2025.1.10

200万円の予算でどこまでリフォームできる?施工内容や費用を抑えるポイントを紹介!

 

「リノベーションを考えているけれど、予算は200万円程度で本当に実現できる?」そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

 

大規模なリノベーションを行うために、200万円という予算は決して十分ではないかもしれません。

 

しかし、工夫次第ではキッチンやトイレなど特定の箇所を重点的に施工し、満足度の高い空間を作り出すことが可能です。

本記事では、200万円以内で実現可能なリノベーションの具体例や費用を抑えるためのポイントをご紹介します。

 

予算200万円でできるリフォーム

 

予算200万円でできるリフォームは以下のようなケースが挙げられます。

 

・内装リフォーム

・水回りリフォーム

・間取り変更

 

それぞれのリフォームについて詳しく解説します。

 

内装リフォーム

内装リフォームでは、主に壁紙の貼り替えや床の張り替えといった工事が一般的に行われます。

例えば、3LDKの壁紙をスタンダードな素材で貼り替える場合、費用はおよそ40万~50万円程度が目安になります。

さらに、3LDKの部屋全体の床を張り替える場合の費用は50万~90万円程度です。

また、内装リフォームでは、使用する素材のグレードによって費用が大きく変動するため、予算に合わせて選ぶことが大切です。

 

水回りリフォーム

以下のような箇所が水回りに該当し、リフォームにかかる費用の目安は次のとおりです。

 

キッチン:50万~150万円

トイレ:5万~25万円

洗面所:10万~30万円

浴室:50万~150万円

 

キッチンのリフォームではシンプルな設備を設置し、位置を変更しない場合は100万円以内で収まるケースが多く見られます。  

一方で、設備のランクを上げたり、キッチンの配置変更を伴う工事を行ったりすると、費用が150万円以上かかることもあります。  

さらに、キッチン以外の水回りについても、設備のグレードや内装工事の有無によって費用が大きく変わるので、慎重に選びましょう。  

 

間取り変更

間取り変更リフォームは、壁を取り払って広い空間を作るケースや新たに壁を設けて部屋を増やすケースなど、住まいの使い勝手を大きく向上させるリフォームです。

 

費用相場は変更内容や部屋の広さによって異なりますが、一般的には50万円から150万円程度が目安です。

例えば、3LDKの壁を取り払って広いリビングを作る場合は約80万円~120万円、逆に1部屋を2部屋に仕

 

また、間取り変更に伴う配管や配線工事が必要な場合は、さらに追加費用が発生することもあります。

 

予算200万円でできないリフォーム

 

予算200万円では、スケルトンリフォームのように大規模な工事を行うことは難しいでしょう。

スケルトンリフォームとは、内装をすべて解体し、キッチンや浴室、トイレなどを含む設備を一新する工事です。

 

間取りを根本から作り変えるため、まったく新しい住まいに生まれ変わります。

50~60㎡程度の中古マンションであれば、スケルトンリフォームの費用は500万円以上かかるケースが一般的です。

 

一部の業者では1㎡あたり6~15万円の定額制プランを提供している場合もありますが、それでも200万円では対応できる範囲が限られてしまいます。

 

リフォーム費用を抑えるポイント

 

リフォーム費用を抑えたいと考えている方は次のポイントを必ず押さえておきましょう。

 

・施工箇所に優先順位をつける

・材料や設備のグレードを下げる

・複数の業者から見積もりをもらう

・補助金や減税制度を利用する

 

施工箇所に優先順位をつける

リフォーム費用を抑えるには、施工箇所に優先順位をつけることが重要です。

まず、設備の老朽化が進んでいる箇所や生活に直結する部分を優先的にリフォームしましょう。

 

例えば、水回りや床など、日常生活で頻繁に使用する場所をリストアップし、優先度の高い順に予算を配分することで、限られた資金を効率的に活用できます。

また、不要な箇所を見直すことで、全体の費用を大幅に削減することが可能です。

計画段階で優先順位を明確にしておけば、不要な施工を避けることができ、予算内で満足度の高いリフォームが実現します。

 

材料や設備のグレードを下げる

リフォーム費用を抑える方法のひとつとして、材料や設備のグレードを下げることが挙げられます。

床材や壁紙などを高級品からスタンダードなものに変更するだけで、大幅なコスト削減が可能です。

 

キッチンや浴室などの設備も、機能性を重視しつつシンプルなデザインを選ぶことで、予算内に収めることができます。

また、見た目や性能にこだわりすぎず、長く使える標準的な商品を選ぶことで、質を保ちながら費用を抑えることができます。

 

複数の業者から見積もりをもらう

複数の業者から見積もりを取得することは、リフォーム費用を抑えるための基本です。

業者ごとに工事内容や費用設定が異なるため、1社だけで決めるのではなく、複数の見積もりを比較することで適正な価格を把握できます。

 

また、業者によっては見積もりの詳細が異なる場合もあるため、工事内容をしっかり確認し、不要な項目が含まれていないかチェックすることも重要です。

適切な業者選びは、費用削減だけでなく、リフォームの質を高めるためにも慎重に行いましょう。

 

補助金や減税制度を利用する

リフォーム費用を抑えるには、補助金や減税制度を積極的に活用することも効果的です。

 

例えば、省エネリフォームやバリアフリーリフォームを対象とした補助金制度を国や自治体が提供しています。

また、住宅ローン減税や固定資産税の減額措置などもリフォーム費用の負担を軽減する助けとなります。

 

これらの制度を利用する際は、適用条件や必要な手続きを事前に確認しておくことが大切です。

補助金や減税制度を上手に活用し、限られた予算で充実したリフォームを実現してください。

 

費用を抑えたいならDIYも検討する

 

費用を抑えたいならDIYも検討しましょう。

初心者でも簡単に行えるDIYを紹介します。

 

貼っても剥がせる壁紙を貼る

部屋の雰囲気を変えたい方は、壁紙を貼り付けることをおすすめします。

 

既存の壁紙の上に貼り付けられる商品も多く、退去時にも剥がしやすいのが特徴です。

 

壁の一部だけに貼り付けてもアクセントになり、全面に貼り付けたら大きく部屋の印象が変わるでしょう。

 

賃貸物件に対応している棚やフックを取り付ける

賃貸物件の壁には大きな穴を開けることができませんが、穴の小さいピンやホッチキスなどを使うことで壁に穴を開けることができます。

 

そして、壁掛け用の棚やフックを取り付けることで、洋服やカバンをかけておけます。

また、小さな観葉植物や絵画などを飾るための棚として活用するのもおすすめです。

 

とはいえ、開けられる穴は小さいため、重たい荷物を置くことはできません。

 

手持ちの家具に塗装やワックスを塗る

 

手持ちの家具に塗装やワックスを塗ることも簡単に行えるDIYです。

部屋のデザインはそのままでも家具の色味が変わるだけで雰囲気を変えられ、原状回復の手間がかからないこともメリットです。

 

とはいえ、塗料が壁紙やフローリングに付着してしまうと原状回復費用が請求される可能性があるので、ビニールや養生で余計な箇所に塗料が付くのを防ぎ、作業するようにしましょう。

 

まとめ

リノベーションは工夫次第で少ない予算でも満足度高く仕上げることが可能です。

 

本記事で紹介した「施工箇所の優先順位」や「材料の選定」、さらには「補助金の活用」などの情報を参考にすることで、200万円という予算を最大限活用することができます。

 

また、DIYも取り入れることでコストを抑えつつ、自分らしい空間を作り出せます。

洋室、和室、窓、ダイニング、玄関、洗面、風呂、収納 場所、どこをどうしたいか、事例などをみながらイメージすることが大切です。

 

これからリノベーションをお考えの方は、無料で相談できるので、一度リフォーム会社へ気軽に相談し、築年数や生活スタイルに合ったプランを検討しましょう。

 

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