【最新】中古マンションリノベーション事例5選!リノベーションをするメリットや注意点を徹底解説
「予算を抑えて理想の住まいを持ちたい」
「快適に暮らせるマイホームを手に入れたい」
「ライフステージに合わせて住まいを作り変えたい」
住宅購入を検討する上でこのように思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
本記事では、近年注目を集めている中古マンションのリノベーションについて施工事例やメリット、注意点を紹介します。
リノベーションを考えている人は最後まで読んでいただき、参考にしてみてください。
中古マンションのリノベーション事例5選
中古マンションのリノベーションでは、間取りやデザインをライフスタイルや家族構成に合わせて変えることができるため、理想の住まい、暮らしを実現することができます。
しかし、リノベーションのプランは自由度が高いため、完成後のイメージを具体的にできない方も多いでしょう。
ここでは、リノベーションプランを決める時に参考となる施工事例5選を紹介していきます。
自分の理想と近い住まいにリノベーションされた事例はないか探してみてください。
ミニマルなギャラリー空間
空間の使い方を工夫し、プライベート空間×リビングをギャラリー空間として大胆にゾーニングしたこちらの事例は、プライベート空間はできるだけコンパクトにしてギャラリー空間を広くするようにリノベーションしています。
また、プライベート空間とギャラリー空間は3枚の引き戸で仕切っているため、開けると広々とした開放感あふれる住まいにイメージチェンジすることも可能です。
リビングは家具やインテリアにこだわり、床を土間にすることで圧倒的な存在感を放っています。
憧れのカフェハウス
1,000万円以下でリノベーションしたこちらの事例は、コーヒーや音楽を楽しみながら落ち着くことができ、家族の笑顔があふれるようなカフェ風の家にデザインしています。
4LDKを3LDKに間取り変更することでリビングを広くし、ロフトを採用することで天井までの高さが3.5メートルある開放感のあふれるリビングが特徴です。
白色の壁に木目柄の床や扉がマッチすることで高級感が増し、おしゃれな空間となっています。
積層の家
広々としたワンルームの住まいが欲しいというお客様の要望に応えてリノベーションされたこちらの事例は3LDKをワンルームに大胆な間取り変更を行っています。
また、プライベートな空間を扉で仕切るという概念を無くし、壁や段差を活用して大きく5層の空間に分けました。
「インダストリアル」「モダン」「ナチュラル」をテイストにした落ち着いた色合いや打ちっぱなしコンクリートの梁が特徴的です。
アートと暮らす家
現代アートが好きなお客様の要望に応えて、おしゃれな家具や雑貨が映えるミュージアムのような部屋にリノベーションした事例がこちらです。
コンクリート打ちっぱなしの天井は無機質な印象を演出し、シンプルだけどかっこいいインダストリアルなテイストに仕上がっています。
また、無印良品の収納棚が上手く納まる設計となっており、小さいインテリアも綺麗に見せることができます。
ドラマのワンシーンの家
某ドラマで出てくる家からヒントをもらいデザインされたこちらの事例は、細部まで”好き”を詰め込んだ理想の住まいとなっています。
また、ラワン材やネイビーのクロスは輸入品で、インテリアや内装が映えるように間取り変更されているのが特徴です。
リビングとその横にあるスペースは「ルーバー」で仕切られており、デザイン性はもちろん採光や通風にも優れています。
ネイビー×木調で統一することで、大人の落ち着きを感じさせる高級感あふれるこちらの住まいですが、リノベーションにかかった費用は1,000万円以内に収まっています。
リノベーションをする3つのメリット
リノベーションをするメリットには主に以下の3つが挙げられます。
1.住まいを自由にカスタマイズ、デザインできる
2.希望するエリアで物件を見つけやすい
3.費用を抑えて理想の住まいを実現できる
それぞれについて詳しく解説していきます。
メリット①住まいを自由にカスタマイズ、デザインできる
リノベーションをする最大のメリットはライフスタイルや家族構成などに合わせて住まいを作り変えられることです。
部分的にリフォームをした場合と比べると、壁を取り除いて間取りを変更したり、水まわりの設備を移動したり、壁や床の素材を選べたりと自由度が高いです。
自分の理想に近い住まいを手に入れられることで満足度が高まり、その後の生活も快適になるでしょう。
メリット②希望するエリアで物件を見つけやすい
新築物件だけに絞って探した場合、エリアや予算などの条件が合わず、物件探しに長期間かかってしまうでしょう。
また、必ずしも希望するエリアで新築の物件が販売されているとは限りません。
一方、中古マンションは不動産市場の中でも流通量が多いため、希望する条件を叶えやすいです。
駅の近くに住みたい、閑静な地域で生活したいなどの希望がある方は、中古物件も含めて検討することをおすすめします。
メリット③費用を抑えて理想の住まいを実現できる
理想の住まいを実現する方法としては、新築の注文住宅を購入することも選択肢の一つです。
しかし、新築の物件は不動産会社の利益が上乗せされているため、取得費用が高くなります。
中古マンションを購入してリノベーションすることで物件取得にかかる費用を抑えられるため、内装の変更に予算をかけることができるでしょう。
リノベーションで失敗しないための注意点
中古マンションを購入してリノベーションした場合、さまざまメリットを受けることができますが、知っておくべき情報、押さえておくべき注意点もあります。
注意点を知らずにリノベーションをしてしまうと、後から「こんなはずではなかった」と後悔してしまうため、あらかじめ確認しておきましょう。
注意点①建物の構造によって希望通りのリノベーションができない
建物の構造は「ラーメン構造」と「壁式構造」の主に2種類に分けられます。
梁や柱で建物を支えているラーメン構造に対して、壁式構造は壁で建物を支えているため、壁を取り除く工事を行うことができません。
つまり、仕切りとなっている壁を壊して間取り変更をしたいと考えていても、壁式構造の建物では実現することができません。
大幅に住まいを改修したい方は、ラーメン構造の物件を選ぶようにしましょう。
注意点②住宅ローンを借りられない可能性がある
住宅ローンは基本的に物件の取得費用を借りるためのローンです。
つまり、リノベーションにかかる費用は借りることができず、リフォームローンを利用する必要があります。
リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高いため、同じ借り入れ金額に対して利息が大きくなります。
ただし、物件取得後すぐにリノベーションを開始する場合は、まとめて住宅ローンを借りることができるため、物件探しとリノベーションの計画は同時進行で進めようにしましょう。
注意点③工事期間中は仮住まいが必要
リノベーションの工事内容にもよりますが、間取り変更や電気配線など大規模な工事を行う場合は2〜3ヶ月もかかってしまうことが一般的です。
物件の取得費用をローンで借りている場合は、購入した時点から返済は開始されますが、すぐに入居できないため、仮住まいが必要になります。
二重に住宅費を支払わなければならないため、手元の資金にはゆとりを持っておくと良いでしょう。
また、仮住まいしている物件を解約するための手数料や引っ越しの費用がかかることも忘れてはいけません。
入居後の生活が苦しくならないためにも入居までにかかる費用をあらかじめ計算しておきましょう。
まとめ
リノベーションを行うことで、既存の住まいを一新し、新しい価値を生み出せます。
ただし、建物の構造によっては希望通りのリノベーションができないことや工事期間中は仮住まいをしなければならないなどの注意点があります。
失敗しないためには、過去の施工事例を必ず確認する必要があり、リノベーション全体でかかる費用をあらかじめ計算しておくようにしてください。
リノベーションを検討している方は、本記事を参考に一度リノベーション会社に相談することをおすすめします。