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2024.3.14

予算1500万円で中古マンションはどこまでリノベーションできる?施工事例を紹介

  

予算が1500万円あれば、中古マンションをリノベーションして新築同様の綺麗な住まいに暮らすことができます。

 

また、住宅設備のグレードアップも可能なため、快適な生活を送ることができるでしょう。

 

そこで今回は、1500万円前後で中古マンションのリノベーションを検討している方に向けて、どこまでリノベーションすることができるか、施工事例をもとに紹介していきます。

 

新築マンション購入と中古マンションリノベーションどちらがお得?

中古マンションを購入してリノベーションした方が、新築のマンションよりもお得に理想の住まいを手に入れることができます。

中古マンション 新築マンション
平均購入価格 3,026万円 4,528万円
住宅面積 68.2㎡ 64.7㎡

参照:2021年度フラット35利用者調査

 

エリアによっても物件価格は異なりますが、中古マンションの方が新築マンションよりも約1,500万円安いです。

 

また、新築マンションは中古マンションと比べて流通量が少ないため、希望条件に合った物件を見つけづらく、内装や設備も既存のままです。

 

そのため、差額の1500万円以内にリノベーション費用を抑えれば、安い金額で理想の住まいを実現できるでしょう。

 

予算1500万円でどこまでリノベーションできる?

中古マンションを購入してリノベーションした方が新築マンションよりもお得ですが、予算1500万円でどこまでリノベーションできるか気になっている方も多いでしょう。

 

リノベーションを行った方を対象にした調査の結果によると、リノベーション費用の平均金額は390万円です。

参照:住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査

 

そのためリノベーションに1500万円を使った場合、住まい全体を作り変えることができます。

 

主な施工内容は以下のとおりです。

 

・間取り変更

・水回りの設備を移動

・設備や建材のグレードアップ

 

それぞれ詳しく解説します。

 

間取り変更

1500万円の予算があれば、家族構成やライフスタイルに合わせて部屋の間取りを自由に変更できるでしょう。

 

新築時は汎用性の高い間取りになっていることがほとんどですが、「部屋が余ってしまう」「広いリビングが欲しい」など、それぞれ希望があるでしょう。

 

間取りを変更する必要がない中古マンションを購入した場合は間取り変更する必要がありませんが、間取り以外は満足している物件を購入するか迷っている人は、購入後に間取り変更することで悩みは解決できます。

 

とはいえ、建物の構造によっては自由に間取り変更できない場合もあるため、あらかじめ専門の業者に情報を相談し確認してもらいましょう。

 

水回りの設備を移動

水回りの設備を移動させる場合は、配管や配線の移動も伴うため、工事が大規模になるケースがほとんどです。

 

また、リノベーション費用も高額になるでしょう。

 

しかし、予算が1500万円あれば、十分に水回りの設備を移動させることができます。

 

水回りの配置が変われば、家事の効率が上がったり、生活がしやすくなったりと大きなメリットがあるので、予算に余裕がある方はおすすめです。

 

設備や建材のグレードアップ

既存の設備や建材をグレードアップすることも予算が1500万円あれば可能です。

 

クロスやフローリングのデザインを変えるだけで、部屋の雰囲気が大きく変わり、おしゃれな空間を演出してくれます。

 

さらにキッチンをアイランドキッチンにすれば、LDKに高級感が増すでしょう。

 

新築マンションを購入する際には、既存の設備や建材を変えることができないため、中古マンションを購入してリノベーションするメリットと言えます。

 

予算1500万円の中古マンションリノベーション事例

ここからは予算1500万円で中古マンションをリノベーションした事例について紹介していきます。

 

事例1.素材感と開放感の家

約100㎡の広さがある物件を4DKから2LDKに間取り変更することで、さらに開放感のある空間に仕上げています。

 

また、テイストは「インダストリアル」「ナチュラル」「アーバン」にまとめることで、大人な雰囲気を演出しています。

 

デザイン性の高いアイランドキッチンを採用するなど設備にもこだわりを詰め込んでいるのが特徴です。

 

事例2.空間と明かりを贅沢に操るこだわりの家

躯体表しで天井はより高く、色や素材をうまくまとめることで西海岸のような空間にしたリノベーション事例です。

 

床材は、玄関から一繋ぎのヘリンボーンにすることによって、空間がどこまでも続いているように見えるこだわりを詰め込んでいます。

 

また、場所ごとにシーリングライトのデザインを変えていることも特徴の一つです。

 

事例3.子育てに快適なやさしいお家

白と木目でまとまったデザインのこちらの住まいは、子育てのしやすいようにリノベーションされているのが特徴です。

 

間取りは3LDKを2LDKに変更し、リビングに隣接した子供部屋はキッチンに立っても視線が合うようにゆるい繋がりを持たせています。

 

また、子供部屋は将来的に二つの部屋に分けられるような仕様に仕上げています。

 

リノベーション費用を抑えるポイント

1500万円のリノベーション費用で理想の住まいを実現できるとはいえ、できるだけ費用を抑えたいと考えている人も多いでしょう。

 

いくつかのポイントを押さえておくだけで、費用を抑えたり、実質的な支出を減らせたりするので参考にしてください。

 

ポイント1.必要な箇所だけリノベーションをする

リノベーション費用を抑えるためには、どこを何のためにリノベーションするのか目的を明確にすることが大切です。

 

目的がはっきりしていない状態でこだわりすぎてしまうと予想以上に費用がかかってしまいます。

 

既存の住まいを活かせる部分はそのままにして、必要な箇所だけリノベーションしましょう。

 

ポイント2.複数の業者から見積もりをもらう

リノベーションにかかる費用は、工事を依頼する業者によって異なります。

 

そのため、1社から見積もりをもらうのではなく、複数の業者から見積もりをもらい比較するようにしましょう。

 

複数の見積もりを比較することで、相場よりも高額な費用を請求してくる業者を見分けることにも繋がります。

 

ただし、あまりにも金額が安い業者は手抜き工事をしていたり、後から追加費用を請求してくる悪徳業者の可能性が高いため、注意しましょう。

 

ポイント3.補助金を利用する

国や自治体が既存住宅の再利用を推進しているため、あらゆる補助金を提供しています。

 

補助金の対象となるのは「耐震性の向上」「エコ・省エネ化」「バリアフリー化」の3つに該当する工事であることが多いです。

 

以上のような工事を予定している方は、補助金の活用を検討してみてください。

 

ただし、補助金は事業の予算が上限に達し次第終了となるので、早めに申請しておく必要があります。

 

ポイント4.減税制度を利用する

中古マンションを購入してリノベーションする場合は、物件購入費用とリノベーション費用をまとめて住宅ローンで借りることができます。

 

そして住宅ローンを組んだ人は住宅ローン減税を利用できるため、所得税や固定資産税の控除を受けられます。

 

そのため、不動産会社や施工業者に支払う金額は変わりませんが、税金が減るため、実質的な支出を抑えることが可能です。

 

まとめ

中古マンションを購入してリノベーションすることで、新築マンションを購入するよりも安くマイホームを手に入れられます。

 

また、予算1500万円あれば、住まい全体をリノベーションすることができるので、デザインや設備、間取りなど、自分の理想に近づけることができるでしょう。

 

築年数よりも、「おしゃれな家にしたい」「最新の設備を設置したい」と考えている方は、中古マンションのリノベーションがおすすめです。

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