中古マンションはリノベーションでこんなに変わる!?おしゃれなビフォーアフター事例6選
築年数が経ち古くなってしまった物件をおしゃれな住まいに変えることができるリノベーションは、費用を抑えて理想の家を手に入れられるため、近年注目を集めています。
実際にリノベーションをする前の写真と工事後の写真を見比べると「本当に同じ家とは思えない」と感じてしまうでしょう。
今回はリノベーションを検討している方に向けて、おしゃれな住まいに生まれ変わった事例のビフォーアフターを紹介します。
ぜひリノベーションのプランやデザインを決める際の参考にしてください。
おしゃれなビフォーアフター事例6選
まずは、おしゃれな住まいに生まれ変わった事例のビフォーアフターを紹介します。
猫と寛ぎの家
リノベーション後
リノベーション前
猫も人も「のびのび」と寛げる空間に仕上げたこちらのリノベーション事例は、3LDKを1LDKに間取り変更することでダイニングとリビングを広く拡張しています。
また、押し入れだったスペースは、「こもり感」のあるヌックに作り替えているのが特徴です。
キッチンからもヌックの中が見えるので、どこにいても家族とのコミュニケーションが取れるよう設計されています。
大人のアジアンリゾート
リノベーション後
リノベーション前
「ヴィラ」をテーマに大人のアジアンリゾート風インテリアを揃えたこちらの住まいは、間接照明やDIYでインテリアを作りこめるよう余白を残したリノベーションです。
グレージュかかった色を採用したクロスは間接照明の暖色ライトが当たり、柔らかく落ち着いた印象になります。
また、音楽を楽しめるよう、リビングの照明にはスピーカー付きのダウンライトを設置しています。
暮らしを豊かにする家
リノベーション後
リノベーション前
こちらの住まいは日々の小さな不満を全て解消できるよう、こだわりを詰め込んだリノベーション事例です。
1つ1つの部屋を広々使えるよう4LDKを2LDKに間取り変更しています。
また建具はオーク系で優しい色合いに、クロスは淡いグリーン系で「北欧」「ナチュラル」「シンプル」のテイストに仕上げています。
ドラマのワンシーンの家
リノベーション後
リノベーション前
お気に入りドラマをヒントに理想の住まい創りを実現したこちらの事例は、ラウン材やネイビーのクロスなど落ち着いた色合いに仕上げています。
また、和室とダイニングキッチンを繋げ、広々としたLDKに間取り変更をしています。
インテリアや観葉植物を配置するための余白を残しているため、入居した後も自分好みに変えていくことができるでしょう。
カフェバーを愉しむ家
リノベーション後
リノベーション前
3LDKの物件をワンルームに大きく間取り変更したこちらのリノベーション事例はカフェバーをイメージさせるおしゃれな部屋に仕上がっています。
撮影スタジオ兼住居として使用できるよう、モルタルやライトを使いインダストリアルなテイストになっています。
同じ部屋でもエリアごとに床材を変えることで違う雰囲気に作り上げつつ、天井のモルタルやラインのアイアンが統一感を出しているのが特徴です。
メンタルを満たしてくれる家
リノベーション後
リノベーション前
3回目の物件購入を経験されている依頼者の要望を受けて、ドアや窓、クロスなど不要と感じたものをできるだけ無くし、心から満足して暮らせる理想の空間に作り変えました。
むき出しのコンクリートやそのまま塗装した木下地、ステンレスと隅々までこだわりが詰め込まれていて、それぞれのテイストが丁度よく交わっています。
リノベーションをするメリットとデメリット
リノベーションをすることでライフスタイルに合わせた間取り変更を行い快適な住まいに作り変えたり、内装のデザインをこだわることで自分好みのおしゃれな空間を創り出すことができます。
しかし、リノベーションをするデメリットもあるため、メリットばかりに目を向けているとリノベーションをした後に後悔してしまうでしょう。
これから紹介するメリットとデメリットをそれぞれ把握した上で、リノベーションを行うか検討してください。
リノベーションをするメリット
リノベーションを行う最大のメリットは予算を抑えてライフスタイルに合わせた自分好みの住まいを手に入れられることです。
中古マンションを購入してリノベーションを行った場合、物件の金額やリノベーションの内容にもよりますが、新築の注文住宅を購入するよりも安くなることがほとんど。
また、中古マンションは新築の物件よりも流通量が多いため、エリアなどの希望条件を叶えやすいです。
リノベーションをするデメリット
リノベーションをするデメリットとしては、(物件費用とリノベーション工事費用を一体型住宅ローンで購入しない場合は)リフォームローンを借りなければならないことが挙げられます。
リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高いため、同じ金額を借りた場合に多くの利息を支払わなければなりません。
ただし、物件を購入したタイミングでリノベーションを行えば、物件の取得費用としてリノベーションの費用も含めることができるため、住宅ローンでまとめて借りることができます。
リノベーションで失敗しないために注意すべきポイント
リノベーションのメリットとデメリットについて前述しましたが、実際にリノベーションを行った人の体験談を見ると、満足いくリノベーションができた人だけの声だけではなく、後悔している人の声も見かけます。
マイホームの購入は人生に一度の大きな買い物のため、失敗しないための注意点を抑えて慎重に選ぶことが大切です。
リノベーションを検討している方はこれから紹介するポイントを必ず覚えておいてください。
予算に合わせて条件に優先順位をつける
リノベーションのプランを立てる際は、予算を決めてからその範囲内で希望の条件を絞り込むようにしましょう。
優先順位をつけずにこだわりを全て詰め込んでしまうと、プランが完成した後に予算が足りないことが分かり、プランを立て直す必要があります。
中古マンションをリノベーションする場合の費用は1㎡あたり、10〜15万円ほどが相場です。
70㎡のファミリータイプのマンションをリノベーションする場合は、1,000万円前後を予算として考えておくと良いでしょう。
また、物件を購入する場合は購入代金も予算に加えなければなりません。
リノベーションにかかる費用だけでなく、完成した住まいに住むまでにかかる総額を事前に計算しておくことをおすすめします。
理想のリノベーションができる物件を選ぶ
マンションをリノベーションする場合、建物の構造によっては希望通りのリノベーションを行うことができない可能性があります。
間取り変更など一からデザインを変える大規模な工事をスケルトンリノベーションと言いますが、スケルトンリノベーションを行うには壁を壊して柱と梁だけの状態にしなければなりません。
マンションの構造は「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類に分けられ、壁式構造は壁が建物を支えているため、壁を壊すことができません。
そのため、自由度高くリノベーションを行うためには、ラーメン構造の物件を選ぶようにしましょう。
信頼できる業者を見つける
リノベーションの仕上がりは、工事を依頼したリノベーション業者の技術によって変わります。
また、手抜き工事を行う悪徳業者も存在します。
信頼できるリノベーション業者を見つけるためには、口コミや過去の施工事例を確認すると良いでしょう。
そして、リノベーションのプランを立てる際に、依頼者の希望を入念にヒアリングし、親身に相談に乗ってくれる担当者がいる業者を選ぶようにしてください。
まとめ
リフォームと違い、リノベーションは既存の住まいを一新して、新しい価値を生み出すために行われます。
実際にリノベーションをした住まいのビフォー写真とアフター写真を比べると「本当に同じ家なの?」と疑ってしまうほど、全く違う住まいに様変わりしています。玄関はこうしたい、寝室はこんな雰囲気にしたい、「リノベ で自分の理想のおうち づくり」してみませんか。
リノベーションをすることで費用を抑えて自分の理想の住まいを手に入れられるメリットがある一方で、デメリットも存在します。
リノベーションを考えている方は、本記事で紹介した事例や注意点を参考に予算の範囲内で慎重に検討してください。