リノベーションで失敗しないためには打ち合わせが重要!準備すべきことや打ち合わせの流れとは?
リノベーション工事で失敗しないためには、担当者との綿密な打ち合わせが重要です。
しかし、理想の住まいを実現するためには、打ち合わせでどのようなことを伝えればいいか分からない方も多いでしょう。
そこで今回はリノベーションの打ち合わせ前に準備すべきことや流れについて解説します。
打ち合わせをする上での大切なポイントを押さえて、担当者と有意義な話し合いをしましょう。
リノベーションの打ち合わせ回数や期間は?
リノベーションの打ち合わせの回数や期間は、工事の規模などにより個人差があるため、一概には言えません。
特にフルリノベーションのような大規模工事を必要とする場合、打ち合わせ期間はおおむね半年程度で、10回以上行われるケースが一般的です。
また、決めるべき事項や選択肢が多いため、直接話し合う以外にメールや電話でのやり取りも必要になるでしょう。
リノベーションの成功は、打ち合わせにかかっているといっても過言ではありません。
回数や期間はあくまで目安ですが、納得できるまで担当者としっかり意見を交わすことが最良の方法です。
リノベーションの打ち合わせ前に準備しておくべきこと
ここからはリノベーションの打ち合わせ前に準備しておくべきことを5つ紹介します。
リノベーションの目的をはっきりさせておく
リノベーションを行う際は、目的をはっきりさせておくことが重要です。
リノベーションの目的によってデザインや設備、間取りの内容が異なります。
例えば、「結婚を機に自宅をリノベーションしたい」「将来生まれてくる子どものために準備したい」といった目的であれば、子ども部屋を設けたり、家事動線を意識したりと、子育てに適した設計やデザインになるでしょう。
リノベーションを成功させるためにも、最初に目的を明確にし、担当者にしっかりと伝える準備をしてください。
リノベーション関連の情報を収集しておく
担当者と打ち合わせをする前に、リノベーションに関連する基本情報を収集しておきましょう。
インターネットや書籍、雑誌、資料請求など、情報を得る手段は多岐にわたります。
また、時間があればショールームを訪れ、イメージを具体化するのもおすすめです。
事前に情報を集めておくことで、打ち合わせの際に担当者の説明が理解しやすくなり、有意義な時間にすることができます。
リノベーションでやりたいことに優先順位を決めておく
リノベーションでやりたいことがたくさんあったとしても、全てを実現できるとは限りません。
そのため、リノベーションを行う際には優先順位を決めておくことが重要です。
譲れない点と妥協できる点を整理しておくと、限られた予算内でも理想に近いリノベーションを実現することができるでしょう。
打ち合わせで伝える要望をまとめておく
リノベーションと一言で言っても、部分的な工事からフルリノベーションまでさまざまです。
どの程度のリノベーションを希望するのか、事前に決めておくことが大切です。
また、導入したい設備やデザインに関するアイデアがあれば、事前に整理しておくとスムーズに話が進みます。
大まかな予算を考慮しつつ、譲れないポイントをまとめておくと良いでしょう。
打ち合わせ時に持っていくものを用意しておく
打ち合わせをスムーズに進めるために、持っていくべきものがいくつかあります。
例えば、図面があれば寸法が正確に分かります。
また、屋外の工事を行う予定の方は、隣地との境界線が分かる確定測量図を用意しておくと良いでしょう。
打ち合わせに何を持っていったらいいか悩んでいる方は、事前にリノベーション会社へ確認しておくことをおすすめします。
リノベーションの打ち合わせの流れ
リノベーションの打ち合わせの流れは次のとおりです。
1.基本情報や要望を伝える
2.設計者と話し合いながら具体化する
3.予算に合わせてプランを立てる
それぞれについて詳しく解説します。
基本情報や要望を伝える
最初の打ち合わせでは、設計者は依頼者の情報をまだ把握していないため、現状の家の図面をもとに家族構成や日常生活など、基本的な情報を伝えることが重要です。
そして、基本情報を伝え終わった後は、具体的なリノベーションの要望について話していきます。
「アイランドキッチンを配置したい」「ウォークインクローゼットをつくりたい」などの要望を理由を添えて伝えてください。
設計者と話し合いながら具体化する
設計者は依頼者から聞いた要望をもとにプランを作成していきます。
設計者からは自分の要望とは異なる提案が出されることもありますが、その場合は遠慮せずに自分の意見を伝えましょう。
そして、複数のプランを出してもらい、満足できない場合は別の会社に依頼することも検討すると良いでしょう。
予算に合わせてプランを立てる
プランの方向性が大まかに決まってきたら予算に合わせてプランを立てていきます。
優先度の低い工事を見送ったり、素材や設備のグレードを下げたり、予算内に収まるようにプランを調整していきましょう。
リノベーションに関する打ち合わせでの注意点
リノベーションの打ち合わせではいくつか注意しなければいけない点があります。
これから紹介する4つの注意点を事前に必ず押さえておきましょう。
価値観やライフスタイルをしっかりと伝える
リノベーションを成功させるためには、どのような暮らしを求めているのかを担当者に詳細に伝えることが大切です。
どのように伝えるべきか迷っている方は、自分の価値観やライフスタイルをオープンに共有し、担当者に自分らしさを知ってもらいましょう。
価値観をしっかりと共有することで、プロの視点から最適な設計提案を受けやすくなります。
要望を具体的に伝える
リノベーションの希望はできるだけ具体的に伝えることが大切です。
希望が複数ある場合は、優先順位や譲歩できる部分も共有すると良いでしょう。
例えば、子育てをしやすい家を望む場合は、子どもの手が届く位置にスイッチをつけたり、キッチンから子どもを見守れる動線を確保したりすることが考えられます。
一方で老後や介護をしやすい家にする場合は、車いすでも過ごしやすい設計にすることも考えなければなりません。
このような要望を優先順位の高いものから組み込むことで、限られた予算内でも理想に近い住まいを実現できます。
打ち合わせ内容をメモする
打ち合わせ内容は、後で確認できるようにメモを取っておくことが大事です。
その場で理解できたつもりでも、後で疑問が生じることがあります。
特に、決定した事項は忘れずに記録しておくと良いでしょう。
リノベーション会社によっては、打ち合わせ内容をまとめた資料を提供してくれる場合もあります。
疑問点について質問する
打ち合わせ中に気になる点や不明点があれば、すぐに質問して解決することが重要です。
一度工事が始まると修正が難しいため、「あの時こうしておけばよかった」と後悔しないためにも、疑問点はすべて解消してから工事に進みましょう。
まとめ
打ち合わせ次第でリノベーションの成功が左右されると言っても過言ではありません。
担当者にどれだけ具体的に要望を伝えられるかが特に重要です。
また、工事が一旦始まると変更が難しくなるため、納得がいくまでしっかりと話し合いましょう。
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