2024.12.1

中古マンションの買取再販事業とは?リノベーション済み物件を購入するメリットと注意点を解説

近年、人口減少などの影響からマンションの空室が問題となっています。

 

また、築年数の古いマンションは買い手が見つかりづらい状況です。

 

以上のような問題を解決するための方法として、中古マンションを不動産会社が買取り、内装や設備を新築同様にリノベーションしてから再販する事例が増えています。

 

一方でリノベーション済み物件を購入する側にはどのようなメリットがあるか気になる方も多いでしょう。

 

そこで本記事では中古マンションの買取再販の仕組みや購入するメリット・注意点について解説します。

 

リノベーション済みマンションの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

中古マンションの買取再販とは?

買取再販の仕組み自体は特に新しいものではありませんが、住宅取得を支援する制度として、国が特例措置を設けているため注目されています。  

 

その一例として、「買取再販住宅の取得に伴う特例措置」に基づく登録免許税や不動産取得税の軽減が挙げられます。  

 

中古マンションの買取再販の流れは以下の通りです。

 

専門の会社が中古マンションを買い取る

リノベーションやリフォームを行う

消費者に向けて中古マンションを再販する

 

上記制度により、不動産会社やリフォーム会社は中古物件を低コストで取得できるようになり、リノベーションやリフォーム費用に予算を割けるため、従来より高品質な住宅の供給が可能となっています。  

 

リノベーション済み物件を購入するメリット

リノベーション済み物件を購入する主なメリットは次のとおりです。

 

  • シンプルな手続きで購入後すぐに入居できる
  • 新築物件と比べて価格が安い
  • 仲介手数料がかからない可能性がある
  • 住宅ローン減税の控除期間が長い

 

各メリットを購入者側の視点で解説します。

 

シンプルな手続きで購入後すぐに入居できる

リノベーション済みの物件は、不動産会社がリノベーションやリフォームを完了した状態で販売しているため、購入後に追加で工事を行う手間や時間が省けます。

 

また、実際の物件を確認した上で購入を決定でき、新築同様に即入居可能なことも大きなメリットといえます。

 

さらに、購入費用にリフォーム費用が含まれるため、資金計画が立てやすい点も魅力です。

 

新築物件と比べて価格が安い

リノベーション済み物件は、不動産会社がリノベーションやリフォームを事前に行った上で販売するため、内装や設備が新築同様に美しい状態に改修されていることが多いです。

 

そして、新築物件よりも購入価格が抑えられる点が大きな魅力です。

 

質の高い住環境を手頃な価格で手に入れられるため、コストを重視している人からリノベーション済み物件は人気があります。

 

仲介手数料がかからない可能性がある

中古マンションを購入する場合、販売価格の約3%の仲介手数料がかかり、諸費用の中でも大きな負担となります。

 

一方で買取再販物件の場合は、不動産会社から直接購入できるため、仲介手数料が発生しないケースが多いです。

 

そのため、費用面での負担を軽減したい方にとってリノベーション済み物件の購入は、大きなメリットと言えるでしょう。

 

住宅ローン減税の控除期間が長い

リノベーション済み物件を購入することで適用される住宅ローン減税の控除期間は、新築同様に13年です。

 

一般的な中古物件の控除期間は10年と限られるため、リノベーション済み物件ならではの恩恵を受けられます。

 

さらに、登録免許税や不動産取得税の軽減措置があることで、税金負担を大幅に抑えられる点も大きなメリットです。

 

リノベーション済み物件を購入する際の注意点

リノベーション済み物件の購入はメリットがある一方で、注意しなければならない点もいくつかあります。

 

以下の情報を必ず把握しておきましょう。

 

見えない部分の問題が改善されていない可能性がある

リノベーション済み物件では、内装や設備は美しく仕上げられていることが多いですが、見えない部分の劣化がそのまま放置されている場合があります。

 

特に、配管や断熱材、基礎部分などは、外から確認しづらいため注意が必要です。

 

これらの部分に問題があると、入居後に大規模な修繕が必要となることも考えられます。

 

表面的な美しさに惑わされないように、購入前に物件の詳細な検査結果を確認し、必要に応じて専門家に相談しましょう。

 

共用部分が古いままになっている

エントランスや廊下、エレベーターなどの共用部分は、個人で改修することが難しいため、管理組合による修繕が必要です。

 

そのため、リノベーション済みのマンションでは、専有部分が新しくなっていても、共用部分が古いままの場合があるので注意しましょう。

 

また、共用部分の修繕計画や積立金の状況によって、将来的に大きな費用負担が発生する可能性もあります。

 

購入前には管理規約や修繕積立金の残高を確認し、建物全体の状態を見極めることが重要です。

 

入居後に見つけた不具合を保証してもらえない可能性がある

不動産会社や施工会社によって保証内容は異なるため、入居後に見つけた不具合を保証してもらえない可能性があります。

 

入居前に保証内容を詳しく確認し、問題があった際にどのような対応が可能かを明確にしておくことが重要です。

 

また、万が一のトラブルに備え、第三者機関による検査を受けることも有効な手段です。

 

リスクを回避したい方はホームインスペクションがおすすめ

リノベーション済み物件を購入する際に、隠れた不具合や建物の劣化状態が気になる場合は、ホームインスペクションを受けることをおすすめします。

 

ここからはホームインスペクションについてや費用相場を解説します。

 

ホームインスペクションとは?

ホームインスペクションとは、住宅診断士などの専門家が建物の劣化状態や不具合を調査し、購入者や所有者に診断結果を提供するサービスです。

 

調査内容には、屋根や外壁、基礎、配管、設備などの状態確認が含まれます。

 

この診断により、見えない部分の問題を事前に発見でき、購入判断の材料として役立ちます。

 

また、結果をもとに修繕が必要な箇所を明確にできるため、リスク回避に効果的です。

 

不動産の取引や住み替えを検討している方は、ぜひ利用を検討してみてください。

 

ホームインスペクションの費用相場

ホームインスペクションの費用は、建物の規模や診断内容によって異なりますが、一般的に戸建て住宅の場合は7万円前後、マンションでは5万円前後が相場とされています。

 

そのため、5万〜10万円程度の費用を見込んでおくと良いでしょう。

 

ただし、オプションで耐震診断や断熱性能評価などの詳細な診断を行う場合は、費用が増加することもあります。

 

ホームインスペクションには費用がかかりますが、将来的な修繕リスクを軽減できる点を考慮すれば、十分に利用する価値があります。

 

信頼できる業者を探し、住宅診断の依頼をしましょう。

 

まとめ

不動産会社が買取再販しているリノベーション済み物件は、購入後すぐに住める利便性や新築同様の設備、さらにコストを抑えられる点が魅力であり、多くの購入者に支持されています。

 

一方で、見えない部分の問題や共用部分の老朽化、保証内容の不明確さといったリスクも潜んでいます。

 

そのため、事前の確認やホームインスペクションの利用など、リスクを避けるための対策を講じましょう。

 

特にホームインスペクションは、専門家が物件を詳しく診断し、隠れた問題を見つける手助けをしてくれるため、リスク回避に大きな効果を発揮します。

 

リノベーション済み物件の購入を検討している方は、ぜひ本記事の情報を参考に、理想の物件を見つけてください。

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