事例を詳しく見る

こちらは、広い土間にオープンシューズクローゼットを設けた事例です。
汚れた靴のお手入れなどをする際にも、これだけ広い土間があると便利ですね!
▼この事例を詳しく見る
ちなみに、“玄関土間”と言ったり“土間玄関”と言ったりしますが、玄関土間の方が土間スペースが小さめで、もっと広い場合を土間玄関と呼ぶことが多いようです(※明確な定義は今のところありません)。
テラスのように使える“土間リビング”にも注目が!
土足で歩ける空間として、似たようなものに“テラス”がありますが、こちらは主に屋外に設置されるものを言い、屋内にある“土間”とは区別されます。
ところで、最近ではこの“テラス”と“土間”を組み合わせたような土足の屋内空間「土間リビング」にも注目が集まっているんですよ☆

例えばこちらの事例では、バルコニーに接するリビングの一角に土間スペースを設け、趣味の植栽を育てる空間として活用されています。
多少土で汚れても、簡単に掃除できるので便利!
土間の空間があることで、室内と屋内につながりが生まれてより開放的に見えます。
▼この事例を詳しく見る
このような空間を“インナーテラス”や“屋内テラス”と呼ぶこともあります。

こちらは、大胆に家の約半分を土間リビングにした事例です!
実際には土足ではなくスリッパ履きで利用されているそうですが、これだけ広い空間だといろんな用途に活用できそうですね。
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このように、リノベーションで“土間”を取り入れるには「用途に応じて適切なサイズの土間空間をつくること」「砂やホコリが居室へ入り込まないように段差や仕切りを設けること」など、いくつかの注意すべき点があります。
土間づくりに興味がある方は、ぜひ実績豊富なプロシードデザインへご相談ください♪
