【最新】リノベーションに役立つ間取りシミュレーションができるアプリ10選!使い方や注意点について解説
「リノベーションが完成した後の部屋のイメージが湧かない」
「どのくらいの大きさの家具を置けるの?」
リノベーションをする時にこのような悩みを持っている方も多いでしょう。
従来はリノベーション会社が撮影した写真やカタログを見てリノベーションの完成をイメージしていましたが、完成した住まいがイメージと違うと後悔した人の意見も実際に多く見られました。
そのような悩みを解決するために、近年はスマートフォンやiPadで利用できるリノベーションに役立つアプリがたくさん登場しています。
本記事では、おすすめのリノベーションアプリについてや、使い方や注意点について解説していきます。
リノベーションに役立つアプリとは?
リノベーションアプリは部屋のデザインやカラーをシミュレーションしたり、家具を配置してリノベーション後の完成イメージを膨らませるために利用されます。
無料で使えるアプリが多いため、リノベーションを検討している方の多くが一度シミュレーションを行ってからデザインを決めています。
また、部屋の中を3Dで表示することができるため、写真では判断できない圧迫感なども確認することができるのが特徴です。
ここからは、リノベーションをする際によく使われるアプリを紹介していきます。
リノベーションシミュレーションアプリ
リノベーションシミュレーションアプリの特徴は部屋のデザインを自由に変更することができるため、仕上がりとイメージのギャップを少なくすることが可能です。
主なアプリは以下の通りです。
・なぞってリフォーム
・Home Design 3D
なぞってリフォーム
リノベーションしたい部分を写真撮影し、1000点以上のデザインを使ってシミュレーションすることができます。
デザイン素材の豊富さが特徴で、外壁や屋根、玄関などの外装もシミュレーションできるため、完成後のギャップを抑えられるでしょう。
有料プランを利用するとリクシルやTOTOなどの有名建材メーカーの製品を実際に配置してシミュレーションすることも可能です。
Home Design 3D
Home Design 3Dは間取りの写真保存などは有料ですが、細かいシミュレーションをアプリで行うことができるため、こだわってリノベーションをしたい方におすすめです。
アプリ内で作成した間取りを3D化し、家具を配置することができます。
さらに季節や時間帯の設定もできるため、陽の当たりなど細かい部分もシミュレーションできるのが特徴です。
無料版で一度操作などを確かめてから有料版を利用するか決めるとよいでしょう。
間取り作成アプリ
間取り作成アプリは間取りを自分で作成できるのが最大の特徴です。
設計の知識がなくても間取りを作成でき、操作も簡単なアプリが多いです。
主なアプリは以下の通りです。
・間取りTouch+
・magicplan
間取りTouch+
間取りTouch+は間取り図を自分で簡単に作成することができるアプリです。
画面上にデフォルトで用意されている部屋を追加するだけで間取り図を作成できるため、難しい操作はありません。
また、細かいサイズの調整も数値を入力することで変更可能です。
作成した間取り図は写真データとしてスマートフォンのアルバムに保存することができるため、写真を保存して事前にリノベーション会社にメールで送付しておくとよいでしょう。
magicplan
magicplanは部屋の広さをカメラ撮影するだけで寸法することができ、間取りを自動で作成してくれる便利なアプリです。
中古物件を購入してリノベーションしようと考えている方は、内見に行った際などにmagicplanを使って撮影をすると良いでしょう。
後から、サイズの調整や間取りの変更をアプリ上ですることもできるため、リノベーションプランを立てる際に役立ちます。
また、作成した間取りは3D表示させることが可能で、この機能は有料プランに加入することで利用できます。
物件探しアプリ
物件探しアプリは中古の戸建てやマンションを購入して、リノベーションを検討している方におすすめのアプリです。
主なアプリは以下の通りです。
・不動産検索 マンション/戸建て/土地をまとめて検索
不動産検索 マンション/戸建て/土地をまとめて検索
不動産検索 マンション/戸建て/土地をまとめて検索はSUUMOやライフルホームズといった大手不動産情報サイトの情報と連携しているため、このアプリ1つで中古物件の情報を収集することができます。
エリアや広さ、築年数などの条件を絞り込むことができるので、自分の希望に近い物件を探すことができるでしょう。
また、物件の情報には金額も記載されているため、リノベーションの予算を決める時にも役立ちます。
デザインや事例のチェックアプリ
リノベーションのプランニングをする際に欠かせないのが、デザインに関する情報です。
デザインのイメージが湧かないという方はデザインや事例が確認できるアプリを利用しましょう。
主なアプリは以下の通りです。
・RoomClip
・Houzz
RoomClip
RoomClipは利用しているユーザーがおしゃれな部屋やインテリアの写真を投稿するアプリです。
実際にリノベーションをしたユーザーの写真もあるため、イメージがつきやすく、気に入ったインテリアがあれば、アプリからそのまま購入できることが最大の特徴です。
自分好みの写真はブックマークに保存して、後から見返せるようにしましょう。
Houzz
Houzzはリノベーションした住まいの雰囲気やインテリアデザインの写真を数百万枚提供しているアプリで、自分好みのリノベーションデザインを見つけることができます。
国内だけでなく、海外のリノベーション事例もチェックできるため、海外風の住まいに憧れている方にもおすすめです。
また、リノベーションに関する記事も定期的に配信しているため、リノベーションの知識がない方も知識を学ぶことができるのが特徴です。
リノベーションアプリを使う時の重要ポイント
リノベーションアプリはリノベーションのイメージを具体的にできる便利なツールですが、使用時には抑えておくべきポイントがいくつかあります。
ここでは、リノベーションアプリを使う時の重要ポイントについて3つ紹介します。
ポイント①:実物に近い家具や壁紙でシミュレーションする
リノベーションアプリでは、実際に家具を配置したり、壁紙のデザインを変えることでリノベーション後のイメージをすることができます。
選択できる家具や壁紙の種類も豊富なため、色々と試しながら自分好みのデザインを見つけることができるでしょう。
ただし、実際に販売している製品とは違うものを選んでしまった場合、リノベーションをした後に「イメージと違った」と感じてしまうため、できるだけ実物に近いものを選ぶのがおすすめです。
ポイント②:3D表示機能があるアプリを選ぶ
リノベーションアプリを使うメリットの1つとして、3D表示でより正確なイメージをすることができることが挙げられます。
写真など表面だけで確認をすると、家具を配置したことによる圧迫感などは分かりません。
3Dで立体的に確認することで、デザインだけでなく、リノベーション後の住みやすさもイメージできるでしょう。
ポイント③:陽当たりや防犯についても確認する
リノベーションは室内のデザインや家具の配置などを事前にイメージできる便利なアプリですが、立地条件によっては陽当たりが悪かったり、防犯に問題がある場合もあります。
リノベーションアプリの中には陽当たりを確認できるものもあるため、少し室内が暗いと感じたら、窓を大きくしたり、ライトの数を増やすなどの工事も検討した方がよいでしょう。
リノベーションアプリの注意点
リノベーション後の完成を事前にイメージすることができるため、後悔のないリノベーションをするためにアプリの利用は重要です。
しかし、アプリでシミュレーションしていたとしても、実際にリノベーションをした後の住まいが全くイメージ通りになるとは限りません。
そのため、リノベーションをする際は、アプリだけでなくリノベーション会社に相談をしてプランニングすることをおすすめします。
特に壁紙や床材などの色合いはアプリで確認するよりも、実物を確認した方がイメージ通りにすることができます。
アプリでのシミュレーションはあくまでシミュレーションなため、参考程度に考えるようにしましょう。
まとめ
本記事では、リノベーションをする際に便利なシミュレーションアプリについて紹介してきました。
事前にシミュレーションをすることで、リノベーション後の住まいをイメージすることができます。
家具の配置や壁紙の色合いなどがイメージから大きくズレることがなくなるため、後悔のないリノベーションを実現できるでしょう。
しかし、あくまでシミュレーションであるため、100%イメージ通りにリノベーションできるとは限りません。
アプリでシミュレーションした結果をもとに、リノベーション会社へ相談をして、具体的なプランを計画してください。