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2022.11.17

福岡で住宅リノベーション!〜スケルトンリノべと既存残しの違い〜

中古住宅のリノベーションには大きく分けて、「スケルトンリノベーション(躯体だけ残して全部つくり変えるリノベーション)」と「既存残し(「部分リノベーション」とも言います)」があるのを知っていますか?

 

ぜーんぶリノベーションする場合と、今あるお部屋を部分的に残しながらリノベーションする場合、それぞれにどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

 

実際の例も交えて解説します!

 

 

スケルトンリノベーションのメリット・デメリット

 

スケルトンリノベーションとは、床や壁、天井を全部壊して骨組み(=スケルトン)だけの状態からリノベーションする方法のことです。

 

 

スケルトンリノベーションのメリットはこちら!

 

・ 間取りもデザインも好きに変えられる

リフォームとは違い、家の中を丸ごとリノベーションするので、部屋数を増やしたり減らしたり、動線を変えたりするのも自由自在♪デザインも自分好みに統一できます。

 

・ 劣化した断熱材や配管まで新しくできる

床や壁を取り壊して工事を行うので、断熱材や配管など劣化しているものが見つかれば取り替えて新しくすることができます。

 

・ 新築マンションよりもリーズナブル

新築マンションを買うよりも、中古マンション購入×リノベーションの方が金額的に安く抑えられることが多いです。

 

 

スケルトンリノベーションのデメリットはこちら!

 

・ 工期が長め

一般的なリフォームよりも工事が長くかかります。それを見越して早めにプランニングに入ることをお勧めします。

 

・ 一部変更できない部分もある

マンションの共有部分にあたるもの(玄関ドア、ベランダなど)は変えることができません。

また構造上、壊すことのできない壁もあるので、事前にプロに見てもらっておくと安心です。

 

 

既存残し(部分リノベーション)のメリット・デメリット

 

 

既存残しとは、「リビングだけ」「水回りだけ」など場所を限定してリノベーションする方法のことです。

 

 

既存残しのメリットはこちら!

 

▸ スケルトンリノベーションよりも安い

工事する面積が小さいので、スケルトンリノベーションよりもコストが安く済みます♪

 

▸ 工期が短い

工事の規模にもよりますが、リノベーションする部分が限られている場合は数日から数週間程度の工期で終わることが多いです。

 

▸ 住みながら工事できる

リノベーションの内容によっては、住みながら工事を進めることも可能です!早く新居で生活されたい方にピッタリです。

 

 

既存残しのデメリットはこちら!

 

▸ できることが限られる

既存残しの場合は、間取りを変えるなど大掛かりな工事は難しいです。ガラリとお部屋の雰囲気を変えたい人は、スケルトンリノベーションの方がいいでしょう。

 

▸ 想定外のコストがかかることも

工事の途中で配管などの不具合が見つかった場合、想定していたよりも広範囲の工事が必要になる場合もあります。

築古物件の場合は最初からスケルトンリノベーションを検討するのもありです。

 

 

「既存残し」を選んだYさま邸のケース

 

プロシードデザインでは、Yさま邸のリノベーションを「既存残し」で行いました!その詳細について、設計デザイン担当の繁田がお答えします♪

 

Q.なぜYさま邸では既存残しを選んだの?

 

【繁田】Yさまご夫婦は「LDKをしっかりリノベーションしたい」と希望されていて、他のお部屋に関しては大幅な変更を必要とされていなかったんですよ。

そこで、キッチンなどの設備にお金をかけて、他はうまくコストダウンするために既存残しを選びました!

かなり広いLDKだったので、床なども既存のものを活用して予算を調整しました。

 

Q.既存残しの難しいところは?

 

【繁田】新しく取り付ける部分と既存の部分を合わせるのに、細やかな調整が必要になるところです。

工事範囲は限られますが、手間は実質増えるので、大工さんの技術に頼る部分も大きいです。

リノベーションが上手い大工さんにお願いすることも大事ですね。

また大きな家具を搬入する場合、既存残しだとルートの確保が難しい場合もあるので事前によく計画しておくことが大切です。

 

Q.既存残しかスケルトンリノベーションか、迷った時はどこで判断すればいい?

 

【繁田】壁を壊す範囲が広い場合は、工事が大規模になるので、いっそのことスケルトンリノベーションを選んだ方がいいでしょう。

また物件自体がどれくらい傷んでいるかにもよりますね。

築古物件の場合、調べてみると床の下地が劣化していて広範囲で取り替えないといけないこともあります。

床鳴りがひどい場合は、スケルトンリノベーションを検討することをお勧めします。

図面を見ただけでは劣化の具合は判断できないので、私たちは事前に必ず物件を内覧して、隅々まで歩いてチェックするようにしていますよ☆

 

 

プロシードデザインでは、福岡で中古住宅のリノベーションをご検討中の方へお役に立つ情報をお届けしています。

リノベーションでわからないことがあったら、ぜひ当社の「マイホーム相談会」へお越しください♪

 

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