2024.1.28

ホテルのような高級感のある住まいをつくる!ホテルライクにリノベーションした事例を紹介

旅行先で宿泊したホテルのような非日常感を自宅で味わいたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

 

近年、高級ホテルや海外ホテルのような内装に中古住宅をリノベーションする事例が増えています。

 

そこで今回は、ホテルライクな住まいにリノベーションした事例やポイントを紹介します。

 

ホテルライクのようなラグジュアリー空間に憧れている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

ホテルライクとは?

ホテルライクとは、「ホテルのような雰囲気」を指す言葉です。

 

リノベーションの分野では、自宅を改装して高級ホテルのような内装や設備を実現することを意味します。

 

効率的な生活動線を考慮した間取り、非日常のムードを演出する空間づくり、洗練されたインテリアを取り入れることで、ホテルのような上質な住環境が実現します。

 

ホテルライクにリノベーションした施工事例

ここからはホテルライクにリノベーションした施工事例を3つ紹介します。

 

心ときめく都心の小さな家

こちらのリノベーション事例では、収納スペースを多めに設けることで日用品をすっきりと隠し、限られたスペースでも広く見せる工夫が施されています。

 

さらに、家具やインテリアを必要最小限に抑えることで、ホテルライクな非日常的な空間を演出しています。

 

ミニマルなギャラリー空間

プライベートエリアとギャラリースペースを大胆にゾーニングしたこちらのリノベーション事例は、白を基調にしたホテルライクなデザインが特徴です。

 

さらに、両エリアを仕切る扉に引き戸を採用することで、室内に開放感をもたらしています。

 

素材感と開放感の家

こちらは「インダストリアル」「ナチュラル」「アーバン」のテイストが融合されたリノベーション事例です。

 

LDKには広々としたアイランドキッチンが配置され、高級感ある空間に仕上がっています。

 

また、シックなカラーで全体をまとめることで、落ち着いた暮らしが楽しめるようになっています。

 

ホテルライクな住まいをつくる10個のポイント

「ホテルライク」と言っても、具体的な完成イメージが湧かない方も少なくないでしょう。

 

完成後のビジョンが明確でないと、施工会社へ要望がうまく伝えられず、完成した住まいが理想からかけ離れてしまう可能性があります。

 

ホテルライクな住まいを目指す方は、これからご紹介する10個のポイントをしっかり押さえておきましょう。

 

ポイント1.生活感を無くす

ホテルに泊まるだけで非日常を感じられるのは、生活感のある物が少ないことが理由の1つです。

 

例えば、休日にソファでくつろいでいるときに、散らばった日用品が目に入るとリラックスしにくいでしょう。

 

そのため、ホテルライクな部屋を目指すには生活感を抑える工夫が重要です。

 

また、配線類が見えないようカバーをつけるのもおすすめのポイントです。

 

ポイント2.シックなカラーをメインで採用する

ホワイトやグレー、ブラックなどの無彩色に、ブラウンやベージュ、カーキといったアースカラーを取り入れ、シックな色合いでまとめるとホテルライクな空間を作り上げられます。

 

シックな色は華やかさは控えめですが、個性的なカラーリングの部屋は長く住むうちに飽きがくることも多いです。

 

また、インテリアや小物とも調和しやすく、それぞれが部屋の雰囲気に埋もれず際立つ点も魅力的です。

 

ポイント3.アクセントカラーは最小限に抑える

基本的にはシックな色で全体を統一することが理想ですが、部分的にアクセントカラーを取り入れることもおすすめします。

 

ただし、アクセントカラーを多用すると部屋全体のまとまりが損なわれる恐れがあるため、アクセントカラーを加える際は、配色のバランスを意識しましょう。

 

おすすめの配色比率としては、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%が理想的です。

 

部屋の印象は色の使い方で大きく変わるため、デザイナーと相談しながら配色を決めていくとよいでしょう。

 

ポイント4.開放感のある作りにする

ホテルライクな住まいにリノベーションをお考えの方は、開放感を意識した設計がおすすめです。

 

特にマンションでは一戸建てに比べて部屋が狭くなりがちですが、あえてドアを設けずに視界を通すことで「抜け感」を演出できます。

 

ただし、ドアがないことでプライバシーが損なわれる可能性があるため、必要に応じて開放感とプライバシーのバランスを考慮した設計にしましょう。

 

ポイント5.木目カラーを統一する

フローリングや家具に使用される木目は、色合いに統一感がないと部屋の雰囲気を損ねる可能性があります。

 

たとえば、明るい木目のフローリングに対してダークブラウンの家具を配置すると、全体のまとまりが欠けて、生活感が出てしまうでしょう。

 

建材メーカーが販売しているインテリアを選ぶと、内装と同じ木目で揃えることができて統一感が生まれるのでおすすめです。

 

同じ木目を揃えられない場合でも、色味や明るさを近づけるよう心がけましょう。

 

ポイント6.シンメトリーを意識する

ホテルライクな住まいにリノベーションする際は、シンメトリーを意識することが大切です。

 

シンメトリーとは、上下左右の対称性を指し、特に建築においては左右が均等であることを意味します。

 

このデザインは整然さと安定感を生み出し、客室の内装や家具配置においてもよく見られる特徴です。

 

シンメトリーを意識して、内装のデザインを決めたり、家具を配置したりすると良いでしょう。

 

ポイント7.収納を充実させる

ホテルライクな部屋にリノベーションする際は、内装や家具の配置ばかり考えてしまいがちですが、収納を充実させることで生活感のない空間を作ることが非常に重要です。

 

生活用品が散乱していると、落ち着いた雰囲気が損なわれてしまいます。

 

日常的に使用するアイテムは、目に見えない場所に収納できるようにスペースを確保しましょう。

 

ポイント8.特徴的な照明設備に取り替える

既存の照明設備を特徴的でスタイリッシュなものに替えるだけで、ホテルのような雰囲気を演出できます。

 

また、寝室には間接照明を配置し、柔らかな光で落ち着いた空間を作るのもおすすめです。

 

ただし、数多くの大きなシーリングライトを使用すると、逆に落ち着かない印象を与えてしまうことがあります。

 

基本的な明かりはダウンライトで確保し、アクセントとして個性的な照明を加えると良いでしょう。

 

ポイント9.大きな鏡を設置する

ホテルといえば、大きな鏡のある洗面所を思い浮かべる方が多いかもしれません。

 

しかし、一般的な洗面台は、狭いスペースでも設置できるようにコンパクトなものが多いです。

 

ホテルライクな住まいを目指したい方は、横長の広めの洗面台を選び、大きな鏡を取り入れることをおすすめします。

 

ポイント10.観葉植物を置く

観葉植物を部屋の隅に配置することで、ホテルのようなスタイリッシュな空間が演出できます。

 

観葉植物は視覚的にリラックスできる効果があり、インテリアとしても魅力的です。

 

しかし、生きた植物は水やりが必要なため、忙しい方や頻繁に家を留守にする方は、フェイクの観葉植物を選ぶのも良いでしょう。

 

まとめ

新しい住まいのテイストとして「ホテルライク」の人気が高まっています。

 

ホテルライクな住まいは、ホテルに宿泊したときのような非日常を自宅で味わうことができ、ラグジュアリーな癒し空間で生活できることが特徴です。

 

ただし、ホテルライクな住まいをつくるポイントを知らずにリノベーションしてしまうと、シンプルでつまらなく、使い勝手の悪い住まいに仕上がってしまうかもしれません。

 

ホテルライクリノベーションをしたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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