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2023.6.16

リノベーションと新築物件の購入どっちがおすすめ?費用相場やメリット&デメリットを徹底比較!

近年、リノベーションの人気が高まっており、中古物件を購入する選択肢を選ぶ人が増えています。

 

ですが、これからマイホームの購入を検討している方とっては、人生に一度の大きな買い物のため、リノベーションをするか新築物件を購入するか迷ってしまうでしょう。

 

今回は、リノベーションと新築物件購入のどちらがおすすめか、メリットとデメリットや費用相場など情報を比較していきます。

 

ぜひ本記事をマイホーム購入の参考にしてください。

 

リノベーションと新築物件の購入どっちがおすすめ?

まず初めにリノベーションが向いている場合と新築物件の購入が向いている場合について解説します。

 

リノベーションが向いている場合

 

中古物件を購入してリノベーションするのが向いているケースは以下の通りです。

 

・費用を抑えたい場合

・物件選びの選択肢を広げたい場合

 

同じエリアの新築物件と中古物件を比較すると中古物件の方が価格が低いです。

 

そのため、物件価格の差額以内でリノベーションを行うことで、費用を抑えてマイホームを手に入れることができます。

 

また、新築物件よりも中古物件の方が市場に多く流通しています。

 

選択肢が多いことで、立地や間取りなど希望の条件に合った物件を見つけやすくなるでしょう。

 

新築物件の購入が向いている場合

新築物件の購入が向いているケースは以下の通りです。

 

・安心して長く住み続けたい場合

・最新設備を利用したい場合

 

建物には寿命があり、築年数が経過する度にあらゆる箇所に劣化症状が見られるようになります。

 

新築物件も購入から数十年経つとメンテナンスが必要になりますが、購入後すぐにメンテナンスが必要になることはありません。

 

近年は長期優良住宅の基準を満たす住宅も増え、適切なメンテナンスを行えば、100年近く住み続けられます。

 

また、建築基準法が改正される前に建てられた住宅と新築物件を比べると耐震性能に差があるため、安心して長く住み続けたい方は新築物件の購入がおすすめです。

 

そして、新築物件は設備も最新のものが取り付けられるため、リノベーションを行って最新設備を取り付ける必要がありません。

 

リノベーションするメリットとデメリット

ここからは中古物件をリノベーションするメリットとデメリットについて解説します。

メリット

中古物件を購入してリノベーションする最大のメリットは新築物件を購入するよりも費用を抑えられることです。

 

新築物件は販売会社の利益が物件価格に上乗せされているため、金額が高く設定されています。

 

また、新築の注文住宅もリノベーションと同じく、自分の希望通りの住まいを実現する方法ですが、立地や希望条件によっては手が届かない金額になってしまうでしょう。

 

リノベーション費用を中古物件と新築物件の差額に収めることで、理想の住まいを安く手に入れることができます。

 

デメリット

中古物件を購入してリノベーションを行うのが一般的ですが、中古物件は新築物件と比べて、築年数が経っていることもあり耐震性が低いです。

 

また、建物の構造によっては、施工内容が制限されてしまう可能性があります。

 

物件を購入する前にリノベーション会社へ相談を行って、希望通りのリノベーションをすることができるか確認しましょう。

 

築年数が古く、劣化が著しい住宅の場合は専門家に住宅診断をしてもらうのもおすすめです。

 

新築物件を購入するメリットとデメリット

ここからは新築物件を購入するメリットとデメリットについて解説します。

 

メリット

新築物件は最新の法律や基準に則って設計、施工されるため、中古物件と比べると耐震性や断熱性が高いです。

 

基本となる住宅の性能が高いことで、快適に安心して暮らすことができるでしょう。

 

また、新築物件も注文住宅であれば、希望通りのデザインや設備の取り付けも可能です。

 

デメリット

新築物件を購入する場合、完成像をイメージするためにモデルハウスなどに足を運ぶのが一般的ですが、完成した実物を見ることはできません。

 

そのため、実際に住み始めた後に、「イメージと違った」「生活しにくい」などと感じることもあるでしょう。

 

あまりにも住み心地が悪ければ、リフォームや住み替えも検討しなければなりません。

 

リノベーション費用と新築物件の購入費用を比較

リノベーションと新築購入のメリットやデメリットについて比較しましたが、費用にも大きな違いがあります。

 

マイホームを購入する際は、予算を決めて、足りない資金はローンを利用する方がほとんどでしょう。

 

ここではリノベーションと新築購入の費用の違いについて詳しく解説していきます。

 

費用の違い

住宅金融支援機構が行った「2019年度 フラット35利用者調査」によると、新築物件の購入にかかった費用は以下の通りです。

 

建物の種類 購入費用
注文住宅 約3,452万円
建売住宅 約3,494万円
マンション 約4,251万円

 

ただし、戸建てを購入する場合は、この金額に土地の代金が上乗せされます。

 

そのため、住んでいる地域によっては、1億円を超えてしまうこともあるでしょう。

 

一方、リノベーションにかかる費用は、部分的なものであれば200万~500万円程度が相場で、耐震工事を含むフルリノベーションを行う場合は1,000万円以上かかるケースもあります。

 

また、リノベーションに使う素材や新しく設置する設備のグレードによって費用は変動するため、複数のリノベーション会社から見積りをもらうことをおすすめします。

 

利用できるローンの違い

住宅購入時に利用されるローンとして最も一般的な「住宅ローン」ですが、新築物件を購入した場合にしか利用できないと思っている人も多いでしょう。

 

しかし、住宅ローンは中古物件を購入してリノベーションを行う場合にも、住宅ローンは利用できます。

 

ただし、物件購入を行わず、既存の住まいをリノベーションする場合は、住宅ローンを利用することができません。

 

また、住宅ローンを利用する場合、建物や土地が担保となるため、新築物件と中古物件では同じ条件でお金を借りることができない可能性があるので注意が必要です。

 

諸費用と税金の違い

新築物件と中古物件を購入する際は、諸費用がかかります。

 

それぞれで必要となる主な諸費用は以下の通りです。

 

新築物件の購入 ・土地の仲介手数料

・確認申請の手続き費用

・地盤改良費用

・登記費用

・上下水道設置負担金

中古物件のリノベーション ・物件購入時の仲介手数料

・売買契約時の印紙税

・登記費用

 

また、不動産を所有すると固定資産税を納めなければなりません。

 

新築物件の場合は、評価額(建物は建設費の約7割、土地は国税庁が定めた路線価から算出)の1.4%を固定資産税として納める必要があり、この評価額は3年ごとに見直されます。

 

基本的には、築年数が経つごとに評価額は下がっていきますが、0円になることはなく、新築時の評価額の20%が下限です。

 

ただし、リノベーションを行って床面積が増えた場合、評価額が上がる可能性もあるため注意しましょう。

 

まとめ

今回は中古物件を購入してリノベーションした場合と新築物件を購入する場合の情報を比較しました。

 

リノベーションと新築には、それぞれメリットやデメリットがあるため、マイホームに何を求めるかによって、選ぶべき選択肢は変わるでしょう。

 

基本的には、費用を押さえて理想の住まいを実現したい方はリノベーションが、高い住宅性能と最新設備を使いたい方は新築がおすすめです。

 

これからマイホームの購入を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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