福岡のリノベーション会社をどうやって探そう?リノベ会社の選ぶ基準や仕組みをご紹介!
福岡で中古マンションのリノベーションや中古物件探しの際に、まず何から始めればいいの?と思われている方必見!
今回は、福岡のリノベ事情やリノベ会社の選ぶポイント、ワンストップとは?などをご紹介します。
まずはリノベーションに関わる会社を整理してみよう!
新しいお住まいを検討する中で、
「リノベーションって何?」「中古マンションの購入はどうするの?」など疑問に思われている方も少なくないと思います。
そこでまず、中古マンションや中古物件を購入してリノベーションする際の基本的な知識を整理していきましょう。
そもそもリノベーション会社と一言で言っても、関わる会社はさまざまです。
不動産仲介(物件売買)、施工会社、設計事務所、全てをワンストップで行う会社などに分かれます。
特に物件の購入を検討されている方は、この会社の種類や仕組みを理解しておくことをおすすめします。
下記、会社別の業務内容などをご紹介しますので是非参考にされてみてください。
不動産会社
一般的に不動産会社は、中古マンションや中古戸建てなどの物件を探し、紹介や案内をしてくれる会社になります。
いわゆる「不動産仲介」や「物件売買」などと呼ばれることもあります。
中古マンションなどの購入+リノベーションを検討されている方がまず初めに相談されることが多いのが不動産会社になります。
と云うのも、リノベーションを検討する上で物件がないと何も始まらないからです。
新築一戸建てや注文住宅を建てる際の土地探しと同じになります。
もちろん既に物件をお持ちの方は、特に関わらないかもしれません。
不動産会社によっては、自社で管理・保有している物件などもあるので、中古物件をお探しの方は不動産会社が管理・保有している物件もチェックされてみてください。
工務店(施工)
物件を購入されてから次にお打ち合わせをするのが、リノベーション会社(施工会社)になります。
リノベーション会社の多くは、一般的に工務店が多く、新築やリフォームも行っている会社が多くあります。
施工会社や施工請負と呼ばれることもあります。
工務店は福岡にも多くの会社がありますし、そのほとんどが地元や地場の企業が多い特徴があります。
工務店によってリノベーション業務の得意な分野がある場合もあります。
例えば内観で言えば、木材や無垢材を使ったフローリングや内装が得意であったり、内壁の珪藻土や漆喰の左官工事が得意であったりなど。
その他にも、アイアン階段や輸入建具、インダストリアルデザインが得意など工務店によって特徴がある場合もあるので、リノベーションを検討される際は、工務店(施工会社)の施工事例や過去の物件などを見学してもいいでしょう。
メーカー(ハウスメーカー)
リノベーションやリフォームを検討されている方や新築を検討している方の多くが耳にしたことがあるのが、「ハウスメーカー」になります。
CMや雑誌、看板などでよく見たり聞いたりする「メーカー」や「ハウスメーカー」と呼ばれる会社。
ハウスメーカーの特徴は、設計プランや間取りプランなどプランや商品のラインナップが豊富にある点になります。
リノベーションを検討している方で、
「1から考えるのが面倒」
「こだわりが少ないから提案が欲しい」
という方であれば、ハウスメーカーはプランが多くありますので比較的スムーズにリノベーションを検討できるかもしれません。
設計事務所
設計事務所や設計会社は比較的多いわけではありませんが、設計事務所が主導で物件の検索や案内、リノベーション(施工)を行うケースもあります。
「一級建築士事務所」や「建築士事務所」と呼ばれることもあります。
設計事務所に依頼するメリットとしては、こだわりのリノベーションができたり、デザイン性に特化したリノベーションができたり、空間を広くみせるような間取りづくりであったりします。ただデメリットとしては、設計を依頼する分、設計料などの費用がかかることになります。
また、中古マンションなどの物件を多く保有しているわけではないので、提携先の不動産会社を紹介されることが多く、リノベーションを実際に施工するのも提携の工務店であるケースが多く、関連する会社が多くなるのが特徴です。
「ワンストップ」でリノベしてくれる会社の特徴は?
リノベーションや中古マンションの購入に関わる会社を整理できたところで、次はいわゆる、中古マンションの購入からリノベーションまでを「ワンストップ」で行う会社の特徴を見ていきましょう。
「ワンストップ」リノベーションの分類
そもそも、リノベーションをワンストップで行う会社は大きく2つの用語で分けられます。
・パーシャルワンストップ・リノベーション
パーシャルワンストップリノベーションとは設計会社が主導し、提携先の不動産仲介業者やリノベーション業者に施工を依頼する形態です。
提携先の仲介業者や施工業者へとつないでいるため、コンサルティング料・コーディネート料が料金内に含まれるケースもあります。
・オールワンストップリノベーション
オールワンストップリノベーションとは、物件探しや設計、施工などの工程を全て自社で行う会社のことを指します。
一つの会社が全ての契約を行うため、契約周りや工事のフロー、全体の見積もりなどが煩雑化しないのが特徴です。
私たちプロシードデザインは、こちらの「オールインワンストップリノベーション」に当たります。
手前味噌ですが、出来るかぎりスムーズに進めたい場合は、「オールワンストップリノベーション」がおすすめです。
同じ会社内で物件共有ができますし、社外に依頼する形式ですとそれぞれの会社が利益を確保するため費用が高くなる場合があるためです。
福岡においても、「ワンストップ」でリノベーションを行っている会社は多くあります。
「ワンストップ」会社のメリット
予算の設定がスムーズ
先述の通り物件をお持ちでない方にとって、リノベーションを検討する上では「物件の購入」と「リノベーション」という大きく2段階の工程があります。
その上で、全ての予算を見積もり、シュミレーションする際にも携わる会社がバラバラだと予算の設定もバラバラになってしまいます。
中古物件の購入に予算を使いすぎるとリノベーションをするための予算がなくなってしまいます。
また逆も然り、リノベーション費用を大きくしすぎると、物件購入に使う費用がなくなってしまいます。
物件購入に充てる費用やリノベーションに対する費用をそれぞれ計算しようとしても、物件が決まっていなければリノベーション会社も費用を出しづらく、どの程度必要なのかを把握することは非常に難しくなります。
「ワンストップ」リノベーション会社の場合、依頼する会社の社内間で比較的スムーズに情報が共有され、過去の見積もり状況や施主様のリノベーションに対する想い入れの強さなど、使う予算の比率、物件購入とリノベーションの予算配分やバランスを提案してくれるケースもあります。
その工程をゼロから自身で行うか、もしくは会社側にある程度のものをたたき台で出してもらって判断するかでは、ご自身にかかる労力にかなり差が出てきます。
また、費用感や予算のバランスを間違えるとリノベーションでやりたかったことができなかったり、予算オーバーになり実現できなかったりする可能性もでてきます。
そういった点を考えると、「ワンストップ」で施工する会社は予算のバランスや予算配分の設定を担当者と共有でき、且つ銀行や金融機関とローンのやりとりもしてもらえるなど手間が減らせるのは大きなメリットといえます。
相談・受付窓口が一つなので手間が省ける
「ワンストップ」リノベーションは、物件探しからリノベーションの設計、施工、アフターフォローまで同じ会社が行うため、相談できる窓口や受付が1箇所(担当者が異なる場合もありますが)なので、リノベーションに伴う様々な手間が少なく済みます。
別々の異なる会社に依頼する場合は、銀行や金融機関とのやりとりも含めて不動産会社やリノベーション会社とそれぞれ話を進めていかなければなりません。
その分、受付窓口が複数になるケースが多くあります。
窓口が一箇所になることでスムーズになり、なおかつ責任の所在もはっきりします。
また、不動産会社は物件紹介や仲介のプロであって、実際のリノベーションや施工がしやすい物件かどうかを担当者や営業マンが判断できないこともあります。
そのため、内見時にリノベーション会社にも同席してもらい、リノベーションできそうか、水回りの移動が可能かどうか、壁が抜けるかなど具体的にチェックをしてもらう必要があります。
リノベーションを前提で考えているのであれば、社内にリノベーションのノウハウがあり、担当が様々なチェックをしてくれる土壌のある会社に依頼することをおすすめします。
「ワンストップ」会社のデメリット
各担当・各部署の専門性の高さや事例の豊富さを見極めること
リノベーションに限らず、新築の一戸建てや注文住宅を建てる場合にも必要なことですが、専門性の高さと施工技術は相談や話し合いだけでは見えません。
設計や施工技術に特化した各会社に任せる場合と比べて、リノベーション会社の専門性や技術が高いかを自身で判断しなくてはいけません。
ワンストップサービスである故に「やり取りはスムーズで無駄がなかったけど、出来上がった家がイメージと違った」というケースもあります。
「オールワンストップ」と「パーシャルリノベーション」どちらのワンストップサービスを採用している会社なのかを含め、会社の運営体制や専門性の高さなどにも気を配って検討することをおすすめします。
別の会社に相談しづらい
中古物件を購入してリノベーションをする場合によくあるケースとして、物件探しをしてもらい、物件の仲介(売買)をしてもらったが、担当者やその会社に不満があった場合、物件の仲介をしてもらった後に、リノベーションの施工のみを他の会社に依頼しづらい。という場合があります。
不動産仲介とリノベーションの契約は会社によってそれぞれ内容が違いますので、一番初めに相談した会社に契約の確認をするのが一番です。
万が一相談した際に、リノベーションや物件購入のどちらもすべて囲い込みのようなことをされた場合、最初からその会社を選ばないというのも選択の一つです。
仲介成立後に別のリノベーション会社に変更することは決して規約違反でも問題行為でもないのですから(一部、仲介とリノベーションを全て同一に行う規約書を設ける場合もありますが)、気兼ねなく相談されて問題ありません。
また、自分たちの好きなテイストのリノベーションや、間取りの考え方がある程度決まっている場合は、そういった事例のあるリノベーション会社の中から選ぶということもリスク軽減になります。
まとめ
さて今回の記事では、「ワンストップ」でリノベーションを行う会社の特徴やポイントをご紹介しました。
リノベーションに関わる会社は不動産会社や工務店、ハウスメーカーなど様々な会社があり、「物件購入」と「リノベーション」は別物として検討するとよりスムーズに進めていくことができます。
その上で、携わる会社の特徴や強みをしっかりと把握することで、失敗しないリノベーションができる可能性は高くなります。
尚、プロシードデザインでは、定期的にリノベーションやリフォームにまつわるセミナーを開催しております。日程や内容などに関しては、下記URLよりご覧いただけますので、そちらもチェックされてみてください!!
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