初めてのフルリノベーション〜知っておきたいメリット・デメリットを解説！〜

「これまで新築の分譲マンションを探してきたけれど、好きな間取りやデザイン、立地の物件が見つからなかった」という方は、そろそろ中古物件＋フルリノベーションという選択肢を検討する時期かもしれません☆

中古マンションをフルリノベーションすると、新築物件以上の満足度の高い住まいを手に入れることも可能です♪

フルリノベーションって？

フルリノベーションとは、住まいを基礎や骨組みだけの状態まで解体し、一から造り直していくことを言います。建物の躯体（スケルトン）だけを残して工事をすることから「スケルトンリノベーション」と呼ばれることもあります。

リフォームとの違い

リフォームは、壊れた部分や古くなった部分をキレイにする「修繕」がメインとなります。一方リノベーションは、住む人にとっての心地よさや好みのデザインを追求し、住まいに新しい価値をプラスすることを目的に行います。

部分リノベーションとの違い

部分リノベーションは、「キッチンだけ」「リビングだけ」など工事する部分を限定して行います。フルリノベーションでは間取りごと全面的に変えるか、元の間取りを生かしつつ内装をガラリと変えていきます。

フルリノベーションのメリット

中古マンションをフルリノベーションすると、次のようなメリットが得られます♪

◎間取りやデザインを自由にできる

「リビングを広くしたい」「収納をたくさんつくりたい」など、ご希望の間取りを叶えることができます。また戸建ての注文住宅のように、壁紙から床材、キッチンなどの設備までお好きなデザインを自由に選べます。

◎住み心地を改善できる

古くなった床下や壁の断熱材を新しいものに変えたり、防音効果を高めたりして、より住みやすい環境をつくることもできます。お家の中に通っているキッチンの給排水管なども、新品に変えられます。

◎新築マンションを買うよりコストが安い

売り出したばかりの新築マンションよりも、築年数の経った中古マンションの方が価格の安いものが見つかりやすいです。
リノベーションの工事費をプラスしてもトータルの費用を新築購入より安く抑えることも可能です。ちなみにマンションのリノベーション工事費の目安は70㎡を仮定して、1,200万円～1,500万円です。

◎資産価値が高まる

フルリノベーションで住環境を良くすることができれば、物件の資産価値もその分高まることが期待できます。

フルリノベーションのデメリット

フルリノベーションをする際に、知っておきたいデメリットはこちら。

△予想外のコストがかかることもある

建物の状態は、解体してみないと分からない部分もあるため、老朽化の度合いによっては当初予定していなかった追加工事が必要となることもあります。また、リノベーションしたい部分を「あれもこれも」と思いつきで追加していくと、「気がついたら費用が高額になっていた！」ということも…。リノベーションに慣れていない業者ではその辺の調整が難しいので、実績のある会社に相談して計画的に行うことをお勧めします。