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2023.9.20

キッチンリフォームは自分でできる?キッチンDIYの簡単な方法や業者に依頼した場合の費用を解説

キッチンは毎日使うため、汚れがたまりやすく、劣化が進みやすい場所です。

 

また、「もっと収納を増やしたい」「最新設備にしたい」「デザインを変えたい」などの悩みをお持ちの方も多いでしょう。

 

しかし、リフォーム会社に依頼する場合、高額な費用がかかるため、DIYを考えている方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回はキッチンを自分でリフォームできるのかについて解説します。

 

キッチンDIYを考えている方は、本記事で紹介する方法を参考にしてください。

 

そもそもキッチンは自分でリフォームできる?

そもそもキッチンは自分でリフォームすることができるのか、分からない方がほとんどでしょう。

 

ここでは、キッチンをDIYできるかどうか、リフォーム会社に工事を依頼した場合の費用について解説していきます。

 

場所によってできない場合がある

結論、キッチンは自分でリフォームできます。

 

ただし、場所によってはDIY出来ない場合もあるため、注意が必要です。

 

特に電気やガスが通っている設備は自分でDIYすることで、事故につながる可能性もあるため、リフォーム会社に工事を依頼することをおすすめします。

 

一方、壁紙や床材の張り替えなどは、簡単にリフォームできるため、キッチンスペースを自分好みのデザインに変えられるでしょう。

 

リフォーム会社に工事を依頼した場合にかかる費用

キッチンの機能に不満があったり、古くなっている場合は、システムキッチン本体の交換をリフォーム会社に依頼することをおすすめします。

 

システムキッチン本体の交換をリフォーム会社に依頼した場合、交換するシステムキッチンのグレードにもよりますが、80万〜200万円ほどを費用の目安として考えておくと良いでしょう。

 

また、壁紙や床材を張り替えて、キッチン全体をリフォームする場合は追加の費用が必要です。

 

DIYできるキッチンの箇所

DIYできるキッチンの場所は、壁・床・収納の3箇所です。

 

それぞれどのようなDIYができるのか、工事方法について詳しく解説していきます。

 

キッチンスペースの中でも簡単にリフォームできるのが壁です。

 

一般的にはビニールクロスが壁紙として使われますが、キッチンは水や油が飛び散る可能性があるため、水に強い素材であるリメイクシートがおすすめです。

 

リメイクシートを貼ることで、イメージチェンジできるだけでなく、汚れや傷も隠すことができるでしょう。

 

また、リメイクシートは簡単に剥がすこともできるため、賃貸物件であっても退去時に簡単に原状回復できる特徴もあります。

 

リメイクシートの貼り方

リメイクシートは以下の手順で貼りましょう。

 

1.リメイクシートを貼る壁にマスキングテープを試し貼りして壁が剥がれないか確認する

2.リメイクシートを貼りたい範囲をマスキングテープで囲う

3.マスキングテープの上に両面テープを貼る

4.両面テープで接着させるようにしてリメイクシートを貼る

 

キッチン部分の床は、経年劣化とともに剥がれてしまったり、傷がついてしまうでしょう。

 

しかし、劣化した床材を全て剥がして新しいものを貼り変えるには時間がかかります。

 

また、一部分のみを変えるとデザインに統一性がなくなってしまうでしょう。

 

キッチンの床をDIYするためには、クッションフロアを敷く方法をおすすめします。

 

クッションフロアの敷き方

クッションフロアを以下の手順で敷きましょう。

 

1.クッションフロアを広げる

2.余分な部分を切る

3.床に両面テープを貼る

4.キッチンの角に1枚目のクッションフロアを貼る

5.1枚目を基準に2枚目以降のクッションフロアを貼る

6.クッションフロアが重なる継ぎ目を切る

 

収納

キッチンの悩みとして「収納が足りない」という声は多く上がっています。

 

特に家族が増えると、必然的に食器の数が増えるので元々の収納スペースだけでは足りなくなってしまうでしょう。

 

簡単に収納スペースを増やすには、突っ張り棒を使う方法やカラーボックスを使う方法がおすすめです。

 

突っ張り棒

壁と壁の間に設置した突っ張り棒にS字フックをかけることで、さまざまな調理器具を引っ掛けることができます。

 

また、突っ張り棒を2本使うことで、鍋ややかんなども置くことができるでしょう。

 

簡単に取り外しできるのが最大の特徴です。

 

カラーボックス

カラーボックスを数段重ねてキッチン横に置いて置くことで、収納スペースが増えるだけでなく、ちょっとした物を置いておけるキッチンカウンターとしても活用できます。

 

ただし、プラスチック製のカラーボックスは耐久性が低いため、補強する必要があるでしょう。

 

DIYできないキッチンの箇所

DIYができる箇所がある一方で、DIYできない箇所もあります。

 

無理にDIYをしようとした結果破損してしまうと、新しくキッチンを買い換えなければなりません。

 

また、電気やガスが通っている設備もあるため、最悪の場合事故が起こってしまうでしょう。

 

これから紹介する箇所をリフォームしたい方は、業者に工事を依頼することをおすすめします。

 

シンク

シンクは水に触れる機会が多いからこそ、サビや変色が起こりやすい箇所です。

 

作業としては、シンクを取り外して新しいものと交換するだけのため、自分でもDIYできそうに感じてしまいますが、天板とビスで固定したり、排水管とつながなければなりません。

 

DIYに失敗してトラブルを起こさないためにも、リフォーム会社に工事を依頼することをおすすめします。

 

ビルトインのガスコンロ

テーブルタイプのガスコンロであれば、取り外して新しいものと交換するだけですが、ビルトインのガスコンロの場合、新しいガス管とつながなければなりません。

 

新しいガス管とつなぐためには資格が必要なため、専門の業者に工事を依頼する必要があります。

 

キッチンをDIYするメリットとデメリット

ここからはキッチンをDIYするメリットとデメリットについて解説します。

 

双方を把握した上で自分でDIYをするか判断しましょう。

 

メリット

費用を削減できる

DIYでキッチンをリフォームする場合、リフォーム会社の職人に依頼せずに自分で作業するため、人件費分のコストを削減することができます。

 

自己満足感が高い

自分でDIYをすることで、達成感や満足感を得ることができます。

 

自分で作り上げたキッチンには、愛着が湧くので毎日の料理がさらに楽しく感じられるようになるでしょう。

 

デメリット

時間と労力がかかる

自分でDIYをする場合、リフォーム会社に依頼しないため費用は削減できますが、自分が作業することで時間や労力がかかります。

 

依頼すれば1日で終わる工事も数日かかってしまう可能性もあるため、DIYしている間はキッチンが使えなくなってしまいます。

 

また、工事の労力だけでなく、材料を購入したり、作業の手順を調べたりと準備にも時間がかかるでしょう。

 

クオリティが低い

DIYに慣れている人であれば、ある程度のクオリティに仕上げることができますが、DIYに慣れていない人が工事した場合、プロの業者と比べて当然クオリティが低くなってしまいます。

 

どんなクオリティに仕上がったとしても満足感が高ければ問題はありませんが、欠陥があると再度DIYをしなければならず、余計な費用や労力がかかってしまうでしょう。

 

まとめ

今回はキッチンのリフォームでDIYができる場所とできない場所について解説しました。

 

壁紙や床材を貼ることで簡単にデザインを変えたり、収納を増やすことは自分でDIYすることができます。

 

しかし、シンクやガスコンロを取り替える場合は、資格が必要な工事もあるため、プロのリフォーム会社に依頼することをおすすめします。

 

キッチンをリフォームしようとしている人は、本記事を参考に自分でDIYするか、プロの依頼するか判断してください。

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