【スタッフ座談会】福岡リノベの最新トレンドと現場のリアル〜中編〜

プロシードデザインのスタッフが、最近のリノベーション事情について語り合う座談会を開催しました♪
中編の今回は、「営業スタッフのお客様との思い出」や、「住まいに関するお客様の考え方の変化」がテーマです。
【出演】
広報:藤丸
設計デザイン:許山
品質監理:鳥居
営業:田代・池田
運命の物件と巡り合った!忘れられないお客様との思い出

Q.2025年に印象に残ったお客様とのエピソードを教えてください。
【田代】全てのお客様が思い出深くて、全部話そうと思えば話せるんですけど(笑)、今回はその中から2組をご紹介させていただこうかなと思います。
1組目は、ちょっと特殊な物件探しをされたお客様です。来店されていろいろヒアリングをして、「さあ今から内覧だ!」となった頃に、ちょうどいいタイミングで取引先の銀行から「この物件を売ってほしい」という情報をいただきまして。まだポータルサイトとかにも載っていない物件だったのですが、それがまさにお客様のご要望にドンピシャで!それで実際にご案内したら、そのお客様が「ここ、もともと『住めたらいいね』と家族で話していた物件だったんですよ」と。それでほぼ即決でご購入を決断されました。あれはなかなかない出来事でしたね。まだ一般公開されていない物件情報もたまに来るんですが、それがこの短期間でドンピシャにハマることは滅多にないことなので。
【藤丸】その方は福岡市の中でも特に人気のエリアを希望されていたんですよね。
【田代】人気エリアなので物件があるかなと心配していたんですけど、ご希望通りの家が見つかって良かったなと思いました。
【許山】その後、フルリノベをされましたよね。
【田代】そうでしたね。この人気エリアで新築を買うとなると、倍かそれ以上の金額になる可能性もあったので、中古+リノベを選んで本当にいい買い物をされたなと思います。

Q.一般的には物件探しにどれくらいの期間がかかりますか?
【田代】これは結構人によってまちまちです。そのお客様は1回目の内覧でいい物件に出合って決まったので、ほんの1、2週間くらいだったと思うんですが、なかなか希望エリアに物件が出なくて年単位で待つ人もいますし。自分で踏ん切りをつけて半年とかで決断する人もいるので、希望エリアとそこにある物件数で変わるかなと思います。あと学校区を決めて探すと難しくなるので、その場合は結構長引いたりすることもありますね。
【藤丸】希望のエリアがある場合は、早めに物件を探し始めた方がいいんですか?例えば小学校入学に合わせて引っ越したい方はリミットもあるし、尚且つそのエリアが人気だったら、どうしてもタイミングが合わないことも出てくるじゃないですか。
【田代】そうですね。早めに動くことに越したことはないと思います。早く決めてほしいわけではありませんが、理由としては、ある程度物件を見慣れておいた方が判断がつきやすいからです。初めて内覧するのと、あらかじめ何度か内覧して9戸、10戸を見ておいた状態では、中古マンションを見る経験値が違います。何度か内覧すると、本当にいい物件が出た時に決断しやすいので、慣れておくという意味でも早めに来て、内覧を重ねておく方がいいですよ。
【許山】設計・施工にも半年くらいはかかるので、余裕を見ていただいた方がゆっくり打ち合わせができます。あと、間取りはフルスケルトンリノベーションだったらなんとかなるんですよ。結構心配される方がいらっしゃいますが、希望の間取りは意外とできますし、これまでもどうにか実現していますから。例えば団地などでは「壁式構造」といって、室内にコンクリートの壁があってあまり間取りが動かせない造りがあるんですけど、それも結構変えたことがあります。
【田代】結構思い切って変えたよね!
【許山】意外といけます(笑)。
【田代】最初に説明する時は「こういう制限がありますよ」と一応お伝えするんですけど、そう言っている割には結構動かして(笑)。それも設計の腕でしょうね。

【許山】ご予算の幅にもよりますね。お施主様は物件の購入費用とリノベ費用のトータルでご予算を考えられているので、私たちもバランスを見ながら調整して設計しています。
【田代】そのため、今年はLIXILさんの商品でも標準クラスから最高級まで全部取り扱っています。お客様のご要望次第で何でも入れられるのは強いかな、と。
【藤丸】限られた予算の中で物件費用の割合が大きくなったら、リノベはこだわりたい部分に予算を振って、別の部分は抑えよう、みたいなことが標準クラスを上手に取り入れるとできるんですよね。
【許山】そうです。
【藤丸】普通はそれができなかったりもするって聞いたけど。
【許山】標準仕様が大体決まっている会社さんもありますが、うちはそれがないから、自由に予算組みができます。例えばフルスケルトンじゃなくても、既存の床下地を利用して上からフローリングを張れば解体費を抑えてリノベーションできます。それでフルスケルトンと同じくらい間取りを変えられたりもするので。プロ目線で見るとほんの少しだけ納まりが悪くなったりはしますが、全体で見るとほぼ目立たない程度には上手くできますよ。
【田代】あと、物件探しからサポートする場合は、僕たちも一緒にトータルの予算を考えているので、その際に後から追加費用が発生しないように、工事費用を少し多めに確保しておくなど臨機応変に対応できるようにしています。
【藤丸】ローン審査の段階で、ていうこと?
【田代】審査の時には少し予算を高めに想定しておいて、最終的には削れるところを削って希望の金額に近づけていく、ということもしています。なので、一緒に考えていけばあまり想定外のことは起きないかなと思います。
「個人事業主だからローンは無理」とは限らない!ネットの情報を鵜呑みにしないで

Q.もう1組の思い出深いお客様は?
【田代】個人事業主の方で、「住宅ローンを組むのは厳しいんじゃないか」とご相談いただいたケースがありました。個人情報に関わるので詳しい話は避けますが、いろいろ銀行と相談したりして、最終的には無事通すことができ、もう少しでお引き渡しを迎えます。ローンのことは営業の業務の中で一番考えないといけないところなので、そこはお客様のご要望を叶えられて良かったなと嬉しかった出来事でした。
【藤丸】資金計画やローンについてのご相談予約は多いですが、実際のところどうなんですか?
【田代】ケースバイケースですね。通す方法はあると思いますが、どれくらい通るのか、その通った金額で希望の住まいが買えるのかということだったり、「そもそもこの状況でローンを組めますか?」といった大前提から考えていったり、さまざまです。よく「個人事業主だからローンは無理です」とネットで情報が流れていますが、実際は必ずしもそうとは限らないんですよ。「リノベを叶えるくらいの融資ならいけそうです」と回答できることも多くて。今回の案件もまさにそれで、一旦ご相談いただければできるところまで全力でお手伝いします!
Q.方法は探せばあるんですね。
【田代】僕はハウスメーカーで働いていた経験もありますが、戸建てだとある程度まとまった融資を受けられないと購入するのはまず難しいです。ですがリノベなら、価格が安めの団地を選んで物件の金額を抑えることもできますし、先ほど話があったようにリノベーションの範囲や内容を考えて金額を調整することもできます。戸建てや新築マンションを買うほどの融資が通らなくても、通る範囲で実現できることがあるし、できるように私たちも提案していくので、幅は広がります。新築しか見ていなくて諦めている人がいたら、それはまだ早いです。福岡だったら当社にご相談いただいたら、もしかしたら夢が叶うかもしれません。
【許山】今までは新築マンションを諦めてリノベを検討される方が結構多かったのですが、最近は逆に実現したいことがあってあえてリノベを選ぶ人も増えています。福岡でも「あえてリノベ」という選択肢が流行しているのかなという感じ。
「一生住む」を前提としない。自由な住まいの選び方

Q.長く住まない前提で買う人もいるんですか?
【田代】そうですね。今はお子さんが3人いるけれど、高校卒業したタイミングで今の家を売って、それを資金に別の家を買うと計画している人も一定数いらっしゃいます。売却を前提とする場合は立地が大事になってきますので、まず物件探しの段階で立地を優先順位高めにする人が多いですね。
Q.昔と考え方や価値観が変わってきましたよね。
【田代】「家は一生もの」と考えて買った世代の子どもたちが、今その実家の処分に困っているという話を聞きます。特に田舎の方だと、「地元に残る人もいないしどうしよう」と。処分する大変さを痛感した人たちが、「買って、また売る」ことを視野に入れた住まいを考えているのかなと思います。
【鳥居】子どもたちがいる時と、巣立っていって夫婦2人になる時で暮らしは変わりますし、自分たちの年収だったり、趣味だったりも、年代に応じてやはりどんどん変わっていきますからね。その時々に合う住まいを求める時代になっているのかな。
【許山】確かに、お子さんが巣立った後に、持ち家をご夫婦2人用にリノベーションされるケースは昨年多かったです。
【池田】50代の方で、以前にもリノベーションを考えたことはあったけれど、お子さんの進学とかでタイミングが合わなくて、お子さんが実家を出られたのを機に「今度こそ」と相談に来てくださった方がいらっしゃって、それは印象的でしたね。打ち合わせ中もどんどんやりたいことが膨らんできて、楽しそうで。
【藤丸】その年代の方は新築の時に購入されたマンションに20年くらい住まれて、暮らしのイメージがよくできているんですよね。「こうなったらいいのに」というアイデアやご要望は、長く住んでいるからこそ生まれやすいんだと思います。最近本当に、30代の子育て世代と50代のお子様が巣立った後の世代、この2つの層が一番リノベーションに対して熱いのかなという感じがします。
※次回へ続く
▼座談会フルバージョンを動画で見たい方はこちらをチェック!
https://youtu.be/wQlIi1aG5DU?si=nJ46fpcKv2V1rN6I
https://re-proceeddesign.com/column_list/21252/
