2022.9.13

リノベーションやリフォームはいくらかかるの? 福岡のリノベやリフォームの費用や相場を学んでおこう!

 

リノベーションやリフォームを始める上で、工事にいくらかかるのか。物件にいくらかかるのか。など安心してリノベーションやリフォームを進めていくために、気になる費用感や相場観など知っておきたいコストなどのポイントをご紹介していきます。

 

リノベーションやリフォームはどのくらいの費用が必要?

これからリノベーションやリフォームを進めていく中で、具体的にどんなものに費用が発生して、どんなものに予算を考慮しておきたいなど、関わるコストや費用の情報などは知っておきたいもの。そこで今回は、リノベーションに関わる費用を中心に、コストの詳細をご紹介していきます。

 

リノベーションに関わる費用

まずはリノベーションに関わる費用を見ていきましょう。

リノベーションは大きく、「物件(中古マンションや中古戸建て)購入」と「リノベーション(施工)費用」の2つに分けられます。もちろん既に物件をお持ちの方は購入費用が発生しませんが、今回は物件購入費用に関してもご紹介していきます。

 

1. 物件購入費用

リノベーションを検討する上で、まず初めに考慮すべきポイントは、「物件の購入」に関して。主に不動産会社(不動産仲介)とのやりとりになりますが、そもそもどれくらいの広さが必要なのか。希望のテイストが可能な物件なのか。水回りの変更などお部屋の間取りを大幅に変更することは可能なのか。など物件を探す上でも多くのポイントがあります。それぞれ下記ポイントをまとめているので参考にしてみてください。

 

 ・物件の広さ

まず一番大きく価格の差が発生するのが、物件の広さ・大きさになります。施工面積が広ければ広いほどその分の資材量や設備が変わります。例えば20坪の物件と30坪の物件では、使用する床材や資材の量が変わります。また物件が広くなればなるほど、作業量も増えますので、それに応じて施工する職人や人材も増えます。物件の広さによっては、かかる人件費も変動することになります。物件や施工会社、地域にもよりますが、1坪当たり20〜35万ほど変動する場合があります。

 

 ・地域

こちらは当たりのことかもしれませんが、お住まいになる地域やエリアによっても大きく費用が変動します。都心部や人気のある地域ですと物件の費用が大きくなりますし、逆に田舎の方に行けば行くほど物件価格は小さくなります。また、物件の費用だけでなく、施工会社や職人・人材の費用も地域によって変動します。但し、田舎に行けば行くほど良いというわけでもなく、資材や材料、職人や人材の運搬・移動コストも発生します。遠方過ぎると、別途職人さんの宿泊費なども発生する場合があります。ご希望する地域やエリアの物件価格や輸送コストなど施工会社や不動産会社に気兼ねなくご相談してみて下さい。

 

 

2. リノベーション・リフォーム(施工)費用

次に、物件を購入後に伴うリノベーション(施工)に関わる費用ですが、こちらは主に工務店やハウスメーカー、実際に施工を担当・管理する会社とのやりとりになります。設計事務所に設計やデザインを依頼される場合は、初めに設計事務所に図面を書いてもらいます。

 

 ・デザイン・間取り・内装

リノベーションやリフォームに際して費用の変動が大きいのが間取りや内装に関わるものになります。例えば、大幅にリノベーションする上で、キッチンの位置やトイレの配置など水回りを移動する場合は、費用が大きく変動します。マンションリノベーションをする上で、水回りの移動は配管を新たに通さなければならないので別途費用が発生します。その他にも、元々3LDKの間取りを壊して2LDKにするなど、お部屋の間取り変更をする場合にも費用が大きく発生する場合があります。そのため、デザイン性や間取りを重視するあまり予算が大きくなるケースも多々あります。また、内装やデザインに使用する建具や資材をこだわればこだわるほど、設備投資費が大きくなります。ご予算に応じたグレードの資材を選ぶこともポイントになります。

 

 ・設計依頼費用

設計事務所や設計会社は比較的多いわけではありませんが、設計事務所が主導で物件の検索や案内、リノベーション(施工)を行うケースもあります。「一級建築士事務所」や「建築士事務所」と呼ばれることもあります。設計事務所に依頼するメリットとしては、こだわりのリノベーションができたり、デザイン性に特化したリノベーションができたり、空間を広くみせるような間取りづくりであったりします。ただデメリットとしては、設計を依頼する分、設計料などの費用がかかることになります。また、中古マンションなどの物件を多く保有しているわけではないので、提携先の不動産会社を紹介されることが多く、リノベーションを実際に施工するのも提携の工務店であるケースが多く、関連する会社が多くなるのが特徴です。

 

 ・その他(高層マンションや資材費など)

その他に変動する可能性のあるものもご紹介します。福岡エリアではあまりないかもしれませんが、マンションが高層階の場合、資材の運搬費が別途発生するケースもあります。例えば、築年数が古くエレベーターがない場合や大規模リノベーションで高層階に一気に搬入が必要になる場合などがあります。また、昨今のインフレによる資材や建具の高騰もあります。特に輸入もの(インポート)や海外ブランドのキッチンや設備などを求められる場合、日本だけでなく世界の情勢や経済面に上下される場合があります。最近では、材料が輸入されずリノベーション期間が延びて費用がプラスされるケースもありますので、リノベーションの時期や欲しい設備の納品時期などを把握することも重要になります。

 

 

具体的なリノベーションやリフォーム費用の内訳

こちらは別記事でもご紹介していますが、リノベーションやリフォームに関わる工事費用の詳細を見ていきましょう。というのも、上記でご紹介した「リノベーション費用」といっても、その施工における工程や内容はさまざまで、工程内容や施工の詳細を知っておくことで、コストを減らし部分的に安価にすることができたり場合によっては大幅にコストカットできたりすることもあります。「電気設備工事」「左官工事」「解体工事」「排水管工事」など一つの物件をリノベーションする上でさまざまな工程があり、またそれぞれに別の技術が必要となるため、各工程において専門の施工会社・工務店・職人に依頼することが一般的になります。具体的な工事内容を下記ご紹介します。

 

・解体工事

床、壁、天井、設備などを壊し、搬出、廃棄する作業

 

・木工事

床、壁、天井を創作し、フローリングや床材を貼るなど大工による作業

 

・左官工事

モルタルや珪藻土などで壁・土間などを仕上げる作業・タイル工事

タイルを壁や、床に貼り、仕上げを行う作業

 

・金属工事

金属製の窓枠や、棚受けなどの部材を制作し、設置する作業

 

・建具工事

扉や窓などの制作や設置、サッシやガラスの設置などの作業

 

・家具工事

造作の収納、棚などを創作、設置をする作業

 

・塗装工事

床、壁、天井の下地を処理して塗装を行う作業

 

・内装工事

クロスや、塩ビタイルなどを貼って仕上げを行う作業

 

・住設工事

ユニットバス、システムキッチン、トイレなど水回りの設備の組み立て、設置を行う作業

 

・電気設備工事

スイッチや照明、コンセントの設置など、必要な電気に関わる配線をする作業

 

・給排水衛生、設備工事

給排水、給湯の配管を行い、設備を取り付ける作業

 

・ガス設備工事

ガスの配管や設備機器の接続を行う作業

 

・現場管理・ 設計料等

工事の現場管理、設計にかかる費用

 

・仮設工事

養生やクリーニングなど工事中に発生する雑作業

 

 

費用を抑えるポイント

では実際に、リノベーションに関わる費用をどのようにすれば抑えることができるのか。こちらでは一般的にコストダウンが可能と考えられるポイントをご紹介していきます。

 

物件購入費用を抑える

中古マンションや中古戸建てを購入する上で、価格に差が生じるのは「築年数」と「エリア(地域)」がポイントになります。

中古マンションは築年数や立地にもよりますが、同じような条件であれば、一般的に新築に近い比較的築浅な物件よりも築年数を経た築古物件の方が価格は低くなり、築年数を経る程価格は下降していきます。

築古物件の方が価格は手ごろになりますが、築20年を過ぎると価格の下落が緩やかになる傾向があります。リノベーションを考えて中古マンションを購入する方は、新築と価格がさほど変わらない築浅物件よりも、ある程度価格が落ち着いた築20年前後の物件を検討するケースが多い傾向にあります。

 

また立地や通勤などの利便性にこだわらず、ライフスタイルを重視される場合、福岡市の中央区や博多区などの中心部ではなく、都心部から離れれば離れるほど物件の価格も下がります。ご自身やご家族のライフスタイルと相談された上で、都心部ではなく少し離れた物件を選択するのも費用を抑える一つの手段になります。

 

リノベーション・リフォーム(施工)費用を抑える

次にリノベーションやリフォーム費用を抑えるポイントですが、こちらは上記にもご紹介したように、工事の工程や間取りの広さなど様々な要因が関わるため、一概に代表的なコストダウンの方法はありませんが、いくつかの工夫ポイントをご紹介します。

 

・水回りやお部屋の間取り変更を抑える

リノベーション費用において大きく変動差があるのが、「間取り変更」に関わる費用になります。キッチンやトイレなどの水回りを変えるとなると、配管の設備を大幅に工事しなければならないため、費用も大きくなります。また、2つのお部屋を一つにするような解体工事や木工事が発生する場合も同様に費用が大きく変動します。

このような「間取り変更」を可能な限り少なくできれば、リノベーションに関わる工事費用を抑えることが可能になります。

 

・資材や設備の費用を抑える

続いてリノベーション費用に変動差があるのが、「資材・設備費」になります。ここで言う設備とは、システムキッチンやトイレ・お風呂設備。照明設備や冷暖房設備などになります。資材費は、フローリングの材質、壁材(クロスや珪藻土、漆喰など)、照明器具、窓、扉などになります。これらは一般的な趣向品の買い物と同じで、資材や設備にこだわればこだわるほど費用が大きく異なります。

例えば、ブランドの木材を使用したフローリングや壁にしたり、海外から輸入したインポートの設備を使用したりするなど、使用する資材や設備によっては数百万以上の価格差が生じるケースもあります。インポート雑貨や海外設備を検討されている方は、その商品の納期が遅れれば遅れるほど、工事期間が延びるため費用も発生するのでご注意を。

予算に限界が有る方は、こだわり部分を如何にして抑えるかがコストダウンのポイントになります。

 

 

まとめ

今回は、リノベーションに関わる費用を中心に物件購入費のポイントや施工に関する費用などをご紹介しました。また、費用を抑えるポイントについてもご紹介していますので、是非参考にされてみてください。

 

中古マンションをリノベーションやリフォームする場合、大きく費用が変動するポイントや工事の内容を知っておくことで、コストを抑えたり間取りの工夫ができたりとお得なこともあります。是非この機会にリノベーションの知識や情報を蓄えましょう。

 

また別記事にて、「住宅ローン控除」や「中古マンションリノベーション事例」などについても詳しくご紹介しております。

是非そちらの記事も参考にされてみてください。

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