2024.9.17

ランドリールームで毎日の洗濯が楽になる!リノベーション時の注意点や機能的な間取りを解説

毎日行う家事の1つである洗濯は工程が多いため、仕事や育児、他の家事の合間にこなすのは大変です。

 

また、洗濯物を外に干す場合は天候に影響されるため、自分の予定通りに進められないこともあるでしょう。

 

このような面倒な洗濯を効率的に行うため、リノベーションでランドリールームを作る事例が増えています。

 

本記事ではランドリールームリノベーションを検討している方に向けて、注意点や機能的な間取りについて解説します。

 

ランドリールームとはどんな間取り?

ランドリールームは、洗う・干す・畳む・アイロンをかけるといった洗濯家事の作業を行うためのスペースです。

 

同じスペースで一連の作業を行えるため、家事効率が高まります。

 

ランドリールームの間取りによっては、洗濯家事だけでなく、収納やサニタリーの役割を持つ空間としても活用できます。

 

おすすめの設置場所

ランドリールームの設置場所によっては、洗濯家事が効率的に行えないため、動線を考慮して設置することが重要です。

 

これから紹介するランドリールームのおすすめの設置場所を参考にしてください。

 

キッチンの側

ランドリールームを設置するおすすめの場所の1つ目は、キッチンの近くです。

 

キッチンの側にランドリールームがあると、調理や食器洗いと洗濯を同時に進めることができるため、効率的に家事をこなせます。

 

複数の家事を同時に進めることは作業時間の短縮に繋がり、忙しい家庭にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

 

脱衣所・浴室の側

ランドリールームは、脱衣所や浴室の側に設置すると非常に便利です。

 

脱衣所や浴室がランドリールームに隣接していると、入浴直後に脱いだ服や使用済みのタオルをすぐに洗濯機に入れることができ、運ぶ手間を省けます。

 

ウォークインクローゼットの側

ランドリールームをウォークインクローゼットの隣に設置すると、洗濯・乾燥・収納の動線を短縮することができ、洗濯家事の効率が大幅に向上します。

 

また、ウォークインクローゼットを通り抜けられるレイアウトにすると、寝室からランドリールーム、浴室までの動線が繋がってさらに効率が良くなるので、おすすめの間取りです。

 

広さの目安

ランドリールームの広さは2人あたり1畳程度が適しています。

 

そのため、4人家族の場合は2畳のランドリールームを作ると良いでしょう。

 

とはいえ、必ずしも2畳の広さが必要というわけではないため、間取りや他の部屋の広さに合わせて調整しましょう。

 

また、スペースに余裕がある場合は、洗濯物を畳んだり、アイロンがけをできる作業台を設置することもおすすめします。

 

リノベーションでランドリールームを作るメリット

ここからはリノベーションでランドリールームを作るメリットとして、以下の2つについて詳しく解説します。

 

・家事効率が良くなる

・部屋干しのスペースを作れる

 

家事効率が良くなる

リノベーションでランドリールームを作る大きなメリットは、家事の効率が飛躍的に向上することです。

 

ランドリールームがあると、洗濯、乾燥、収納といった一連の作業を一つの場所で完結できるため、家中を移動する手間が減り、家事がスムーズに進められます。

 

また、キッチンやウォークインクローゼットの近くに配置することで、家事動線が短縮され、洗濯物の取り込みや片付けがより効率的になります。

 

部屋干しのスペースを作れる

ランドリールームを設置するもう一つのメリットは、専用の部屋干しスペースを確保できることです。

 

外干しが難しい天候や季節でも、ランドリールームに設けた物干しスペースで洗濯物を乾かせるため、天候に左右されずに洗濯が可能です。

 

また、部屋干し専用のスペースがあることで、リビングや他の生活スペースに洗濯物を干す必要がなく、家の中が常にすっきりと片付いた状態を保てます。

 

リノベーションでランドリールームを作るデメリット

ランドリールームを作ることにはメリットだけでなくデメリットもあります。

 

必ず以下のデメリットについても押さえておきましょう。

 

・湿気がこもりやすい

・他の間取りを圧迫してしまう

 

湿気がこもりやすい

洗濯や室内干しをすることで、ランドリールームには湿気がこもりやすいというデメリットがあります。

 

特に、換気が不十分な場合は、湿気が部屋にこもってカビや臭いの原因となってしまいます。

 

また、湿気がこもりやすいことは家の構造にも悪影響を及ぼすことがあるため、ランドリールームを設置する際には、しっかりとした換気対策や除湿機、換気扇の導入を検討しましょう。

 

他の間取りを圧迫してしまう

ランドリールームを設けることで、他の部屋のスペースを圧迫してしまう可能性があるので注意が必要です。

 

特に、限られた広さの住宅やマンションの場合、ランドリールームを設置することで、リビングや収納スペースが狭くなったり、間取りのバランスが悪くなることがあります。

 

そのため、ランドリールームを作る際は、他の生活空間に影響が出ないように、事前に十分な計画と検討をしましょう。

 

ランドリールームにあると便利な設備やアイテム

機能性の高いランドリールームを作るためにあると便利な設備やアイテムがいくつかあります。

 

ランドリールームリノベーションを検討している方は、これから紹介する設備やアイテムを参考にしてください。

 

換気システム

ランドリールームで洗濯物を干すと湿気が溜まり、壁や天井のクロスが劣化したり、カビが発生したりする可能性が高まります。

 

また、湿気が多い状況では、室内干しの洗濯物も乾きにくいでしょう。

 

このような問題を解決するために、ランドリールームには換気システムの設置をおすすめします。

 

換気システムを設置する費用を削減したい方は、換気用の窓を設けるなどレイアウトを変えましょう。

 

除湿乾燥機

換気システムだけでは十分に換気が行えない場合は、除湿乾燥機を設置することで換気機能を強化できます。

 

換気システムと除湿乾燥機を合わせて使うことで、室内干しの洗濯物が乾燥するまでの時間が短縮され、家事効率も高まります。

 

ただし、除湿乾燥機の効果がある範囲は性能によって異なるため、ランドリールームの広さに合わせて最適な製品を選びましょう。

 

物干しユニット

ランドリールームに設置すると便利な設備の一つが物干しユニットです。

 

天井や壁に取り付けるタイプの物干しユニットを設置すれば、限られたスペースでも効率的に洗濯物を干すことができます。

 

また、取り外し可能な物干しユニットを使えば、使わないときには収納することができ、狭いランドリースペースでも効率的に活用できるでしょう。

 

作業台

ランドリールームに作業台を設置することで、洗濯物を畳む作業が非常にスムーズになります。

 

洗濯機からすぐに取り出して、その場で衣類をたためるため、移動する手間が省け、家事効率が向上するでしょう。

 

また、作業台はアイロンがけの場所としても活用可能です。

 

そして作業台の下に収納スペースを設ければ、洗剤や柔軟剤、クリーニング用品を整理整頓できるので、ランドリースペースの使い勝手もさらに向上します。

 

まとめ

ランドリールームを作ることで家事効率が上がり、暮らしやすい住まいを実現できるでしょう。

 

ただし、ランドリールームでは湿気が溜まりやすいため、換気システムを整える必要があるなど、いくつか注意点があります。

 

また、動線を考慮した間取りや位置にすることが重要なため、ランドリーリノベーションの実績がある会社に相談して、便利なランドリールームを作りましょう。

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