2024.6.10

アイランドキッチンのメリットとデメリットは?リフォームする際の注意点を解説

おしゃれな雰囲気で高級感のあるアイランドキッチンに憧れを持っている方も多いのではないでしょうか?

 

キッチンの耐用年数は15年〜25年のため、設備が古くなっている方や中古住宅を購入した方は、アイランドキッチンへのリフォームをおすすめします。

 

ただし、アイランドキッチンを設置するには広いスペースが必要なだけでなく、収納の少なさや汚れが飛び散るなどのデメリットがあります。

 

アイランドキッチンリフォームを検討している方は、本記事で解説してる情報を参考にしてください。

 

アイランドキッチンとは?

アイランドキッチンとは、アイランド(島)のように、壁から離れた場所に設置されたキッチンのことを言います。

 

キッチン設備が独立した位置にあるため両サイドから出入りすることができ、調理作業のしやすさが特徴です。

 

また、ダイニングやリビングにいる家族と目線が合うため、暮らしやすく子供がいる家庭におすすめです。

 

アイランドキッチンのメリット

ここからは、アイランドキッチンのメリットについて紹介します。

 

開放感がある

アイランドキッチンは壁から独立しており、部屋の中心に配置されるため、広々とした開放感が感じられます。

 

一般的な新築マンションに設置されている壁付きキッチンは、閉鎖された空間にキッチンがあるので光が入りにくいですが、アイランドキッチンにすることで360度から光が入り明るさを感じることもできるでしょう。

 

また、アイランドキッチンはLDKのシンボルとなり、高級感のある部屋に生まれ変わります。

 

複数人でキッチンに立ちやすい

アイランドキッチンにリフォームすることで、広々としたスペースで作業を行えます。

 

そのため、複数人がキッチンに立っても邪魔にならず、調理や片付けを家族で楽しむことができるでしょう。

 

家族とのコミュニケーションがとりやすい

アイランドキッチンはダイニングやリビングと対面するような位置にあるため、家族の様子を常に確認することができ、調理中もコミュニケーションがとりやすいメリットがあります。

 

特に子育てをしている方にとって、「子供から目は離せないけど、キッチンに子供を入れたくない」という悩みがつきものです。

 

しかし、アイランドキッチンにリフォームすれば、このような悩みを解決できます。

 

家事の動線が確保しやすい

アイランドキッチンは両サイドから出入りをすることができます。

 

動線を複数確保することで、調理や洗い物などの家事効率が高まり、使い勝手の良いキッチンになるでしょう。

 

自由な間取り設計ができる

アイランドキッチンにすることでLDK一体型のレイアウトになり、間取り設計がより自由になるため、理想の住まいを実現できます。

 

ダイニングテーブルとアイランドキッチンをくっつけたり、アイランドキッチンのカウンターを広くして軽食やコーヒーなどを楽しめる空間にするのも良いでしょう。

 

家族の過ごし方や趣味に合わせた作りとなるように、リフォーム会社に相談することをおすすめします。

 

アイランドキッチンのデメリット

魅力の多いアイランドキッチンですが、デメリットも当然あります。

 

デメリットを知らずにリフォームしてしまうと後悔する可能性もあるので、事前に把握しておきましょう。

 

広いスペースが必要

アイランドキッチンを設置するためには広いスペースが必要です。

 

キッチン部分にスペースを使ってしまうと、リビングが狭くなってしまいます。

 

LDK全体のスペースを広げるには大規模な工事を行わなければならないため、設計の段階でアイランドキッチンを設置しても他のスペースが狭くなりすぎないか必ず確認しましょう。

 

キッチンが丸見えになる

アイランドキッチンは一般的なキッチンと比べてオープンになります。

 

高級感のあるシンボルとして「見せるキッチン」を作りたい方にはおすすめですが、生活感を隠したい方にとっては、デメリットに感じてしまうでしょう。

 

匂いが広がりやすい

アイランドキッチンは壁で仕切られていないため、調理の匂いが広がりやすいです。

 

また、アイランドキッチンのコンロをIHにした場合、火力の弱さから匂いや蒸気が換気扇まで届きづらいです。

 

料理の匂いが広がることを気にする方は、高性能な換気扇を取り付けたり、ダイニングやリビングにディフューザーを置くなど、対策を行いましょう。

 

汚れが飛び散る

アイランドキッチンは開放的な反面、汚れが飛び散りやすいデメリットがあります。

 

油汚れが床に飛び散ると掃除の手間がかかってしまうため、部屋を汚したくない方は、油はねガードを設置することをおすすめします。

 

ただし、油はねガードを高くしすぎると、アイランドキッチンの特徴である開放感が失われてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

価格が高い

アイランドキッチンリフォームは通常のキッチンリフォームと比べて費用が高いです。

 

費用が高額になってしまう理由としては、製品の価格やキッチンの位置を移動させることによる電気配線工事などが挙げられます。

 

また、リビングやダイニングの意匠性に合わせて天板の素材やや照明設備を選ぶ必要があります。

 

アイランドキッチンリフォームを行う予定の方は、他の場所をリフォームする予算が残るかあらかじめ計算しておきましょう。

 

アイランドキッチンリフォームにかかる費用

一般的な壁付けタイプのキッチンをアイランドキッチンに変更する場合にかかる費用は、150万〜200万円が相場です。

 

リフォーム費用の内訳は、キッチン本体の費用と設置施工費用の2つに分けられます。

 

設置施工費用の相場は30万〜40万円で、異なるリフォーム会社に依頼した場合も大きく変わりませんが、キッチン本体の費用はメーカーや製品のグレードによって大きく変わります。

 

リフォーム費用を抑えたい方は、必要最低限の機能を備えた製品を選ぶと良いでしょう。

 

アイランドキッチンを設置する際の注意点

アイランドキッチンリフォームで失敗したくない方は、これから紹介する注意点を押さえておいてください。

 

収納スペースを確保する

アイランドキッチンは壁から離れて独立しているため、一般的な壁付けキッチンと比べると収納が少ないです。

 

そのため、キッチン周辺に収納棚を配置して、収納スペースを確保しましょう。

 

また、市販の調味料をアイランドキッチンの天板にそのまま置いてしまうと散らかった印象を与えてしまうので、専用のボトルや入れ物に移し替えて並べることでおしゃれさを演出できます。

 

子供が入ってこないように対策する

アイランドキッチンは開放感があり、両サイドから出入りできる特徴がありますが、包丁を置いていたり、火を扱ったりするため、子供をキッチンに入れたくないという方も多いでしょう。

 

子供がキッチンで怪我してしまわないように、侵入を防止する柵などを設置して対策することをおすすめします。

 

家電の位置を考慮してコンセントを取り付ける

キッチンでは様々な家電を使うため、コンセントの配置が重要です。

 

しかし、アイランドキッチンは壁から離れた位置にあるため、壁に取り付けたコンセントから電気を取り込むのは難しいでしょう。

 

延長コードを使うと、キッチンが散らかってしまうだけでなく、足を引っ掛けて転倒する恐れがあります。

 

アイランドキッチンリフォームをする際は、家電の位置を考慮してコンセントを取り付けましょう。

 

まとめ

今回は、近年人気が高まっているアイランドキッチンのメリットやデメリットについて紹介しました。

 

壁から独立しているアイランドキッチンは、360°動線が繋がっているので移動がしやすく、家族とのコミュニケーションがとりやすい特徴があります。

 

ただし、設備のグレードやデザインによって費用は大きく変わるため、希望条件をリフォーム会社に伝えて見積もりをもらいましょう。

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