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2023.4.6

建築家にリノベーションを依頼するメリット・デメリットとは?リノベーションの施工事例も紹介!

リノベーションの設計をしてもらう際に、ハウスメーカーやリノベーション会社、工務店などいくつもの選択肢があるため、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?

 

また、設計のプロである建築家に依頼しようと考えている人も多いでしょう。

 

選択肢それぞれに得意分野や特徴があり、どのようなデザインの住まいにしたいかによっておすすめの依頼先は変わります。

 

そこで今回は、建築家にリノベーションを依頼するメリット・デメリットについて解説します。

 

建築家とは?

一級・二級建築士などの国家資格を取得し、建物の設計やデザインを専門に行う人を一般的に建築家と言います。

 

とはいえ建物の設計をするために専門的な資格は必須ではないため、資格を取得していなくても建築家として活動することは可能です。

 

また、個人で事務所を持っている人だけでなく、リノベーション会社や工務店に所属している資格保有者も建築家と呼ぶことがあります。

 

建築家にリノベーションを依頼するメリット

ここからは、建築家にリノベーションの設計を依頼するメリットについて解説します。

 

デザイン性の高いおしゃれな住まいを作れる

住宅設計のプロフェッショナルである建築家に依頼することで、デザイン性の高いおしゃれな住まいを作ることができます。

 

建築家は家づくりへのこだわりやコンセプトをそれぞれ持っているため、他とは異なるデザインの住まいを作ることができるでしょう。

 

自分の好みに合った住まいを実現したい人は建築家に依頼することをおすすめします。

 

施工不良や手抜き工事が起こりにくい

建築家は住宅設計だけでなく、施工管理など家づくりの知識を有しています。

 

また、施工不良や手抜き工事などの悪い評判が広がってしまうと今後の仕事に影響してしまうため、施工管理やチェックが厳重です。

 

そのため、建築家が設計した住まいでは、施工不良や手抜き工事が起こりにくい傾向にあります。

 

建築家にリノベーションを依頼するデメリット

建築家にリノベーションを依頼することで、おしゃれなデザイン性の高い住まいが実現できる一方で、デメリットもあります。

 

建築家に依頼しようと考えている人はデメリットについても確認しておきましょう。

 

理想通りの建築家を見つけるのが難しい

建築家はそれぞれ強いこだわりを持っていて、得意分野も違うため、自分の理想に合う建築家を見つけるのは難しいでしょう。

 

また、需要の多い大都市部では多くの建築家が活動していますが、地方では建築家が見つけづらい傾向にあります。

 

直接話をしなければ分からないことも多いため、近くにいる建築家から実際に打ち合わせを行い、自分に合った建築家を見つけましょう。

 

設計料が割高になる

建築家にリノベーションの設計を依頼する場合、工事費用の10%〜15%が設計料の相場で、一般的なリノベーション会社や工務店に依頼するよりも割高です。

 

例えば、リノベーション費用が2,000万円かかるとき、設計料は約200万円となります。

 

設計料が高くなることで、リノベーションにかけられる予算が減ってしまい、希望通りの工事ができなくなってしまうので注意しましょう。

 

完成までに時間がかかる

リノベーションの設計を建築家に依頼する場合、ワンストップで対応しているリノベーション会社に依頼するのと比べると完成までに時間がかかってしまいます。

 

リノベーション会社に依頼をする場合、過去の施工事例やある程度決められたプランの中から選ぶのが一般的です。

 

一方で建築家に依頼する場合は、打ち合わせを繰り返しながら一から設計します。

 

また、たくさんの依頼を受けている建築家は、順番を待たなければならないケースもあるので注意が必要です。

 

建築家を選ぶ3つのポイント

建築家にリノベーションを依頼するメリットとデメリットを確認したところで、建築家に依頼しようと考えている人は、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

 

・自分の希望と建築家の得意分野が一致しているか?

・生活のしやすさを向上させる提案力があるか?

・相談しやすい人や雰囲気か?

 

自分の好みと建築家の得意分野が一致しているか?

建築家にはそれぞれ得意分野やこだわりがあるため、得意分野ではないリノベーションを依頼してしまうと、建築家の良さを活かすことができないでしょう。

 

そのため、理想通りの住まいを実現するには、自分の好みと一致していることが重要です。

 

また、プランニング後にギャップを感じないようにするためにも、過去の施工事例をあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

 

生活のしやすさを向上させる提案力があるか?

建築家にリノベーション設計を依頼することでおしゃれな住まいを実現できるメリットがありますが、必ずしも快適な生活を送ることができる住まいになるとは限りません。

 

そのため、生活動線をつなぐ間取り変更や空間を上手に活用した収納スペースなど、生活のしやすさを向上させる提案力がある建築家に依頼しましょう。

 

相談しやすい人や雰囲気か?

建築家にリノベーションの設計を依頼する場合、打ち合わせを繰り返し行い、理想へと近づけていきます。

 

そのため、相談しやすい建築家を見つけることが大切です。

 

相談がしづらい建築家に依頼してしまった場合、要望を伝えきれず、納得のいく仕上がりにならないでしょう。

 

建築家のようなおしゃれなリノベーション事例

リノベーションでおしゃれな住まいを実現する方法は、建築家に依頼するだけではありません。

 

リノベーション会社に依頼した場合も、建築家に依頼したときのようにおしゃれな住まいを作ることができます。

 

ここからはリノベーション会社にリノベーションの設計を依頼した事例を紹介します。

 

素材にこだわってつくる開放感のあるお部屋

こちらの事例では、「インダストリアル」「ナチュラル」「アーバン」なテイストの内装に仕上げました。

 

もともと4DKだった住まいを2人暮らし用の2LDK + WTCの間取りに変更し、特徴である約100㎡の広さを存分に活かした開放感のある空間を演出しています。

 

また、キッチン部分は素材にこだわり、収納棚などに木材を取り入れることでインダストリアルなテイストのアクセントとなっています。

 

中古マンションで叶えるスマートハウス

シンプルで素材感のあふれる空間をテーマに、白を基調としたホテルライクな住まいにリノベーションした事例です。

 

また、ご依頼者様の要望でロボット掃除機が移動しやすいよう段差のない室内を実現しています。

 

そして、リビングとダイニングの境目は「グレー」と「木材」の床材で仕切り、キッチンの幅も同じにすることで、メリハリのあるリビングダイニングが特徴です。

 

「白×木×開放感」でつくる憧れの海外の家

リビングの中央にはステンレス製のアイランドキッチンを配置し、壁面にはブリックタイルを採用することで、料理をする音が室内全体のBGMになりそうな海外風の家にリノベーションした事例です。

 

また、壁いっぱいの大きさの窓は依頼者様のこだわりで、昼間は明るく、夜になるとキッチンの上に設置された電球が落ち着く大人の空間を演出してくれます。

 

まとめ

建築家は住宅設計や施工管理のプロフェッショナルなため、デザイン性の高いおしゃれな住まいにリノベーションしたい方は、建築家に依頼することをおすすめします。

 

とはいえ、リノベーション会社ではおしゃれなデザインに設計できないわけではありません。

 

また、建築家に依頼する場合、自分に合った人を見つけるのが難しく、住まいが完成するまでに時間がかかるデメリットもあります。

 

設計料もリノベーション会社に依頼した方が安い傾向にあるため、費用を抑えておしゃれにリノベーションしたい人は、リノベーション会社に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。

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