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2024.4.21

リノベーション賃貸物件のメリット・デメリットは?物件の選び方や住む際の注意点を紹介

リノベーション済み賃貸とは、築年数が経った中古マンション・アパートの内装を新しくしたり、間取りや設備を改修して住みやすくした賃貸物件のことです。

 

築年数の古い賃貸物件は人気がなくなり借り手が見つかりづらくなるため、オーナーが入居者を増やす目的で、現代のニーズや生活スタイルに合わせてリノベーションを行うことが一般的です。

 

しかし、建物の基礎や構造はそのままのため耐震性に不安があったり、エントランスや廊下などの共用部分は古いままになっているなどのデメリットがあります。

 

そこで今回はリノベーション賃貸物件のメリット・デメリットや物件の選び方、住む際の注意点について紹介します。

 

リノベーション賃貸物件に住むメリット

ここからはリノベーション賃貸物件に住むメリットについて解説します。

 

・内装が綺麗でおしゃれな物件に住める

・最新設備が揃っている物件に住める

・新築の賃貸物件と比べると家賃が安い

 

メリット1.内装が綺麗でおしゃれな物件に住める

リノベーションされた賃貸物件は、内装が新築同様に清潔で新しくなっていることが一般的です。

 

そして、他の新築物件と差別化を図るため、独自でスタイリッシュなデザインにリノベーションされています。

 

例えば、コンクリート打ちっぱなしの壁や、梁や配管を露出させるなどのデザインが多いです。

 

個性的でおしゃれなデザインの賃貸物件に住みたいという方におすすめです。

 

メリット2.最新設備が揃っている物件に住める

リノベーション賃貸物件では、改修時に古くなった設備を新しいものに交換することが一般的です。

 

そのため、最新設備が備わっていることもメリットの1つです。

 

例えば、以下のような設備が一新されている場合が多いです。

 

・システムキッチン

・ユニットバス

・独立洗面台

・温水洗浄便座付きトイレ

・テレビモニター付きインターホン

 

最新設備が揃っていることで快適な生活を送れるでしょう。

 

とはいえ、オーナーの予算によっては、全ての設備が新しくなっていない可能性もあるので、内見時に確認してください。

 

メリット3.新築の賃貸物件と比べると家賃が安い

リノベーション賃貸物件は新築の賃貸物件と比べて家賃が安い傾向にあります。

 

駅近など人気のエリアで新築や築浅物件を探しても、予算の関係で見つからないこともありますが、、リノベーション賃貸物件であれば予算内でおしゃれな部屋に住むことができるでしょう。

 

建物全体の築年数は古いですが、内装の綺麗さを重視したい方にはおすすめです。

 

リノベーション賃貸物件に住むデメリット

ここからはリノベーション賃貸物件に住むデメリットについて解説します。

 

・新築物件と比べて耐震性が低い可能性がある

・断熱性や防音性が低い傾向にある

・共用部分のメンテナンスが行き届いていない可能性がある

 

デメリット1.新築物件と比べて耐震性が低い可能性がある

リノベーションを行ったことで内装は綺麗になっていますが、建物の基礎部分の改修は行っていないため、新築物件と比べて耐震性が低い可能性があります。

 

特に1981年の耐震基準改正前に建築確認申請を受けた物件は、現在の耐震基準を満たしていないため、注意が必要です。

 

ただし、後から耐震補強工事が行われているケースもあるため、賃貸物件を借りる前にしっかりと確認しましょう。

 

デメリット2.断熱性や防音性が低い傾向にある

リノベーション賃貸物件は新築物件と比べて壁が薄く、断熱性や防音性が低い傾向があります。

 

断熱性が低いと室温が夏は高く、冬は低くなって快適に生活を送ることができません。

 

また、冷暖房が効きづらく、冬場には壁が結露してカビの発生にも繋がります。

 

さらに、生活音が外に漏れることや、近隣の騒音に悩まされることもあるため、注意が必要です。

 

デメリット3.共用部分のメンテナンスが行き届いていない可能性がある

リノベーション賃貸物件では、室内は新しく美しく改装されていますが、共用部分のエントランスや廊下などは古いままであることが多いです。

 

内見の際には、ポストにチラシが溜まっていないかや廊下の電球が切れていないかなど、メンテナンスが適切に行われているか確認しましょう。

 

リノベーション賃貸物件を選ぶ際のポイント

ここからはリノベーション賃貸物件を選ぶ際のポイントを紹介します。

 

ポイント1.周辺の新築・築浅物件と家賃を比較する

賃貸物件の家賃は築年数が古くなるほど安くなる傾向にあります。

 

そして、リノベーション賃貸物件は、築年数の経過した建物を改修している場合がほとんどのため、周辺の新築・築浅物件と比べると家賃が安いでしょう。

 

ただし、大規模な修繕が行われている場合は、リノベーション費用が家賃に上乗せされることがあるため、必ず周辺の新築や築浅物件と家賃比較をすることを忘れないようにしましょう。

 

また、地域によっては新築物件の方が家賃が安い場合もあります。

 

ポイント2.希望エリアを広げて物件を探す

近年注目を集めているリノベーション賃貸物件ですが、流通量は多くありません。

 

エリアを絞り込みすぎてしまうと、条件に合う物件が見つからない可能性があるので、希望エリアを広げて物件を探すと良いでしょう。

 

また、他の賃貸物件を原状回復できる範囲でDIYすることも選択肢の1つです。

 

ポイント3.必ず内見を行う

部屋の内装は不動産会社が公開している写真からも確認することができますが、共用部分までは確認できません。

 

また、細い箇所や質感までは写真だけで判断できないため、必ず内見を行いましょう。

 

内見を行う際は、時間帯によって目的を変えることをおすすめします。

 

日中であれば日当たりを確認することができます。

 

夕方であれば、近隣住民が帰宅している時間帯のため、生活音が気にならないか確認できるでしょう。

 

リノベーション賃貸物件に住む場合の注意点

ここからはリノベーション賃貸物件に住む場合の注意点について紹介します。

 

電気容量の上限が低くないか確認する

築年数の古い物件は新築物件と比べると電気容量の上限が低い傾向にあり、複数の電化製品を使用してしまうとブレーカーが落ちやすくなってしまいます。

 

リノベーション賃貸物件に住む場合は必ず電気容量のアンペアを確認して、どの程度電化製品を使用したら上限を超えてしまうか把握しておきましょう。

 

そして場合によっては電気容量を上げるための工事を行うことをおすすめします。

 

新しい設備に交換されているか確認する

リノベーション賃貸物件には、部分的なリノベーションのみを行った賃貸物件も含まれます。

 

特に水回りの設備を交換するとリノベーション費用が高額になるため、費用を抑えるために最小限のリノベーションのみしか行っていない可能性があります。

 

必ずリノベーションした箇所や施工内容について確認しましょう。

 

共用部分のメンテナンスがされているか確認する

いくら室内が綺麗にリノベーションされていても、共用部分のメンテナンスがされていなければ、生活をしていて不満に感じてしまうでしょう。

 

内見時にポストのチラシが溜まったままになっていないか、廊下の電球は切れていないかなどを確認してください。

 

そして、共用部分のメンテナンスが行き届いている物件を選びましょう。

 

まとめ

築年数が経った賃貸物件をリノベーションして貸し出しているのがリノベーション賃貸物件です。

 

新築同様の新しい住まいに安い家賃で住めることが最大のメリットで、他の賃貸物件とは違うおしゃれなデザインの住まいが多いのが特徴です。

 

個性的な物件に住みたい方におすすめですが、流通量は多くないため、エリアを広げて物件を探しましょう。

 

また、自分好みに1から部屋を作りたい方は、中古物件を購入してリノベーションする選択肢も考えてみてください。

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