2024.2.27

寝室リノベーションで質の高い睡眠を叶える!施工事例と快適な寝室にするポイントを紹介

1日の疲れを癒すためにも質の高い睡眠はとても重要で、枕やマットレスなどにこだわりを持っている方も多いでしょう。

 

しかし、寝具を良い製品に変えるだけでは、快適な寝室にすることはできません。

 

「外の音が気になって寝つきが良くない」

「物が溢れて落ち着けない」

 

このような問題を解決する方法として、寝室リノベーションがおすすめです。

 

本記事では、施工事例や快適な寝室にするためのポイントを紹介しますので、寝室リノベーションを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

寝室をリノベーションするメリット

近年、マットレスや枕にこだわり、睡眠の質を求めている人が増えています。

 

しかし、リビングや水回りと比べて寝室のリノベーションは後回しにしてしまいがちです。

 

より良質な睡眠を叶えたい方は、寝具を整えるだけでなく、寝室をリノベーションして快適な空間をつくりましょう。

 

寝室リノベーションには、睡眠の質を向上させたり、リラックスできるプライベート空間を確保したり、いくつものメリットがあります。

 

快適な寝室をつくるためには、音・光・温度などのさまざまな要素が関係するため、素材や設備を変えるだけでなく、間取り変更も検討しましょう。

 

快適な寝室をつくるための5つのポイント

快適な寝室をつくるためには以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

 

・断熱リフォームで室温を保つ

・防音リフォームで質かな空間をつくる

・大容量の収納ができるクローゼットを設置する

・落ち着いた色合いの壁紙にする

・リラックスできる色や明るさの照明にする

 

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

 

ポイント1.断熱リフォームで室内の温度や湿度を保つ

快適な寝室をつくるためには、室内の温度や湿度が適切に保たれていることが大切です。

 

良質な睡眠をとるためには、一般的に次のような温度や湿度が良いとされています。

 

温度:13〜25℃

湿度:約50%

 

適切な温度や湿度を保つためには、断熱材が十分に入っているかが重要です。

 

築年数が経過した住宅では断熱材が劣化したり、購入した中古住宅の断熱材が元から十分ではない可能性があります。

 

断熱材を補充することで、夏は外からの暑い空気が入ってくるのを防ぎ、冬は室内の空気が外に放出されるのを防ぎます。

 

また、断熱材があることで、冷暖房効率も高まるため、光熱費の節約にもつながるでしょう。

 

寝室をリノベーションする際は、断熱リフォームも行うことをおすすめします。

 

ポイント2.防音リフォームで質かな空間をつくる

良質な睡眠をとるには、リラックスできる静かな空間をつくる必要があります。

 

家族の生活音や外の騒音が気になってしまい夜中に何度も起きてしまう方は、防音リフォームを行いましょう。

 

主な防音リフォームとしては、窓ガラスに防音ガラスを使用したり、二重サッシにする方法があります。

 

また、フローリングに音を吸収する素材を使用することも効果的です。

 

ただし、マンションの窓をリノベーションする場合、管理規約によって制限が設けられている可能性があるため、あらかじめ確認してください。

 

ポイント3.大容量の収納ができるクローゼットを設置する

快適な寝室をつくるには、整理整頓がしっかりとされており、物が散らかっていない空間にすることが重要です。

 

そのためにも、収納が大容量なクローゼットを設置しましょう。

 

クローゼットが狭いと衣類だけで埋まってしまいますが、スペースに余裕があれば布団やシーツなどの寝具も入れておくことができ、季節に応じて入れ替えることが可能です。

 

また、スーツケースや趣味の道具などの大きな物も大容量のクローゼットがあれば問題なく収納できるでしょう。

 

さらにクローゼットの扉には、引き戸や折り戸、スライド扉などの種類があるため、生活様式や使い勝手に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

ポイント4.落ち着いた色合いの壁紙にする

寝室は1日の疲れをとり、リラックスするための場所です。

 

そのため、原色や濃い色の壁紙にしてしまうと目が休まらず、落ち着くことができないでしょう。

 

おすすめの壁紙の色は白やベージュです。

 

とはいえ、全て同じ色の壁紙にしてしまうと味気ない部屋になってしまうため、部分的に壁紙の色を変えてアクセントをつけると良いでしょう。

 

ポイント5.リラックスできる色や明るさの照明にする

落ち着ける寝室をつくるためには、照明設備にもこだわると良いでしょう。

 

特に照明の明るさや色味を変えることで、目の負担を最小限に抑えることができます。

 

照明設備は明るさを調整できるものにし、電球は白色から暖色のものに変えましょう。

 

また、天井に設置する照明とは別に間接照明を部屋に置くことをおすすめします。

 

寝室リノベーションの施工事例

ここからは寝室リノベーションの施工事例を紹介します。

 

事例1.シンプルモダンな寝室

シンプルでモダンなデザインにリノベーションされた寝室です。

 

ガラス扉を使用することで、角部屋ならではの2面採光を取り込みながらリビングとプライベート空間を仕切っています。

 

これにより、自然光が豊富に差し込む明るい室内を実現すると同時に、プライバシーを保つことができます。

 

また、大きなベッドを中心に置くことで、周囲には歩けるスペースが生まれ、生活動線への配慮もされているのが特徴です。

 

事例2.個性的なデザインが魅力の寝室

こちらは、シンプルでありながら個性的なデザインが魅力の寝室です。

 

アーチ型にした入口からのぞくグリーンの壁がアクセントとなり、お部屋の雰囲気を和らげています。

 

また、ベッドルームにはウォークインクローゼットを設置し、大きな荷物があっても問題なく収納可能です。

 

収納としての機能はもちろん、クローゼットが雰囲気作りにも一役買っています。

 

事例3.抜け感のある寝室

リビングとはインテリアを飾っておくことができる壁で仕切り、明るく抜け間のある寝室にリノベーションされています。

 

床は温かみのある木製にし、壁紙には目に優しい青色を採用しているのが特徴です。

 

また、寝室には照明を取り付けず、完全に体を休めるためだけのスペースとなっています。

 

寝室リノベーションにかかる費用

寝室リノベーションの費用相場とどのような工事をすることができるか、以下の表にまとめました。

施工内容 費用相場
・窓を二重サッシにする

・フローリングの張り替え

・シーリングライトをダウンライトに変更

20万円未満
・クロスとフローリングの張り替え

・間仕切りの新設

20万〜50万円
・2部屋を1部屋に間取り変更する

・和室を洋室に変える

50万円以上

 

寝室全体をリノベーションするには、100万〜200万円ほどかかります。

 

しかし、依頼する会社や使用する素材によって施工費用は異なるため、詳しい費用についてはリノベーション会社に見積もりをもらいましょう。

 

まとめ

今回は寝室のリノベーションについて紹介しました。

 

リノベーションは、暮らしやすさやおしゃれさ、デザイン性を向上させるために行われる住宅工事ですが、寝室においては睡眠の質を向上させる目的で行われることが多いです。

 

例えば、間取りを変更して寝室を広くしたり、大容量なクローゼットに変えたり、照明設備を新しくしたりすることが一般的です。

 

質の高い睡眠を叶えたいという方は、本記事で紹介した施工事例を参考に寝室をリノベーションしてみてはいかがでしょうか?

 

また、戸建てやマンションなど、住宅の種類によって出来る工事が異なるため、一度リノベーション会社に相談することをおすすめします。

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