リノベーション会社の種類や特徴を徹底解説!会社選びで失敗しないための8つのポイント
居住している住まいやこれから購入する住居をリノベーションしようと考えている方にとって、会社選びは悩ましいポイントでしょう。
リノベーションの依頼を引き受けている会社は数多くあり、それぞれ種類や特徴が違うため、自分の希望を実現してくれる会社を見つけて依頼することが、リノベーションを成功させる秘訣です。
そこで今回は、
「リノベーションってどこに頼めばいい?」
「会社選びで失敗しないためのポイントは?」
などの悩みがある方に向けて、リノベーション会社の種類や特徴と会社選びで失敗しないためのポイントを8つ解説します。
ぜひ最後まで読んでいただき、参考にしてください。
リノベーション会社の種類と特徴
リノベーション会社と一括りに言っても、会社ごとに特徴や強みは異なります。
実績のない会社や得意分野ではない会社に依頼してしまうと、満足のいかない仕上がりになってしまう可能性があります。
まずは、どのような住まいを作りたいかイメージを明確にし、適したリノベーション会社に依頼しましょう。
ここでは、リノベーション会社の種類と特徴を以下の3つに分けて解説します。
・リノベーション専門会社
・ハウスメーカー・工務店
・リノベーション済み物件を販売する不動産会社
リノベーション専門会社
リノベーション専門会社は、リノベーションを専門に行っている会社のことを指します。
他の会社よりも、リノベーションの知見や経験が豊富で、さまざまな事例にも対応してくれます。
また、リノベーションのメリットでもある、内装のデザインや間取り変更のパターンも数多く用意されているため、自分好みの住まいを実現できるでしょう。
そして多くのリノベーション専門会社は、物件選びから完成までをワンストップに提供しているため、相談を繰り返しながら担当者との関係性を深めることができます。
ハウスメーカー・工務店
ハウスメーカーや工務店は一般的に、新築の戸建て住宅を手掛けている会社のイメージですが、中古戸建てのリノベーションも行っています。
ハウスメーカーは全国展開している大手が多いため、アフターフォローが充実している特徴があり、金額は割高ですが安心して依頼できるでしょう。
一方で工務店は少人数で営み、地域密着で事業を展開していて、依頼者の要望に対して丁寧に応えてくれます。
どちらも安心感を重視したい人におすすめの会社です。
リノベーション済み物件を販売する不動産会社
リノベーション済み物件を販売する不動産会社は、その名のとおり自社で購入した物件をリノベーションして販売している会社です。
すでに完成している物件を購入できるため、実際の住まいを見て購入を検討できるメリットがあります。
また、他の会社にリノベーションを依頼した場合は、工事が完成するまでの住まいを用意しなければいけませんが、リノベーション済み物件であれば、引き渡し後すぐに住み始めることができます。
会社選びで失敗しないための8つのポイント
ここからはリノベーションの会社選びで失敗しないための8つのポイントについて紹介します。
ポイント1.物件探しを手伝ってくれるか?
中古住宅を購入してリノベーションしようと考えている方は、物件探しから始めなければなりません。
しかし、市場に流通している物件の数は多く、1つを選ぶのは難しいでしょう。
また、物件によってリノベーションできる箇所や範囲は異なるため、自分で判断してしまうとリノベーションに向いていない物件を購入してしまう可能性があります。
リノベーションで失敗したくない方は、物件探しから手伝ってくれる会社を見つけてください。
ポイント2.プランの修正回数に上限があるか?
リノベーション会社はお客様の要望を聞き、プランの設計に取り掛かります。
しかし、プランの設計には時間と労力がかかるため、「修正回数は3回まで」など上限が決められている場合があります。
修正回数に上限が決まっていると、納得いかないプランのまま着工しなければなりません。
こだわりが強い方は、プランの修正回数に制限がない会社を選びましょう。
ポイント3.デザイン力は高いか?
リノベーションを検討している方の多くは「おしゃれな家を作りたい」と思っているのではないでしょうか?
住まいにデザイン性を求めている方は、デザイン力に定評があるリノベーション会社に依頼しましょう。
施工事例の写真を見せてもらうことで、どのような住まいを作ることができるか判断できます。
また、リノベーション関連の賞を受賞している実績のある会社に依頼することもおすすめです。
ポイント4.自社で施工・工事を行っているか?
リノベーション会社を選ぶ際は、自社で施工・工事を行っているかも重要な判断基準です。
完璧なプラン設計をしたとしても、最終的に形にするのは工事を担当する会社で、施工技術によって品質は大きく左右されます。
また、下請け業者に外注することでマージンが発生し、リノベーションにかかる費用が高額になる傾向にあります。
費用を抑えたい方は、自社で施工・工事を行っている会社を選びましょう。
ポイント5.施工実績は十分か?
リノベーション会社を選ぶ際は、十分な施工実績があるか確認してください。
豊富な実績のある会社には、リノベーションに関する知見やノウハウが蓄積されているため、お客様からの細かい要望にも応えることができます。
リノベーション会社が開催している無料相談会に参加することで、さまざまな施工事例を見せてくれるため、一度気軽に参加してみると良いでしょう。
ポイント6.予算に合った提案をしてくれるか?
自由にデザインや間取りを決められるため、ついついこだわりを詰め込んでしまいたくなりますが、予算を超えてしまうとその後の暮らしに負担がかかってしまいます。
そのため、無理のない予算設定が重要です。
しかし、リノベーション会社の中には自社の利益を優先するために、費用のかかる工事やグレードの高い設備を勧めてくる場合があります。
予算に合った提案をしてくれる、信頼できる会社を選びましょう。
ポイント7.担当者の対応は親切か?
会社の評判が良かったとしても、担当者との相性が合わないと理想の住まいを実現することができません。
一方的に説明するだけでなく、お客様の要望を丁寧に聞き、質問に対して親切に答えてくれる担当者がいる会社を選びましょう。
また、住まいが完成した後もアフターフォローや定期点検など、担当者との関係は続くため、担当者の質も重要です。
ポイント8.アフターフォロー・サービスは充実しているか?
新築物件を販売している会社の場合、引き渡し後のトラブルに備えてアフターフォローやサービスが必ずついています。
しかし、リノベーション会社の場合、アフターフォローやサービスがついていないこともあります。
工事のミスが入居後に見つかったとしても、アフターフォローやサービスがなければ実費で修繕しなければならないため、必ず契約前に確認してください。
また、アフターフォローやサービスがある会社は、施工技術に自信があるとも言えるでしょう。
まとめ
リノベーションで失敗しないためには、しっかり会社選びが重要です。
リノベーション会社ごとに特徴や得意分野が異なるため、どのような住まいをつくりたいかを明確にし、適切な会社に依頼しましょう。
また、実際にリノベーションを行った人の口コミがまとめられている情報サイトやショールームやイベントなどを参考にすることもおすすめします。