リノベーションをゼロから始めよう! 福岡でリノベーションやリフォームの打ち合わせ前にやっておきたいことは?
新築にするかリノベーションやリフォームにするか迷っている方必見!
リノベーションをゼロから始める上で、お打ち合わせをする前に準備するものや知っておきたいポイントなどをご紹介していきます。
リノベーションをゼロから始めよう!
全国的にも、もちろん福岡においても大人気のリノベーション!
一言でリノベーションと言っても、物件をお持ちでない方にとっては中古マンションや中古戸建ての購入からリノベーションまで、その工程は非常に多く、様々なことに悩まれている方は多いと思います。
「リノベーションって何から始めればいいの?」「とりあえず打合せや相談から始めればいいの?」など疑問に思われている方も少なくないと思います。
そこで、リノベーションやリフォームを検討する上で、準備をしておきたいポイントを今回はご紹介していきます。
まず初めに、リノベーションの工程を簡単にご説明します。
① 物件探し
② 不動産(仲介会社)との打合せ
③ 物件の購入
④ リノベーション施工会社選び
⑤ リノベーションの打合せ
⑥ 施工打合せ
⑦ 最終確認
⑧ お引き渡し
こちらは簡易的な工程を書いておりますが、より細分化するとお引渡しまでには、もっと多くの工程を経る必要があります。
もちろん時間も労力もかかりますし、前もった知識や準備が有るのと無いのとでは、時間も労力もモチベーションも変わってきます。
そこで、物件探しやリノベーションの打合せを始める前に、「準備しておきたいこと」、「前もって知っておきたいこと」などをお客様の声やリノベーション会社の声などからご紹介していきます。
リノベーションの打合せ前に準備しておきたいこと
まずは自分やご家族の「好みのテイスト」を明確化
リノベーションや部分的なリフォームをする上で、まず初めにやっておきたいことは「好みのテイスト」を明確にしておくことです。
「そんなこと当たり前!」「大雑把になら大体はイメージしている」そんな声が聞こえてきそうですが、当然のことを改めてここでご紹介する理由は、リノベーションの打合せを進めていくにあたって必ずできることとできないことが発生したり、施工事例や雑誌などを見てテイストが目移りしたりするからです。
リフォームやフルリノベーションの費用、コストは「どんな暮らしにしたいか」「どんな住まいをつくりたいか」によって大きく異なります。
例えば初歩的なことですが、何LDKくらい必要なのか?
キッチンのテイストはシステムキッチン?アイランドキッチン?カウンターキッチン?
リビングのコンセプトは?デザインにこだわる?それとも自然素材重視?
など、どんなお家にしてどんな暮らしを求めるのかを整理し明確にするだけで、物件選びからリノベーションまで、よりスムーズで効率的にすることができます。
また大枠の暮らし方やテイストだけでなく、例えば、西洋のような可愛らしい内装や設備、照明器具などが好きな方は「輸入住宅」系の住まいが好みであるかもしれませんし、西海岸のような海の近くに映えるカジュアルな「西海岸スタイル」が好みかもしれません。
また、白や黒など色調が統一された洗練されたデザインだと「シンプルモダン」「ホテルライク」。
材木や無垢材など木のぬくもりにこだわるのであれば「自然素材系」など、雑誌やテレビ、SNSなどのインターネットなどで検索すると多くの情報があります。
お好みのスタイルを探しに行きましょう。
まずは、前もってご自身やご家族の「どんな住まいにしたいのか」「どんな暮らしが欲しいのか」を机に並べてみて、会話することから始めましょう。
後から希望を出しては手遅れになることも多々あります。
最初は、費用やコストのことは考えずに理想の住まいを出し合っても問題ありません。
予算の明確化
上記した、希望の「住まい」「テイスト」が明確にできたら、次に悩みのタネとなるのが「予算」に関してです。
もちろん十分な予算があり、ご希望の住まいに関わる費用を賄える世帯は問題ありませんが、検討される多くの方が悩まれるのが「予算」になります。
また予算に関しては、お見積りなども必要になるためご自身やご家族だけで費用やコストを算出するのが難しいという現状もあります。
もちろん、不動産屋さんやリノベーション業者と相談・打ち合わせをして大体の予算や費用感を相談されることが望ましいですが、ご自身やご家族だけで検討されている場合には、希望の住まいに関する「優先順位」を決めて置くと、よりスムーズにリノベーションを検討できます。
例えば、奥様の意見を尊重して「キッチン」を一番に考える。
その場合、予算に応じては旦那様の「書斎」が設置できない可能性が出てきたり、家族の「リビング」を一番にすることで、子供部屋が狭くなったり。
など、希望する「優先順位」によって間取りや暮らしが変わることも多くあります。
ですので、まず取り入れたい設備や間取りなど、リノベーションでやりたいことに「優先順位」を決めておくことをおすすめします。
優先順位を決めることで、スムーズに住まいの「取捨選択」が可能になります。
ライフスタイルや環境に合わせた暮らし
リノベーションに限らず、新しい住まいを検討する上で陥りがちになるのが、「土地(エリアや地域)の問題」です。
というのもリノベーションをする上で物件をお持ちでない場合、まずは物件選びが発生します。不動産会社に相談するケースもあれば、工務店や住宅会社がワンストップで物件を案内してくれるケースもあります。
要するに「希望のエリア」が見つかるかどうかわからないことを念頭にリノベーションを検討された方がより効率がいい場合があります。
どうしても、小学校や中学校など行かせたい学区がある、親御さんの出身校や育った地域で暮らしたいなどエリアへの固執がある場合は別ですが、土地やエリアで住まいを検討するのではなく、ライフスタイルや暮らし方、お子様の成長観点で住宅を検討してみてもいいかもししれません。
依頼したいリノベーション会社の専門性や特徴を把握しておきたい
リノベーションを検討する場合、リノベーション会社や工務店(施工会社)によっては得意な工事やジャンルが異なる場合があります。
例えば、漆喰や珪藻土などの内壁塗装である左官工事が得意であったり、材木や無垢材などの自然素材にこだわったりなど会社によって得意ジャンルがあります。
そのため、自分が思い描いている住まいの内容やこだわりと依頼する会社の得意分野が一致していることは非常に重要です。
住宅会社を選ぶ際、施工事例や過去物件、会社概要などを参考にして、その会社が何を得意としてどんな特徴があるのかその内容を把握しておくと良いでしょう。
またこれは、中古マンションや中古戸建てなどの物件を選ぶ際にも言えます。
一概に不動産会社と言っても、管理している物件などによっては物件探しにおいて差異がある場合もあります。
また物件探しが得意な不動産会社もあれば、リノベーションに適した物件選択が得意な会社もあります。
不動産会社の営業マンのスキルや知識次第では、希望のリノベーションができるかできないかなど、物件選びの段階で相談に乗ってくれるケースもあります。
ですので、物件選びにおいてもリノベーション会社選びにおいても、はたまたワンストップで行ってくれる会社選びにおいても、その会社の得意分野や住まいのスタイルを把握しておくと、自分の好みの物件をスムーズに探すことができ、より希望や要望に近いリノベーションができるかもしれません。
物件選びとリノベーションの打合せ時に注意したいこと
これまでの記事にて、打合せに進む前に準備しておきたいことをご紹介してきましたが、それでは実際に物件を選ぶ際やリノベーションの打合せをする際に注意しておきたいことをこちらではご紹介していきます。
希望のリノベーションを成功するために「物件選択」はとても大事
当たり前のことになりますが、中古マンションを購入してリノベーションをする場合、中古マンション=「物件」は何よりも大事になります。というのも、リノベーションにおいてよく起こり得ることとして、物件の規格や規制で希望のリノベーションが叶わないケースがあります。例えば、本来2部屋ある間取りの壁を壊して、大きく広々とした1部屋にしたかったが、物件の規格や柱などの構造上叶わなかったケースなど。
そのため、まず物件選びの際に必要になるのが、こちらの記事で先述してきた「好みのテイスト」と「予算」をしっかり打合せ時に伝えて、擦り合せをしておくことが大事となります。例えばお子様がいるご家庭の場合、子供部屋の数やお子様の成長に合わせた間取りをあらかじめ検討すべきですし、希望や要望の間取りがしっかりと予算内に収まるかどうかを依頼する会社の担当者や金融機関(ローンを組む予定の)と相談しておく必要があります。
前もって整理しておいた、「好みのテイスト(間取り)」と「予算」をしっかりと依頼する会社に伝え、それを元にしっかりと希望のリノベーションを実現するべく擦り合せを行っていくと、より良いリノベーションになる可能性は高くなるでしょう。
わからないことは持ち帰る!
こちらも当然のことですが、リノベーションにて新しい住まいを得るためには、こちらの記事でも書いてきましたが、お引渡しまでの工程が数多くあります。
もちろん物件の購入や打合せ、リノベーションまでがスムーズに問題なく進む場合もありますが、それぞれの工程の中で上手く行かずに滞るケースも多々あります。
そういった滞りが生じた場合、検討することや考えることが非常に多いため、依頼会社に任せて丸投げにしてしまう場合もあるかもしれません。
もしそのような滞りや上手く行かないことが生じた場合は、依頼会社だけでなく他の会社に相談してみたり、身近に知識のある人がいればその人を頼ったりと、一旦持ち帰って冷静に計画をし直してみることをおすすめします。
決して、一回依頼した会社で全てを完結しないといけないわけではありませんので、わからないことや不安に思うことがあれば、是非立ち止まってゆっくりとじっくりと再検討してみるといいでしょう。
まとめ
今回の記事では、リノベーションにおける「打合せ」の前に準備しておきたいことをご紹介してきました。
これからリノベーションを検討していく上で、その工程は多く、非常に長い道のりかもしれません。
しかし、人生に何回もあるわけではないマイホームの購入ですし、じっくりとゆっくりと検討されてみてください。
プロシードデザインでは、そんなこれからリノベーションを検討されている方のために、様々な見学会イベントやセミナーを実施しております。
お気軽に何でもご相談下さい。
ひとりひとり、ご家族ごとに異なったデザインとリノベーション、住まいをご提案しております。
是非そちらのページも御覧ください。