リノベーションはセルフでできる?DIYすることができる範囲や注意点を徹底解説!!
「部屋の模様替えをしたいけどセルフでリノベーションはできるの?」
「DIYできる部分はどこまで?」
DIYをしようと考えている方でこのような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は住まいをセルフでリノベーションできる範囲や注意点について紹介します。
リノベーションはセルフで行うことができますが、メリットがある一方でデメリットもあるため業者に依頼をした方が良い場合もあります。
自分でDIYを行う前に、本当に自分ですべきか業者に依頼すべきか本記事を参考に考えてみてください。
セルフでリノベーションできる箇所は?
持ち家をリノベーションする際は基本的に全ての箇所を自分好みのデザインに変更することができますが、購入したマンションの場合はベランダや玄関、窓などの共用部分は勝手にリノベーションすることができません。
ここではセルフでリノベーションを行うことができる箇所について紹介します。
壁
部屋の壁をセルフリノベーションする場合は以下のようなことが可能です。
・壁紙・クロスを張り替える
・好きな色合いに塗り替える
・絵を描く
・珪藻土や漆喰を塗る
壁のセルフリノベーションは比較的簡単なものが多く、ホームセンターなどでリノベーションに必要な道具を手軽に揃えることができます。
しかし、壁紙やクロスを張り替えるときに隙間や気泡ができてしまうなど思っていた仕上がりにならないこともあるため、ピッタリ張り替えたい方は業者へ依頼することをおすすめします。
床
床をセルフリノベーションする場合は以下のようなことが可能です。
・床材の重ね張り便
・フローリングの張り替え
・フローリングのオイル仕上げ
床のリノベーションは張り替えだけでなく、フローリングの上にシート上の床材を重ねる方法もあり、重ね張りは比較的簡単で挑戦しやすいリノベーションです。
ただし、マンションに住んでいる方は管理規約により使用して良い床材の種類が定められている場合があるため事前に確認をしておきましょう。
ドア
ドアをセルフリノベーションする場合は以下のようなことが可能です。
・ドアノブの交換
・ドアの色を塗り替える
・ドア本体の交換
ドアノブや本体の交換、装飾は比較的簡単にリノベーションを行うことができます。
しかし、玄関のドアは共用部分に含まれるため、勝手な判断でリノベーションできません。
トイレ
トイレをセルフリノベーションする場合は以下のようなことが可能です。
・壁紙の張り替える
・床材の張り替え
・収納スペースを作る
トイレのリノベーションは難しいものもありますが、壁紙や床材の張り替えは簡単に自分で行うことができます。
また、収納スペースが少ない場合は、セルフで収納棚を作ることも可能です。
ただし、トイレは汚れが付着しやすい箇所なため、汚れが落としやすい素材や脱臭効果のあるものを選びトイレのリノベーションをしましょう。
セルフでリノベーションするメリット
部屋をセルフでリノベーションするメリットを紹介します。
リノベーションにかかる費用を抑えられる
リノベーションを行う際は業者に依頼をすることを最初に考えてしまう方も多いでしょう。
しかし、セルフでリノベーションを行うことで業者に依頼をするよりも費用を抑えることができます。
セルフリノベーションなら材料や工具などの費用だけですが、業者に依頼する場合は人件費や設計費、施工費がかかるため高額な請求となってしまうかもしれません。
予算をあまりかけずにリノベーションをしたい方はセルフリノベーションを検討してみてください。
DIYに関する知識が身につく
セルフリノベーションをすることで、DIYに関する知識や技術が身につきます。
一度自分でリノベーションをした経験は同じ箇所を修繕する際や別の箇所をリノベーションする際に役立ちます。
自分の部屋に愛着が湧く
セルフリノベーションは自分の時間を使い、手間をかけて完成させるため、その部屋に愛着が湧くでしょう。
また、家族と一緒に協力して自分好みの部屋をリノベーションすれば思い出の1つとなるでしょう。
セルフでリノベーションするデメリット
セルフでリノベーションするメリットについて前述しましたが、メリットがある一方でデメリットもあるため、事前に理解しておきましょう。
セルフでリノベーションができる範囲が限られる
セルフでリノベーションをする場合は大がかりなリノベーションは難しく、一部分の簡単なリノベーションとなってしまいます。
リノベーションが可能な主な範囲は以下の通りで、具体的なリノベーション方法は本記事を参考にしてください。
・壁
・床
・ドア
・トイレ
電気・水道・ガスなどの設備をリノベーションする場合には専門的な資格になり、管理規約を確認する必要があるため自分でリノベーションをするのはおすすめできません。
作業に手間がかかる
セルフリノベーションは簡単なリノベーションだとしても時間や労力がかかります。
例えば、壁紙や床材の張り替えなど良く行われるセルフリノベーションでも、1部屋あたり1〜2日程度かかります。
また、セルフリノベーション初心者であればさらに時間がかかってしまうでしょう。
短い期間でリノベーションを完成させたい場合は、業者に依頼をすることをおすすめします。
仕上がりのクオリティーにムラがある
セルフリノベーションには費用を抑えたり、完成した部屋に愛着が湧くなどのメリットがありますが、仕上がりのクオリティーにムラがでてしまうことは理解しておきましょう。
メンテナンスがすぐに必要となればさらに時間がとられてしまい、生活にも影響がでてしまいます。
ただし、多少の不格好さは気にならないという方はセルフリノベーションを行っても問題ないでしょう。
セルフでリノベーションを行うときの注意点
セルフリノベーションを行う際の注意点は、リノベーション作業前の準備です。
とくに以下の注意点は事前にしっかり抑えておきましょう。
1.材料や工具など必要なものを揃える
2.作業方法や工程を調べる
3.ゴミや廃材の適切な処分方法を確認する
4.リノベーションを行わない箇所に傷や汚れがつかないよう保護する
セルフリノベーションをするときには、材料や工具の準備も自分で行わなければなりません。
作業方法や工程などをインターネットで調べる際に必要なものもメモしておきましょう。
リノベーションを業者に依頼した方が良いケース
ここまでセルフリノベーションをする際に知っておくべきことについて解説してきましたが、セルフリノベーションではなく業者に依頼をした方が良いケースもあります。
自分好みの部屋にするために行うリノベーションはセルフで行った方が良いか、業者に依頼をした方が良いかしっかりと比較するようにしましょう。
ここからは業者に依頼した方が良いケースを2つ紹介します。
大幅に間取りを変更する場合
壁を壊し1つの大きな部屋にするなど、間取りを大きく変更する場合は、リノベーションを業者に依頼することをおすすめします。
大きな間取り変更には壁や柱の撤去が必要になりますが、建物の構造を把握せずにリノベーションを行ってしまうと重さに耐えきれず崩れてしまう可能性があります。
マンションをリノベーションする際は他の住人にも迷惑をかけてしまうため、必ず業者に依頼をしてください。
電気・水道・ガスなどの設備を変更する場合
電気・水道・ガスなどの設備をリノベーションする場合には、専門の資格を保有している者が施工をしなければなりません。
キッチン設備の入れ替えやトイレ・浴室の移動、コンセントの増設を考えている方は資格を保有しているリノベーション会社か確認した上で依頼をするようにしましょう。
まとめ
リノベーションは一般的に業者に依頼をして施工してもらうものだと思っている方も多いと思いますが、最近ではセルフリノベーションを行う人も増えており、DIY用の材料や工具も簡単に手に入れることができます。
セルフリノベーション初心者の方は比較的簡単にリノベーションできる、壁紙の張り替えから始めてみてはいかがでしょうか?
しかし、クオリティーは業者に依頼した場合よりも低くなってしまうため、少しの不格好さも理解しておきましょう。
リノベーションの内容によっては、大がかりなとなり資格が必要になるケースもあるため、DIYをする前に業者に相談して理想の部屋を実現してください。