おしゃれな部屋作りはドアにもこだわる!リノベーション事例やドアを選ぶときのポイントを解説
おしゃれな部屋作りをしたいと考えている方は、ドアリノベーションがおすすめです。
ドアのカラーや素材にこだわることで、部屋の雰囲気が変わるだけでなく、生活の快適性も向上するでしょう。
そこで今回は、ドアリノベーションの成功事例やドアを選ぶときのポイントについて解説します。
ドアの種類
まずはどのようなドアの種類があるか確認しておきましょう。
主なドアの種類は次のとおりです。
・開き戸
・引き戸
・折れ戸
それぞれの特徴やおすすめの取付場所を紹介します。
開き戸
最も一般的なドアの種類である開き戸は、扉が前後に開閉するタイプのドアです。
部屋と通路を繋ぐドアには片開き戸が採用され、クローゼットには両開き戸が採用されるケースが多いです。
開き戸は遮断性と気密性に優れているため、部屋の断熱効果を高められます。
また、室内の音が外に漏れ出さないので、寝室のドアに使うのも良いでしょう。
引き戸
引き戸は、1枚の扉が横にスライドして開閉するタイプのドアです。
扉を壁の中に収納できるため、デッドスペースが生まれにくく、利便性の高さが特徴です。
また、車いすの方でもドアの開閉がしやすいので、バリアフリー化を考えている人にもおすすめします。
折れ戸
開いた扉が折りたたまれるタイプのドアが折れ戸です。
開閉した扉が折りたたまれるので、開閉スペースがない場所に適しており、廊下の壁面収納やクローゼットによく使われます。
また、一戸建ての場合はテラスの出入り口を折れ戸にすることで、開放感を出せます。
ドアを選ぶときのポイント
ここからはドアを選ぶときのポイントについて解説していきます。
・ドアの開き方や具合で選ぶ
・ドアノブやハンドルの種類で選ぶ
・部屋のテイストに合っているかデザインで選ぶ
・明かり窓の有無で選ぶ
ドアリノベーションを考えている方は、これから紹介するポイントを押さえておきましょう。
ポイント1.ドアの開き方や具合で選ぶ
室内ドアをリノベーションする場合は、扉の開き方や具合で選ぶと良いでしょう。
扉の種類は大きく分けて「開き戸」「引き戸」「折れ戸」の3つに分けられます。
それぞれに特徴があり、開き方によって移動のしやすさや収納のしやすさが変わってくるため、設置場所に合った開き方のドアを選びましょう。
また、ドアでスペースを仕切る必要がない場合はドアを撤去して新しく設置しない選択もおすすめです。
ポイント2.ドアノブやハンドルの種類で選ぶ
ドアをリノベーションする際は、表面のデザインや素材に注目しがちですが、ドアノブやハンドルの形状・カラーも重要です。
シンプルでモダンなデザインから、高級感のあるアンティーク調まで、好みに合わせて付け替えられます。
レバーハンドル、丸ノブ、引手などさまざまな種類がありますが、どの種類のドアでも使いやすいレバーハンドルがおすすめです。
ポイント3.部屋のテイストに合っているかデザインで選ぶ
ドアの表面をどのように仕上げるかによって、大きく印象が変わります。
ドアの主な表面仕上げの種類は、以下のとおりです。
ナチュラル塗装:浸透系の塗装で木目を活かしたデザインに仕上がります。
塗りつぶし塗装:下地が見えないように塗装を厚くする仕上げ方法で、カラーバリエーションの豊富さが特徴です。
パネル貼り :既製品のパネルをドアのサイズに合わせて貼り付ける方法で、塗装した場合と比べてムラのない仕上がりになります。
仕上げの方法によってそれぞれ特徴があるため、部屋のテイストに合ったデザインに仕上げましょう。
また、カラーだけでなく、ツヤの有無でも印象が変わるため、ドアのデザインをこだわりたい方はリフォーム会社にサンプルを見せてもらうことをおすすめします。
ポイント4.明かり窓の有無で選ぶ
一般的なドアは室内のプライバシーを守るために、一枚の扉となっていますが、最近では明かり窓がついているドアも増えています。
明かり窓があることで、光がすり抜けるため、奥の部屋にも自然光を届けてくれます。
また、明かり窓から奥のスペースが見えることで、部屋が続いているような感覚になり、開放感が増すでしょう。
プライバシーが気になる方は、すりガラスにすることで対策できます。
おしゃれなドアのリノベーション事例5選
ここからはおしゃれなドアのリノベーション事例を5選紹介します。
理想のドアを探している方は参考にしてください。
事例1.おしゃれな採光引き戸
廊下からリビングに繋がる扉をガラス面の大きな引き戸に変更した事例です。
奥まで視界に入ることで、リビング内の開放感がアップし、上品な印象に仕上げています。
また、リビングの窓から入る自然光が廊下まで届くため、住宅全体を明るくできるメリットもあります。
事例2.フローリングのカラーと統一したナチュラルなドア
こちらのドアは木目調のフローリングと色味を合わせ、ナチュラルなデザインに仕上げた事例です。
白色のクロスとの相性も良く、まとまりのある部屋を実現しています。
また、ドアにはすりガラスを付けることで部屋のプライバシーを保護しながら、自然光を取り込みます。
事例3.部屋をゾーニングする大きな引き戸
マンションをギャラリー兼住居として使っているこちらの物件では、来客を招き入れるギャラリースペースと生活空間を大きな引き戸でゾーニングしているのが特徴です。
引き戸を開けることで部屋全体を広く使うことができ、来客時は扉を閉めることで生活空間のプライバシーを守ることができます。
事例4.ビンテージデザインのドア
インダストリアルテイストの物件やステンレスのキッチンに合わせたドアにしたい方は、マットな塗装で仕上げたビンテージデザインのドアがおすすめです。
遊び心に溢れたおしゃれな空間にすることができ、他の住宅とは違いを生み出せるでしょう。
事例5.明るいウッド調の北欧風ドア
白に近いウッド調のドアは北欧テイストの住まいと相性が良いです。
また、ドアの周辺に観葉植物をインテリアとして配置すると良いアクセントになるでしょう。
人気の高い北欧風の住まいにしたい方は、こちらの事例を参考にしてください。
ドアリノベーションを成功させるコツ
これからドアをリノベーションしようと考えている方は、成功させるためのコツを押さえておきましょう。
部屋全体のカラーバランスを考える
ドアのデザインは部屋全体のカラーバランスを考慮して決めることで、おしゃれな部屋
に仕上げられます。
ドアの存在感を抑えたい方は壁やフローリングと近い色に、ドアを部屋のアクセントにしたい方は補色を意識すると良いでしょう。
ただし、部屋全体の色合いと違いすぎるデザインのドアにしてしまうと、雰囲気が崩れてしまうため、カラーコーディネーターに一度相談することをおすすめします。
部屋のテイストと合ったドアを選ぶ
いくらおしゃれなドアにリノベーションしたとしても、部屋のテイストと合っていない場合、まとまりのない部屋になってしまいます。
例えば、木目を多く採用している部屋であればナチュラルな塗装が合うでしょう。
また、開き戸や引き戸など、ドアの種類も人に合わせて選びましょう。
まとめ
本記事では、ドアのリノベーション事例やドアを選ぶときのポイントを紹介しました。
ドアの種類を変えることで暮らしやすさが向上し、デザインを変えることで部屋の雰囲気は大きく変えることができます。
ただし、部屋全体の雰囲気に合わないドアにしてしまうと、まとまりのない空間となってしまうので注意が必要です。
ドアのリノベーションを考えている方は、一度リフォーム会社に相談してみましょう。