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2023.4.12

床材にこだわったおしゃれなリノベーション事例を紹介!床材の種類と選び方など基本知識を徹底解説

床をリノベーションすることで、住まいの印象は大きく変化します。

 

また、裸足で歩く人が多い日本の住まいにおいては、床に汗が浸み込んでしまうなど劣化がしやすい箇所と言えます。

 

本記事では床材にこだわったおしゃれなリノベーション事例や床材の種類、選び方の情報について解説します。

 

リノベーションを検討している方はぜひ参考にしてください。

 

床材の種類と特徴について

ここからは床材の種類と特徴について紹介します。

 

合板フローリング

薄い板を貼り重ねてつくる合板フローリングは、他の床材と比べてコストパフォーマンスが良く、建売戸建てや分譲マンションの標準仕様として多く採用されています。

 

床材の表面に使用している木材の種類や色合いによって、部屋の雰囲気を変えることができます。

 

また、キズがつきにくいタイプやシミ汚れ防止などの高性能な製品もあり、バリエーション豊かです。

 

無垢フローリング

丸太から一枚の板を切り出して作る無垢フローリングは、木材の良さが存分に活かした床材で、見た目や肌触りが良いのが特徴です。

 

また、天然の木ならではの、匂いはまるで自然の中にいるような落ち着く部屋へと変えてくれます。

 

合板フローリングと比べると費用は高くなってしまいますが、一枚板のためメンテナンスがしやすく、補修をしながら長く使えばコストパフォーマンスは決して悪くないでしょう。

 

防音フローリング

マンションなど集合住宅で採用されることの多い防音フローリングは、歩いたときの足音や物を落としてしまったときの音が下の階に伝わりづらい特徴があります。

 

また、マンションの管理規約で床材には防音フローリングを使用することが義務付けられている場合もあります。

 

防音フローリングの種類はいくつかありますが、板の裏に防音材が貼り付けられているものが一般的です。

 

最近では、さまざまなデザインや材質の防音フローリングが登場しており、部屋の雰囲気に合わせて自分好みの製品を選べるでしょう。

 

クッションフロア

クッションフロアは、厚さ1.8mm〜3.5mm前後の塩化ビニールで作られた床材です。

 

防水性と耐久性の高さが最大の特徴で、表面にはさまざまなデザインがプリントされているため、部屋の雰囲気に合わせやすいでしょう。

 

キッチンや洗面所など、水回りの床材として使用されることが多いですが、木目調や大理石調のデザインにすることで、その他の場所の床材に使用することも可能です。

 

材料費も比較的リーズナブルですが、肌触りはフローリングタイプと比べると劣るため、リビングや寝室に使うことはあまりおすすめできません。

 

タイル/レンガ

タイル/レンガの床材は意匠性が高く、床材に使用するだけで一気に部屋の雰囲気がおしゃれになります。

 

カラー・サイズなどバリエーションが豊富なため、さまざまなテイストの部屋でも相性が良いでしょう。

 

また、油と水に強い素材のため、キッチンの床材に使用されることが多いです。

 

タイルカーペット

カーペット素材の床材を正方形や長方形にカットし、床に敷き詰めるタイルカーペットは、デザインの違うものを組み合わせることで、個性的なデザインにできるのが特徴です。

 

キズや汚れがついても、1枚単位で交換することができるため、メンテナンス費用が抑えられます。

 

ただし、カーペットのタイプによっては汚れが蓄積しやすいため、掃除や手入れの手間が他の床材と比べて大きいです。

 

【場所別】床材にこだわったおしゃれなリノベーション事例

床材にはそれぞれ特徴があり、貼り付ける場所によって適している材質は異なります。

 

ここからは床材にこだわったおしゃれなリノベーション事例を場所別に紹介していきます。

 

リビング

リビングは居住者だけでなく、ゲストを迎え入れ全員がくつろぐメインとなる場所です。

 

リビングの床をリノベーションする際に意識すべきポイントは、内装やインテリアとの相性です。

 

壁紙や収納棚だけでなく、ソファやテーブル、テレビ台など、全体の統一感を意識しましょう。

 

キッチン

キッチンで料理をすることが多い方は、床材にもこだわると良いでしょう。

 

料理をするときに油が跳ねてしまったり、洗い物をするときに水が飛び散ってしまうことがあります。

 

キッチンの床に防水性や汚れに強い床材を選ぶことで、掃除やメンテナンスがしやすくなるだけでなく、衛生面も保たれます。

 

水や油に強い、クッションフロアやタイルがおすすめですが、キッチンマットを敷くことで代用することも可能です。

 

また、タイルタイプの床材は食器を落としたときに、タイルが割れてしまうこともあるので注意しましょう。

 

洗面所

洗面所は歯を磨いたり、洗顔をする際に水が飛び散りやすい場所です。

 

また、脱衣所と洗面所が同じ空間にある場合は、浴室からの湯気で湿気がこもりやすく、カビが繁殖してしまうでしょう。

 

そのため、床材には防水性が高く、カビが生えにくい素材を選ぶことをおすすめします。

 

一方、フローリングのように木を使った床材は、水が染み込みやすいので避けた方が良いでしょう。

 

玄関

玄関は家に入って最初に目にとまる「住まいの顔」とも言える場所です。

 

そのため、機能性だけでなく、デザイン性も重視して床材を選ぶのが良いでしょう。

 

一般的には、無垢フローリングやタイルなどが選ばれます。

 

また、玄関の土間部分は靴を履いた状態で通り、雨の日などは濡れることもあるので、耐久性に優れた素材がおすすめです。

 

トイレ

トイレは尿が飛び散ったり、隙間にホコリが溜まってしまうなど、衛生面を保つためにも掃除を頻繁に行わなければならない場所です。

 

そのため、掃除のしやすい床材かつ掃除用品を使用しても耐えられる、薬品耐性のある床材が望ましいでしょう。

クッションフロアは耐久性が高く、価格も安いため、トイレの床のリノベーションで良く選ばれます。

 

また、冬場は暖房設備がなく冷え込むため、タイルのように冷たさを感じやすい床材は避けた方が良いでしょう。

 

床材を選ぶときのポイント

リノベーションに使う床材を選ぶときは次のポイントを押さえておきましょう。

 

・内装やインテリアとの統一感を保つ

・場所に合わせて素材を選ぶ

 

それぞれについて詳しく解説していきます。

 

内装やインテリアとの統一感を保つ

床材を選ぶ際は部屋全体の統一感に気をつけましょう。

 

部屋の中でも床は大半のスペースを占めるため、選ぶ床材によって空間の雰囲気は大きく左右されるでしょう。

 

基本的には、壁紙やインテリアに合わせたデザインの床材を選ぶのがおすすめです。

 

それぞれのテイストが噛み合わないとまとまった雰囲気にはなりません。

 

部屋全体をリノベーションする場合は統一感を、床材だけを張り替える場合は内装やインテリアに合わせるようにしてください。

 

場所に合わせて素材を選ぶ

床材には、メンテナンスがしやすいもの、防水性や汚れがつきづらいものなど、特徴はそれぞれ違います。

 

そのため、床材を選ぶ際は場所に合わせて素材を選ぶと良いでしょう。

 

とくにキッチンや洗面所などの水回りは、防水性に優れたタイルタイプの床材やクッションフロアがおすすめです。

 

また、リビングや寝室などは触り心地の良い素材を選ぶことで、安らぎのある空間にリノベーションすることができます。

 

ただし、マンションをリノベーションする場合は、管理規約によって防音性の高い床材を使用することが義務付けられていることもあるので必ず確認してください。

 

まとめ

床はスペースの大半を占めるため、選ぶ床材によって部屋の雰囲気が大きく左右されます。

 

また、床材の種類はいくつかあるため、内装やインテリアとの相性を考えて素材やデザインを決めましょう。

 

ですが、リノベーション完成後のイメージが湧かないという方も多いと思います。

 

床をリノベーションをした事例を参考に、リノベーション会社に相談することをおすすめします。

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