新築の建売住宅はリノベーションできる?リノベーションにかかる費用や注意すべきポイントを紹介!
リノベーションと聞くと、中古住宅に対して行う工事のイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、新築の建売住宅を購入してリノベーションすることも可能です。
「中古住宅は安いけど、新築がいい」
「注文住宅の購入は予算を超えてしまう」
このような悩みを抱えている人は、新築の建売住宅を購入してリノベーションすることをおすすめします。
本記事では、新築の建売住宅をリノベーションするメリット・デメリットや費用について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
建売住宅とは?
建売住宅とは、土地と建物がセットになって販売されている新築住宅のことです。
施主の希望を聞いて設計・着工する注文住宅とは異なり、建売住宅はハウスメーカーなどが設計して、すでに完成している住宅を販売しています。
すでに建物が完成しているため、購入した後に比較的早く入居できるのが特徴です。
また、最近では建設途中に販売されているケースもあります。
建売住宅をリノベーションするメリット
ここからは、建売住宅をリノベーションするメリットを紹介します。
・注文住宅よりも費用が安く済む
・大規模な工事が必要ないケースが多い
・個性的でおしゃれな家にできる
メリット1.注文住宅よりも費用が安く済む
建売住宅をリノベーションした場合、注文住宅を購入するよりも費用が安く済みます。
注文住宅は0の状態からデザインを自由に決めることができますが、その分費用が高額です。
一方建売住宅であれば、注文住宅のように間取りや内装のデザインを変えることができますが、部分的なリノベーションで済む場合が多いため、費用を安く済ませることができるでしょう。
また、土地探しと設計プラン作りを同時に進める必要がないこともメリットの一つです。
メリット2.大規模な工事が必要ないケースが多い
中古住宅をリノベーションする場合は、躯体部分の劣化が進んでいることがあるため、大規模な補修工事が必要です。
一方で新築の建売住宅は躯体部分がしっかりしているので、内装を変更するなど比較的軽微な工事だけで済むケースが多いです。
工事の規模が大きくなると工期も長くなるため、物件を購入してから入居までの時間を短くしたい人も新築の建売住宅をリノベーションすることをおすすめします。
メリット3.個性的でおしゃれな家にできる
新築の建売住宅は、メーカーが決めたデザインで設計されているため、他と似たような家になってしまう傾向にあります。
ですが、リノベーションを行えば外装や内装を変更でき、個性的でおしゃれな家を実現できます。
周囲の住宅とは違う、自分好みの家をつくりたい人は新築の建売住宅を購入してリノベーションしましょう。
建売住宅をリノベーションするデメリット
ここからは、建売住宅をリノベーションするデメリットを紹介します。
・ダブルローンで負担が大きくなる
・アフターサービスや保証が外れる可能性がある
・こだわりすぎると予想外に費用がかかる
デメリット1.ダブルローンで負担が大きくなる
住宅ローンを利用して建売住宅を購入する場合、リフォームローンとダブルローンになってしまう可能性があります。
リフォームローンは住宅ローンと比べて金利が高いため、利息の増加が家計の負担となってしまうでしょう。
ただし、物件購入と同時にリノベーションをすることで、住宅ローンで資金を一括借り入れすることができます。
建売住宅をリノベーションする人は、購入した直後に行い、一括でローンを組むことをおすすめします。
デメリット2.アフターサービスや保証が外れる可能性がある
建売住宅をリノベーションすると、物件購入時に付帯していたアフターサービスや保証が外れてしまう可能性があります。
物件購入時のアフターサービスや保証は、あくまで新築で購入した家にトラブルがあった場合に利用できるものなので、リノベーションによって手を加えてしまうと基本的には保証してもらえないでしょう。
アフターサービスや保証が利用できず、後から後悔してしまわないように保証制度のあるリノベーション会社に依頼することをおすすめします。
デメリット3.こだわりすぎると予想外に費用がかかる
建売住宅をリノベーションする場合にこだわりすぎてしまうと予想外に費用がかかる可能性があります。
デザインや素材を自由に選べることがリノベーションのメリットではありますが、予算を超えてしまわないように、プランニングしましょう。
建売住宅リノベーションの費用相場
建売住宅をリノベーションする場合にかかる費用は次のとおりです。
施工内容 | 費用相場 |
壁紙の張り替え | 800〜2000円/㎡ |
床材の張り替え | 1万〜5万円/畳 |
キッチンの交換 | 50万〜150万円 |
トイレの交換 | 15万〜50万円 |
ユニットバスの交換 | 50万〜150万円 |
洗面所の交換 | 15万〜50万円 |
間仕切りの撤去 | 7万〜23万円 |
間仕切りの新設 | 10万〜20万円 |
和室を洋室に変更 | 25万〜100万円 |
ウォークインクローゼットの新設 | 15万〜80万円 |
外壁塗装 | 50万〜1180万円 |
屋根塗装 | 30万〜80万円 |
ただし、広さや使用する素材・設備のグレードによって費用は変わります。
あらかじめリノベーション会社に相談し、見積もりをもらいましょう。
建売住宅リノベーションで注意すべき4つのポイント
新築の良さを生かしながら自分好みの家を実現できる建売住宅リノベーションですが、リノベーション時に注意すべきポイントがいくつかあります。
ここからは、建売住宅リノベーションで注意すべき4つのポイントを紹介します。
ポイント1.リノベーション箇所に優先順位をつける
細かい部分までリノベーションすると、リノベーション費用が高額になってしまう傾向にあります。
また、既存住宅の良さが残らなくなってしまうので、必要以上にリノベーションしないためにも工事箇所に優先順位をつけましょう。
優先順位をつける際は、一人で決めるのではなく、リノベーション会社に相談することをおすすめします。
ポイント2.立地選びにこだわる
建売住宅を購入する際は立地選びにこだわると良いでしょう。
家の外装や内装はリノベーションである程度自由に変えることができますが、生活拠点を変えるには引っ越すしか方法がありません。
立地選びに失敗してしまうと、リノベーションをしても不満が残ってしまうので、購入前に現地を複数回見に行きましょう。
ポイント3.施工会社の保証内容を確認する
リノベーションを行うと購入時の保証が外れてしまう可能性があります。
保証があることで万が一の事態が起きても安心できるので、代わりとなる施工会社の保証を必ず確認しましょう。
リノベーション時に確認すべき保証は次のとおりです。
・施工会社の保証
・メーカー保証
・リフォーム瑕疵保険
ポイント4.モデルハウスの購入も選択肢に入れる
リノベーションすることを前提に建売住宅を購入する場合は、モデルハウスの購入も選択肢に入れておきましょう。
モデルハウスは多くの人が内覧しているため多少の使用感はありますが、リノベーションをしてからの入居であればあまり気にならないでしょう。
モデルハウスは販売されている建売住宅よりも安く購入できることが多いので、トータルのコストを抑えられます。
ただし、全てのハウスメーカーがモデルハウスを販売しているわけではないため、内覧時に確認してください。
まとめ
建売住宅をリノベーションすれば、注文住宅を購入するよりも安く、自分好みの家を手に入れられます。
また、中古住宅ではなく、新築住宅ということに魅力を感じる人も多いでしょう。
とはいえ、リノベーションをすることで物件購入時のアフターサービスや保証が外れてしまうなどデメリットもあります。
事前に注意点を知っていれば対処することができるので、建売住宅のリノベーションを検討している人は本記事を参考に理想の住まいや暮らしを手に入れてください。