リノベーションに必要な現地調査〜チェックすべきポイントを解説〜
中古マンションをリノベーションする場合は、その物件でどの程度の工事が可能なのか&必要なのかを調べるために、事前に「現地調査」というものを行います。
その際にチェックする箇所について、詳しくお伝えしましょう!
リノベーションの現地調査って?
現地調査は、建物の構造、劣化している所、リノベーションできること、できないことを調べる目的で行います。
電源や給湯器の状態、配管のルート、床・天井裏の状態などを、図面と照らし合わせながら一つ一つ確認していきます。
ちなみに、プロシードデザインで現地調査をする時に必ず持っていく“調査の神器”はこちら!
高さや長さを正確に把握するための定規、メジャー、レーザー距離計に、水平器、カメラ、ドライバーなどなど…。これだけのツールを使って、物件の正確な状態を調べていきます☆
リノベーションの現地調査で確認すること
リノベーションの現地調査では、主に次の内容を確認していきます。
▸ 電気・ガス関連
電気のアンペア数を見るためにブレーカーをチェックし、配線がどのようになっているのかも実際に見て記録しておきます。また給湯器を変えることもあるため、メーカー名や品番をメモします。
▸ 水回り
現在あるトイレの品番を確認しつつ、排水はどうなっているか、水圧はどの程度かを調べてどんなタイプのトイレに変えられるかチェックします。キッチンやバスルームも同じく品番をチェックし、配管がどうつながっているのか調べます。
▸ 床や天井
和室がある場合は畳を上げて、床下の高さを調べます。また天井の点検口を開けて天井裏の様子を撮影し、コンクリートから天井までの距離も確認。さらに、浴室やトイレがどのような排気ルートになっているのかも把握しておきます。
▸ フロアや壁の音・色
床材が劣化していないか、壁の裏側の下地材がどうなっているのか確認するために、フロア中を足踏みして歩いたり、壁をノックしたり、水漏れの変色がないか目を凝らしたり…五感を使って調査します!
▸ 搬入経路
使いたい資材を部屋まで運び込めるかどうかも、大事なポイントです!エレベーターや非常階段、ドア、ベランダの大きさを測定して問題がないか調べます。
現地調査は、自分がやりたいリノベーションが可能かどうかを確認する大事な作業ですが、これだけの項目をお客様だけで調べるのは難しいですし、とっても大変ですよね!
だからこそ、物件を購入する前からリノベーション会社に相談して、プロの目で調査してもらうのが一番です。
意外?リノベーションの現地調査で確認しなくて良いこと
現地調査にお客様が同行される場合、ご自身でもいろいろとチェックされたいことがあると思います。その際、「気になるかもしれないけれど、ここは気にしなくて大丈夫ですよ♪」というポイントもお伝えしておきます!
▸ 内装の古さ
内装が古いと「ここにはあまり住みたくないな…」と思われるかもしれませんが、リノベーションで見違えるほどきれいになるので、そこで引っかかって購入を諦めるのはもったいないです!それよりも、お家全体の広さやベランダから見える景色など、リノベーションで変更が効かない部分に目を向けておきましょう☆
▸ 臭い
築古の物件だと、古くなった床や配管から独特の臭いがすることも…。ですがリノベーションで新しくすると、ほとんどの場合、工事完了後には臭いは消えてしまいます♪マイナス要素として捉えがちですが、新しくなることを念頭に置いて内覧を楽しみましょう!
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