「キッチン」をリノベションしたい!! キッチンリノベーションの費用相場やポイントを整理してご紹介します!
キッチンには、人それぞれの使い勝手やこだわりがありますよね!
最近では「キッチン」という間取りのレイアウトにとらわれず、LDKとして一体的に空間を広く使いたい!というお客様の声も増えています。
間取りの変更が必要な大がかりものから、設備の交換など規模の小さいものまで。
内容も多岐にわたるプロシードデザインのキッチンリノベーション。
「マンションが古くなったからキッチンだけでもリノベーションしたい!」
「でも、一体いくら必要なの?」
という方に向けて、福岡のキッチンリノベーションの会社選びや費用相場、知っておきたい施工のポイントや事例など、今回の記事では工夫ポイントを整理してご紹介します。
「対面キッチン」と「壁付けキッチン」
そもそも「キッチン」と一言で言っても、その種類やタイプ、配置や間取りなど様々な種類があることをご存知ですか?
よくテレビやドラマのお家などに登場するような「対面型のカウンターキッチン」「独立したアイランドキッチン」「海外のような広々キッチン」など、何となくは知っていても、具体的な種類やタイプまでは把握されてないことも多いかと思います。
そこで、まずは「キッチン」にどんな種類があるのかをご紹介していきます。
最近人気のシステムキッチンは大きく分けて「対面キッチン(オープンキッチン)」と「壁付キッチン(クローズキッチン)」があります。
新築や、リフォーム済の販売物件で選ばれるシステムキッチンの主流は、対面キッチン(オープンキッチン)のケースが多い傾向にありますが、リノベーションの場合、暮らし方によっては対面キッチンに限らず壁付けキッチンをあえて選ばれる方も多くいらっしゃいます。
▸ 「対面キッチン」
キッチンで作業しているときに、ダイニングやリビングなど住まい全体を見渡せるような開放的な作りで、家族とのコミュニケーションが円滑に取りやすいのが特徴になります。
そのためキッチンで料理や洗い物をしている間も、テレビを見ながら、またお子様やご家族の様子を見ながら作業が出来るため、目を離している間に子どもが危ないことをしていないかといった不安が軽減され、子育て世帯に人気のキッチンです。
▸「壁付けキッチン」
対面キッチンとは逆にキッチンが壁付きになっているため、生活空間が垣間見えるキッチンが散らかっていても、あまり目立たずに隠すことができ、クッキングスペースをコンパクトにまとめることが出来ます。クッキングスペースが目立たないため、オーブンや調理器具などを隠すことができ、料理に集中しやすいことから、料理が好きな方は壁付キッチンを好む方も多いようです。
最近ではLDKに壁付けタイプのキッチン背面に収納カウンターやダイニングテーブルを設けるパターンも多く、人気の間取りになっています。
キッチンの具体的な種類と費用相場
では、実際のリノベーションやリフォームにおいて、代表的なキッチンの種類と費用や価格の相場観を見ていきましょう。
▸ I型キッチン : 50万〜120万
対面式キッチンの中でも、シンクと作業スペース、コンロが一直線の横並びになったものをI型キッチンと言います。一般的な住宅で1番よく使われている対面キッチンがこの形になります。キッチンの正面には高さ10〜15センチメートル程度の腰壁をつくり、作業の手元や小物類を隠し、水ハネを防ぐことができます。
キッチン前にカウンター(腰壁)が出来るので、セミオープンキッチンやカウンターキッチンと言われることもあります。
キッチンまわりの生活感や整理されていない場合に隠すことが出来るのは奥様など家事をする方にとってメリットになります。
キッチンにいながらダイニングに座っている人と問題なく会話できるので、対面キッチンとしての機能も問題無く果たせます。
ただし、複数人で料理をするときは動線が重なり動きにくいという部分はあります。
I型キッチンの交換にかかる費用相場は、キッチンの交換だけ行う場合で20万~30万円程度です。ハイグレードなキッチンを入れたり、キッチンの位置を変更したりする場合は、50万円以上かかることもあります。
▸ セパレート型キッチン:65万〜130万
「セパレート型キッチン」はシンクとコンロを別々に分けたキッチンです。
「コンロ」と「シンク」「調理台」は通常、一列かLの字型に配置されます。それぞれⅠ型キッチン、L型キッチンと呼ばれますが、ここからシンクが飛び出したレイアウトが「セパレート型キッチン」になります。その形から「Ⅱ型キッチン」とも呼ばれることもあり、対面キッチンと壁付キッチンのメリットを合わせ持ったキッチンです。
シンクとコンロが分かれている為、複数人での料理がしやすく、広い作業スペースを確保することが出来ます。壁に向かって料理が出来るので、壁付キッチンのメリットである集中して料理することが叶えられます。
ただ、シンクで洗った野菜などをお鍋に入れる際に水滴が落ちてしまうとか、熱いお鍋をシンクに運びたい時に周りの様子を見ないといけないなど、少し注意が必要であったりもします。
L型キッチンのリフォームにかかる交換費用は20万~30万円程度です。既存のキッチンがL型でない場合やセパレートタイプではない場合、50万円以上かかる場合もあります。
▸ ペニンシュラキッチン: 65万〜200万
オープンキッチンと言うとアイランドキッチンが思い浮かぶ人も多いかと思いますが、実際はペニンシュラキッチンを使う方も多い傾向にあります。
ペニンシュラ(peninsula)とは、英語で「半島」を意味します。 キッチン部分が半島のように突き出ていることから、ペニンシュラキッチンと呼ばれています。 四方が壁に接していないアイランドキッチンを、片側だけ壁につけたものと考えるとわかりやすいかもしれません。
その特徴は、アイランドキッチンだとかなりのスペースが必要となりますが、ペニンシュラキッチンだと片方が壁についているので、スペースを上手に使うことができ、間取りに取り入れやすい特徴があります。
コンロを壁側に設置することが出来るので、選べる換気扇の種類が多く、ニオイ拡散の軽減にもなります。ただ、アイランドキッチンのようにキッチンの周りをくるくる回ったりすることが出来ず、アイランド型と比べると開放感は落ちてしまいます。
ペニンシュラキッチンはバリエーションが豊富でアイランドキッチンより価格が抑えられるのでお洒落で存在感のあるキッチンを作りたい方にはオススメです。
こちらのキッチンもキッチン交換のみであれば、それほど高額にはなりませんが、ローグレードやスタンダードなキッチンで60万~100万円程度、ハイグレードなタイプで160万~200万円以上かかる場合もあります。
▸ アイランドキッチン:100万円以上〜
「アイランドキッチン」はキッチンと壁が接する部分がなく、海に浮かぶ島国(アイランド)のようにあることから総称してそう呼ばれます。「オープンキッチン」という名で表す代表的なキッチンのことになります。
とても開放感があり、家族や友人とコミュニケーションをとるのには最も適しているといえます。
アイランド型になっているため、キッチンの周囲に何もなく非常に動きやすく、ダイニングテーブルへ料理を運ぶ時など短距離で移動することが可能になります。
ただし、アイランドキッチンを設置する際にはそれ相応の広いスペースが必要となるため、リビングやダイニングなどのLDKを広く確保した間取りが必要になります。また、料理中や食器を洗うときなど手元が丸見えとなりますので、キッチンの上を常に綺麗にしておかないと生活感が丸出しになってアイランドキッチンの良さが軽減してしまいます。
とてもお洒落なアイランドキッチンですが、いつも綺麗に保てるかというところがポイントになります。
工事費用はその他と同じく20万~30万円程度です。元のキッチンがアイランド型でない場合や、キッチンの位置を変える場合、間取りを変更する場合などは、100万円以上かかるケースも多々あります。しっかりと予算に応じた選択をすることをおすすめします。
キッチンリフォームにかかる内訳
キッチンリフォームにかかる費用の相場は、およそ50~150万円で、キッチン本体の種類やリフォームの規模などにより費用に幅があります。一般的なキッチンリフォームの中央地は、50〜70万円というデータもあります。ただし、素材のグレードや既存の状態、施工内容や範囲などによって大きく変わるため、あくまで目安として考えておきましょう。
以下、リフォーム工事の内訳をご紹介します。
▸ キッチン本体価格
工事の総額を大きく占めるのは、新しいキッチンの本体価格です。価格は、素材や機能性などによって異なります。また、オーダーメイドでオリジナルのキッチンをつくるか、元々一体型になっているシステムキッチンから選ぶかでも価格は大きく変わります。キッチン本体のグレードによっても価格帯が異なり、シンプルの場合は50~80万円ほど、ハイグレードとなると100万円以上かかるケースもあります。
▸ リフォーム工事費用
| キッチンの移動や内装工事にかかる費用
キッチンを移動させる際は、床や壁を補修する内装工事が必要です。この内装工事にかかる費用は、施工範囲や内容にもよりますが、5~25万円ほどの場合が多いです。
また、キッチンを別フロアへ移動させるなど配置を大きく変更する場合は、費用が高額になることも覚えておきましょう。会社や業者によっても若干の価格差がありますので、見積もりなどで比較して確認することをおすすめします。
| 既存キッチンの解体・処分費用
既存キッチンの解体や処分にかかる費用は、既存の状態や工事の内容にもよりますが、およそ10~30万円となります。
| 電気・ガス・給排水管・換気ダクトの工事費用
キッチンをリフォームする場合、インフラまわりの接続工事の費用も別途必要になります。電気配線、ガス管、給排水管、換気ダクトが代表的にかかる費用になります。
▸ 付帯工事費
リフォームでキッチン本体を移動したり、キッチンの型(タイプ)を変えたりする場合は、周辺の床や壁も工事することになります。そのため、追加で床材や壁材などの材料費や施工費もかかります。例えば、キッチン周辺の床材の交換や内壁のクロス張り替えなどがあります。
まとめ
さて今回の記事では、リノベーションにおける「キッチンの費用相場」についてご紹介してきました。
キッチンにも様々なタイプや種類があり、それぞれに豊富な商品が展開されています。また最近では、ドイツなどの海外の有名なキッチンも人気があり、価格も下から上まで様々に存在します。
デザイン性を選ぶのか、機能性を選ぶのかなどご自身やご家族の好みを擦り合わせる時間も必要かもしれません。
またリフォームやリノベーションは、一定の期間や時間を要します。
しっかりと時期なども計画に入れましょう。
なお、プロシードデザインでは、これから福岡にてリノベーションを検討されている方のために、「インテリアの選び方」や「キッチンコーディネート」など様々なセミナーや相談会を無料で実施しております。また随時資料請求も承っております。お気軽に何でもご相談いただければと思います。
ひとりひとり、ご家族ごとに異なったデザインとリノベーション、住まいをご提案しております。是非そちらの一覧ページも御覧ください。
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