【防災月間(9月)×住まい】マンション暮らしで気をつけたい防災のポイント

9月は防災月間です。
最近は深刻な地震被害や大雨による水害が多発しているので、これを機に「もしも」に備えてお家の防災対策を見直しませんか?
今お住まいの場所が戸建てなのか、マンションなどの集合住宅なのかによっても、備えるべきことは違ってきます。
今回は「戸建て」と「マンション」を比較しながら、マンション暮らしのための防災対策やリノベーションでできる“防災強化策”をご紹介します。
知っておきたい戸建てとマンションの“リスク”の違い

まずは、「戸建て」と「マンション」が抱える災害リスクの違いを知っておきましょう。
【戸建て】
地震による建物の損傷
水害による浸水
台風・強風による建物の損傷
火災による延焼
戸建ての場合、鉄筋コンクリート造のマンションよりも地震・台風による建物の損傷が激しく、また水害で1階部分が浸水する恐れがある、隣家からの火災で延焼する、といったリスクに備える必要があります。
一方で、電気・ガス・水道が止まった際は庭でガスコンロを使ったり、簡易トイレをつくったりすることができ、比較的柔軟に対応できるという強みがあります。
【マンション】
地震による家具の転倒、物の破損
停電によりエレベーターなどの共用部が使えなくなる
停電・断水によりトイレが使えなくなる
近隣の住戸から火災が発生したら速やかに脱出・避難しなければならない
マンションの場合は、高層階ほど揺れが激しくなるため家具が転倒しやすい傾向にあります。また停電や断水が起きるとエレベーターが使えず外出しづらくなる、トイレの水が流せなくなるといった生活面の困難に直面します。階下などで火災が発生した際には、非常口などを通じていち早く脱出することが求められます。
その一方、地震や台風により建物そのものが壊れる心配は少ないです。
以上のことから、戸建ては「建物を守ること」が災害時の課題であり、マンションでは「ライフラインの停止に備えて食料やトイレ用品などを備蓄すること」が優先課題となります。
また、両者に共通する対策として「日頃からハザードマップや避難経路を確認しておくこと」も大切です。
マンションで意識したい防災対策と、リノベーションでできること
上記のような災害リスクを抱えるマンション暮らしでは、日頃から次の対策を取っておくことをお勧めします。
水や食料を多めに備蓄する
断水に備えて非常用トイレを用意する
地震の揺れに備えて家具が倒れないように対策する
乾電池やモバイルバッテリーをストックしておく
非常口や緊急避難通路、消化器の位置を家族で確認する
さらにこれからリノベーションを行う人には、次のような「防災リノベ」をご検討いただきたいです。

棚を造り付けにする
造り付けの造作棚なら、地震で揺れても転倒する心配がありません。
パントリーをつくる
パントリーに食料と防災グッズをまとめて収納しておくと、いざという時に慌てずに済みます。LDKの近くか、持ち出し&搬入しやすい玄関近くに設置するのがお勧めです。
回遊動線をつくる
家の中を回遊できる動線をつくれば、家具の転倒などで片方の避難通路が塞がれてしまった場合も、もう一方の通路から安全に脱出できます。
防災リノベに関心がある方は、お気軽にご相談ください!
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