2024.2.17

パースを活用してリノベーションの完成イメージをしよう!失敗事例やメリットを紹介

 

リノベーションのプランを決める際は、完成後のデザインや間取りをイメージするために図面を作成します。

 

特にパースと呼ばれる立体図は、建物の内観や外観を立体的に描いたもので、より具体的に完成した住まいをイメージできるでしょう。

 

そこで今回は、リノベーションの間取り設計でよくある失敗事例やパースを活用するメリットについて紹介します。

 

リノベーションで失敗したくない方は、本記事をぜひ参考にしてください。

 

パースとは?

 

パースは、住まいの内観や外観をあらかじめ視覚的にイメージするための立体的な図面や画像のことを言います。

 

特に3Dパースは、実際の空間の広さや家具と設備の配置、壁や床の素材感、色彩のバランスなどをリアルに再現できるため、完成後のイメージを具体的に把握することが可能です。

 

施主はパースから完成後の住まいをイメージし、希望通りではないデザインやレイアウトを施工前に修正することで、認識のズレが生じるリスクを軽減できるでしょう。

 

また、戸建て住宅の場合は、外観も個人の判断でリノベーションできるため、外観のパースを作成するケースもあります。

 

リノベーションの間取り設計でよくある失敗事例

リノベーションは実際の工事ばかりに注目が集まりがちですが、プラン設計の段階で希望が反映されていなかったり、認識がズレていたりすると失敗に繋がりやすいです。

 

ここではリノベーションの間取り設計でよくある失敗事例について紹介します。

 

家具のサイズが合わず置けなかった

リノベーションを行った方のほとんどが、新しくなった部屋のデザインに合わせて家具を新調しています。

 

しかし、間取りが変わったことで購入を予定していた家具のサイズが合わないという失敗事例が起こりやすいため注意が必要です。

 

また、実際に家具を置いてみたら部屋が狭く感じたり、通りづらかったりするケースもあります。

 

設計段階で家具のサイズや配置を考慮することが重要です。

 

「このサイズのソファをリビングに置きたい」「将来的に大きめのベットを設置したい」など、具体的な要望を担当者との打ち合わせ時に伝えましょう。

 

収納スペースが少なかった

デザインにこだわるあまり、十分な収納スペースを確保できなかったという失敗事例はよくあります。

 

生活し始めたばかりは何も問題がなかったとしても、生活を重ねていく中で物が増える可能性を考慮しておく必要があります。

 

スペースが限られている場合には、階段下やベッド下などのデッドスペースをうまく活用するなど設計を工夫しましょう。

 

快適性を考慮できていなかった

部屋の通気や換気など、快適性を考慮せずにリノベーションしてしまい失敗したと感じる方が少なくありません。

 

そのため、デザインや機能性に加えて、窓の配置や断熱性、空調も考えてプランを設計することはとても重要です。

 

例えば、窓が多すぎて西日の影響が強い、窓が少なくて日中でも部屋が暗い、通気性が悪くて空気が滞るといった問題が発生します。

 

予算には上限があるため優先順位が下がってしまいがちですが、リノベーションで失敗しないためにも、快適性を考慮した住まいづくりをしましょう。

 

リノベーションプランを決める際に3Dパースを活用するメリット

 

ここからはリノベーションプランを決める際に3Dパースを活用するメリットについて紹介します。

 

メリット1.担当者との認識のズレをなくせる

施主と担当者間の認識が食い違うことは、リノベーションで最も避けなければならないポイントです。

 

認識が一致していないと理想の住まいをリノベーションで実現することができません。

 

特に平面図や間取り図を使っての打ち合わせは完成のイメージが掴みにくく、思わぬ認識のズレが生じてしまいます。

 

担当者との認識のズレを防ぐためにも、3Dの立体的なパースを使い、壁や床の素材感・色彩のバランス・家具の配置を確認してください。

 

そして3Dパースを見て納得のいかない箇所は、修正やパースの作り直しを必ずしてもらいましょう。

 

メリット2.デザインの組み合わせを試せる

リノベーションプランを決める際に3Dパースを活用することで、さまざまなデザインの組み合わせを試すことができます。

 

例えば、壁紙と床材の色がマッチしているか確認したり、部屋の雰囲気とどんなテイストの家具が合っているか見比べたりする場合に役立ちます。

 

施工後に「イメージと違った」「やっぱりこっちにしておけばよかった」と思ってしまうことがないように、3Dパースを活用しましょう。

 

メリット3.家具のサイズや配置を事前に確認できる

3Dパースを使えば、家具のサイズや奥行き、間取りに合わせた配置などを事前に確認することができます。

 

リノベーションにより間取りが変わると、これまで使っていた家具や新調した家具のサイズが合わないことがよく起こります。

 

予定していない家具の買い替えで余計な出費をしないためにも、3Dパースで家具のサイズや配置を事前に確認しましょう。

 

自分で試せるパース作成アプリ5選

ここからは自分で試せるパース作成アプリを5つ紹介します。

 

なぞってリフォーム

 

「なぞってリフォーム」は、リノベーションしたい部分を写真撮影し、1000点以上のデザインを使ってシミュレーションすることができるアプリです。

 

デザイン素材の豊富さが特徴で、外壁・屋根・玄関などの外装もシミュレーションできるため、完成後のイメージギャップを抑えられるでしょう。

 

有料プランを利用するとLIXILやTOTOなどの有名メーカーの製品を実際に配置してシミュレーションすることも可能です。

 

Home Design 3D

 

「Home Design 3D」はアプリ内で作成した間取りを3D化し、家具を配置することができるパース作成アプリです。

 

間取りの写真保存などは有料ですが、細かいシミュレーションをアプリで行うことができるため、こだわってリノベーションをしたい方におすすめです。

 

さらに季節や時間帯の設定もできるため、陽の当たりなど細かい部分もシミュレーションできるのが特徴です。

 

無料版で一度操作などを確かめてから有料版を利用するか決めるとよいでしょう。

 

3Dルームプランナー

 

「3Dルームプランナー」は、部屋のデザインやレイアウトを簡単にシミュレーションできるパース作成アプリです。

 

20万以上の豊富な家具や装飾アイテムが用意されており、変更しながら見比べることができます。

 

また、リノベーションのアイデアを共有する機能も搭載されているため、他の人のアイデアを参考にしてみても良いでしょう。

 

間取りTouch+

 

「間取りTouch+」は間取り図を自分で簡単に作成することができるアプリです。

 

画面上にデフォルトで用意されている部屋を追加するだけで間取り図を作成できるため、難しい操作はありません。

 

また、細かいサイズの調整も数値を入力することで変更可能です。

 

作成した間取り図は写真データとしてスマートフォンのアルバムに保存することができるため、写真を保存して事前にリノベーション会社にメールで送付しておくとよいでしょう。

 

せっけい倶楽部

 

「せっけい倶楽部」は、住宅や部屋のパース(完成予想図)を簡単に作成できる無料の設計アプリです。

 

リノベーションプランの立案に役立ち、ユーザーは直感的な操作で間取り図を作成し、3Dでリアルな完成イメージを確認できます。

 

また、家具や建具、照明などの配置もシミュレーション可能で、部屋全体のレイアウトを視覚的に検証することができます。

 

まとめ

3Dパースはお客様がリノベーションの完成図を具体的にイメージするために使われる便利なツールです。

 

認識のズレを防ぐことで、完成後に「思っていたのと違った」というような後悔をしてしまうことを回避できます。

 

株式会社プロシードデザインでは、3Dパースを使ったリノベーションプランの提案やサポートを行っています。

 

リノベーションのデザインやアイデアに悩んでいる方は、一度資料請求や無料相談をしてみてください。

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