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2024.3.4

一戸建てのリノベーションにかかる費用はどのくらい?施工内容別の費用相場やメンテナンス時期について解説

現在住んでいる、または安く購入した中古の一戸建てをリノベーションする事例が増えています。

 

リノベーションをすることで築年数の古い住まいを新築同様に一新することができ、新築物件を購入したり、建て替えるよりも費用を抑えられます。

 

また、間取り変更や新しい設備を設置することで、家族構成やライフスタイルに合わせた快適な住まいに作り変えられるでしょう。

 

今回は戸建てのリノベーションにかかる費用やメンテナンスの時期についてポイントや情報を解説していきます。

 

一戸建てのリノベーションにかかる費用

一戸建てのリノベーションにかかる費用は、1㎡あたり65万〜220万円が相場です。

 

そのため、リノベーションを行う面積によりますが、総額1,000万円以上かかる可能性もあります。

 

ここからは、リノベーション費用を施工内容別に紹介します。

 

リビング

リビングのリノベーションで行われる一般的な施工内容は、クロスや床材の張り替えです。

 

また、隣接する部屋との間仕切り壁を撤去して、リビングを拡張する大規模なリノベーションを行う場合もあります。

クロスの張り替え 約6万〜8万円
床材の張り替え 約10万〜20万円
リビング拡張 約40万〜100万円

 

リビングのリノベーションにかかる費用は、部屋の広さや選ぶ素材によって異なります。

 

水回り

キッチンやバスルーム、トイレなど水回りは毎日使用するため、劣化しやすい箇所とされています。

 

水回りのリノベーションにかかる費用は以下の通りです。

キッチンの交換 約50万〜100万円
ユニットバスの交換 約50万〜150万円
トイレの交換 約15万〜50万円
洗面所の交換 約10万〜50万円

 

上記金額は水回り設備を交換しただけの費用のため、壁紙や床材を張り替えたり、ドアを取り替えたりした場合は追加の費用がかかる可能性もあります。

 

間取り変更

家族構成やライフスタイルに合わせて空間を仕切る壁を撤去したり新設することで、間取りを自由に変えることができます。

 

間取りを変えるためには大規模な工事が必要ですが、快適さや効率性が高まるので、人気のリノベーションです。

間仕切り壁の撤去 約10万〜25万円
間仕切り壁の設置 約10万〜25万円

 

既存の間取りからどのくらい変更するかによって総額が変わるため、間取り変更を大胆に行う場合は200万円以上かかることもあります。

 

和室から洋室への変更

昔ながらの日本家屋には和室の部屋があることが多いですが、現代の生活に適応させるために和室を洋室に変更する事例はとても多いです。

 

反対に、和モダンなテイストの住まいに作り変えるために、洋室をあえて和室に変更する事例もあります。

 

部屋のタイプを変更する場合は、約25万〜100万円をリノベーション費用として見込んでおくと良いでしょう。

 

外壁や屋根の塗装

マンションは管理規約の制限でリノベーションできるのは専有スペースのみに限られますが、戸建てをリノベーションする場合は、建物全体をリノベーションすることができます。

 

外壁や屋根は雨や太陽光の影響を直接受けるため劣化がしやすく、定期的なメンテナンスが必要です。

 

しかし、大きな劣化症状が見られない場合は、塗装を施すのが一般的です。

外壁塗装 約80万〜140万円
屋根塗装 約25万〜65万円

 

外観の塗装にかかる費用は面積によって大きく変動します。

 

また、劣化状況によっては、外壁の修復や屋根の葺き替えが必要なため、さらに費用は高額になるでしょう。

 

補助金を上手に活用して費用を抑える

リノベーションにかかる費用を抑えたい人は補助金を上手く活用して、実質的な負担を減らしましょう。

 

補助金制度は各自治体で定められており、耐震補強工事・バリアフリー化、省エネ化などの条件を満たすリノベーションを行うことで、費用の一部を支援してくれます。

 

ただし、申込み期限が決まっていて、制度の予算が上限に達し次第終了となるため、自治体のホームページで補助金制度の種類や申込期限を確認をしましょう。

 

一戸建てをリノベーションするメリット

ここからは一戸建てをリノベーションするメリットについて解説していきます。

 

理想の住まいを実現できる

一戸建てのリノベーションは、マンションをリノベーションするときのように施工内容を制限されることがないため、建築基準法の範囲内であれば自由に作り変えることができます。

 

そのため、外観や内装といったデザインだけでなく、新しい設備を取り付けたり、家族構成やライフスタイルに合わせて間取り変更をすることも可能です。

 

買い替えや建て替えよりも費用がかからない

古くなった一戸建てを買い替えたり、建て替えたりする選択肢も考えられます。

 

しかし、他の選択肢と比べてリノベーションは費用を抑えられるメリットがあります。

 

また、買い替えをする場合は、住み慣れた土地を手放し、新しい場所に移住しなければなりません。

 

リノベーションをすることで、費用を抑えて家を改修できるだけでなく、現在の生活拠点から動かずに快適な暮らしを送れるでしょう。

一戸建てをリノベーションするデメリット

一戸建てをリノベーションするメリットがある一方でデメリットもあります。

 

リノベーションをした後に後悔しないためにも、デメリットも確認しておきましょう。

 

高額な費用がかかる可能性がある

リノベーションは費用を抑えて住まいを新しくできるメリットがある一方で、使用素材や設備のグレードによって、費用が大きく変わります。

 

そのため、予算に収まるように優先順位の高い順から工事を行いましょう。

 

また、リノベーションにかかる費用は依頼するリノベーション会社によっても変わるため、見積もりは1社からだけでなく複数社からもらい、比較してください。

 

希望通りの工事ができない可能性がある

一戸建てをリノベーションする際は、建築基準法や都市計画法に基づいて設計しなければなりません。

 

そのため、違法となってしまう建て替えになってしまわないように注意が必要です。

 

また、自宅や購入予定の戸建が建築された当時の法律から改正されている可能性が高く、全く同じ住まいを建て直すことはできないでしょう。

 

建て替えた場合にどの程度同じ住まいを再現できるかリノベーション会社に相談した上で、リノベーションをするか判断してください。

 

おすすめの一戸建てメンテナンス時期

住宅は築年数が経つにつれて劣化していくため、定期的なメンテナンスが必要になります。

 

工事はまとめて行うことで、費用を抑えることにも繋がるため、メンテナンス時期を考慮してリノベーションする箇所を考えましょう。

築年数 メンテナンス内容
築5〜10年 ・壁や天井のクロス張り替え

・カーペットやクッションフロアの交換

・畳の裏返しまたは表替え

築10〜20年 ・床材やフローリング材の交換

・畳の新調

・水回り設備の交換

・給湯器の交換

・外壁や屋根の塗装

築20〜30年 ・内装全体の一新

・外壁や屋根のリフォーム

 

ただし、上記は一度もメンテナンスをしていない場合の目安のため、定期的にメンテナンスをしている場合は、大規模に修繕するのを先延ばしにしても良いでしょう。

 

まとめ

今回は一戸建てのリノベーションにかかる費用について解説しました。

 

リノベーションの費用相場は一坪あたり20万〜70万円が相場で、施工範囲が広い場合は1,000万円以上かかる可能性もあります。

 

とはいえ、住み替えや建て替えをするより費用は安く、補助金も活用することができるので、費用を抑えて一戸建てを改修したい人にはおすすめです。

 

施工内容や建材・設備のグレードによってはリノベーション費用は変動するため、詳しい費用や注意点が知りたい人は、本記事をぜひ参考にしてください。

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