2024.10.26

マンション/戸建てのリノベーション費用はどのくらいかかる?どこまでリノベーションできるか費用別に紹介

費用を抑えて理想の住まいを実現する方法として、中古住宅のリノベーションに注目が集まっています。

 

しかし、中古住宅のリノベーションにどのくらいの費用がかかり、どこまでリノベーションできるか分からない方も多いのではないでしょうか?

 

リノベーションを予定している方に向けて、今回はリノベーションの費用相場や費用別のリノベーション事例、費用を抑えるポイントについて紹介します。

 

中古マンション/戸建てのリノベーション費用相場

中古マンション/戸建てのリノベーション費用相場は次のとおりです。

住居形態 費用相場
一戸建て 300万〜900万円
マンション 400万〜2,000万円

 

ただし、施工内容や面積、工事の規模、素材・設備のグレードによって、金額は大きく変動します。

 

こだわってプランを立てると予想以上に費用が高額になってしまう可能性があるため、リノベーション会社と打ち合わせを重ねながら、あらかじめ決めておいた予算に収まるように調整しましょう。

 

リノベーション費用の内訳

水回りのリノベーション

施工内容 リフォーム費用
キッチンの交換 50万〜150万円
浴室の交換 50万〜150万円
トイレの交換 10万〜50万円
洗面台の交換 10万〜50万円

 

内装のリノベーション

施工内容 リフォーム費用
壁紙の張り替え 約1,000円/㎡
床材の張り替え 1万〜7万円/帖

 

間取り変更

施工内容 リフォーム費用
間仕切り壁の撤去 7万〜23万円/箇所
間仕切り壁の設置 8万〜25万円/箇所
リビング拡張 40万〜90万円

 

外壁・屋根のリノベーション

施工内容 リフォーム費用
外壁塗装 1万〜3万円/坪
外壁張り替え 100万〜200万円
屋根塗装 30万〜70万円
屋根葺き替え 150万〜250万円

 

住宅性能向上リノベーション

施工内容 リフォーム費用
耐震補強 20万〜200万円
断熱材の充填 4千〜3万円/㎡
バリアフリーリフォーム 手すりの設置:5千〜5万円

段差の撤去:5万〜28万円

 

【費用別】中古住宅のリノベーション事例

ここからは中古住宅のリノベーション事例を費用別に紹介します。

 

中古住宅のリノベーションを検討している方は、どのくらいの費用がかかり、どのようなリノベーションを行うことができるのか、ぜひ参考にしてください。

 

リノベ費用:〜1,000万円

心ときめく都心の小さな家

広さ:約48.82㎡

間取り:2LDK→1LDK +WIC

工事期間:4ヶ月

居住構成:一人暮らし

 

木目×白をベースに、黒と緑を入れたいとのご希望の通り完成したお家は、落ち着いたカジュアルなデザインに仕上げています。

 

リビングとひと繋ぎの土間玄関には、植物を置いたり、自転車を置いたり、インナーテラスとして利用したりとアイデアは無限大です。

 

アートと暮らす家

広さ:49.14㎡

間取り:1DK→1R +WIC

工事期間:2.5ヶ月

居住構成:一人暮らし

 

お施主様がお持ちのお洒落な家具・雑貨・絵画を部屋全体にディスプレイし、「好きなもの」に囲まれた素敵な住まいをリノベーションで作りました。

 

コンクリート打ちっぱなしの天井は無機質な印象を演出し、シンプルだけどかっこいい内装に仕上がっています。

 

大人のアジアンリゾート

広さ:約53㎡

間取り:2LDK→1LDK

工事期間:2.5ヶ月

居住構成:一人暮らし

 

グレージュがかったお色のクロスをベースに、柔らかく落ち着いた印象のアジアンリゾート風の住まいに仕上げています。

 

間接照明でよりリゾート感を出すためにリビングの照明には調光ができるスピーカー付きダウンライトを設置するなど、こだわりを詰め込んでいます。

 

リノベ費用:1,000万円〜

木とコンクリートとの自然体な暮らし

広さ:約117.08㎡

間取り:5LDK→5LDK + WIC+インナーテラス

工事期間:4ヶ月

居住構成:ファミリー

 

家族が快適に、楽しく暮らせるお家にすることをテーマに、生活動線とプライベート空間に工夫を凝らしたお家をリノベーションで実現しました。

 

異なる木の素材とコンクリートの組み合わせが特徴的で温かみのある住まいに仕上がっています。

 

真鍮を取り入れた北欧フレンチのお家

広さ:約76.02㎡

間取り:3LDK→2LDK+サービスルーム+WTC

工事期間:2.5ヶ月

居住構成:ファミリー

 

白い壁と明るい玄関というリクエストを受け、個室だった場所を土間にして、窓から明るい光が差し込む広い土間玄関を作りました。

 

また、白を基調に真鍮を取り入れたシンプルで余白のある住まいとなっています。

 

和室はリビングとの繋がりを重視して美しくモダンな琉球畳にして、引き戸で区切ることでゲストルームとしても利用できる造りです。

 

景色を楽しむ最上階のお家

広さ:約80.00㎡

間取り:4LDK→2LDK + WIC+SIC

工事期間:3ヶ月

居住構成:ファミリー

 

家族が集う場所に上質な存在感を持つグラフテクトのキッチンとダイニングを配置した、高級感のある住まいにリノベーションした事例です。

 

眺望の素晴らしさを存分に活かしたLDKの主役のキッチンは、景色を眺めながら作業ができる、このお家の一番の場所です。

 

リノベーション費用を抑える4つのポイント

リノベーション費用を抑えたい方は、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

 

・既存の間取りをそのまま活用する

・設備のグレードにこだわりすぎない

・複数の会社から見積もりをもらって比較する

・補助金や減税制度を利用する

 

それぞれについて詳しく解説します。

 

既存の間取りをそのまま活用する

大幅に間取りを変更する場合、リノベーション・リフォーム費用が高くなる傾向があります。

 

そのため、費用を抑えたい方には、既存の間取りをそのまま活用することをおすすめします。

 

また、購入予定の中古物件の間取りに不満がない場合は、間取りの変更をせずに済むため、理想に近い間取りの物件を見つけることから始めましょう。

 

設備のグレードにこだわりすぎない

有名メーカーの設備は、機能が豊富でデザインも魅力的ですが、その分コストが高くなります。

 

欲しい機能に優先順位をつけることで、予算内で納得のいく設備を選ぶことができます。

 

リノベーション時に新しい設備を設置したい方は、設備のグレードにこだわり過ぎないように注意しましょう。

 

複数の会社から見積もりをもらって比較する

同じ施工内容であっても、施工するリノベーション会社によって費用は変わります。

 

そのため、複数の会社から見積もりをもらって比較することで、一番安くリノベーションを行ってくれる会社を見つけられるでしょう。

 

ただし、相場よりも著しく金額が低い場合は注意が必要です。

 

後から追加費用を請求したり、手抜き工事を行う悪徳業者の可能性があるため、契約を結ぶ前に口コミなどを確認すると良いでしょう。

 

補助金や減税制度を利用する

補助金や減税制度を利用することでリノベーションにかかる費用を実質的に抑えることができます。

 

特に、省エネ住宅改修工事やバリアフリー化、耐震補強工事が補助金の対象となることが多いです。

 

ただし、適用条件は自治体によって異なるため、各自治体のホームページで詳細を確認しましょう。

 

また、予算に達し次第受付が終了するため、補助金や減税制度を利用したい方は早めに応募することをおすすめします。

 

まとめ

中古住宅をフルリノベーションする場合は、1,000万円以上を見込んでおくと良いでしょう。

 

ただし、費用相場はあくまで目安のため、施工内容や工事の規模、設備のグレードによって変わります。

 

また、補助金や減税制度を利用することで、実質的な支出を抑えることも可能です。

 

どのくらいの費用をかけて、どのような住まいをリノベーションで作れるかは、本記事で紹介した施工事例を参考にしてください。

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