これまでのリノベーション実例に学ぶコスト削減術
リノベーションで実現したいことはたくさんあるけれど…いざプランニングを始めると、多くの人が「コストの壁」という難題にぶつかってしまいます。
最近は資材の高騰などにより建築コストが上昇傾向にあるため、余計な費用はできるだけかけず、お得なリノベーションを実現したいですよね。
コストを上手に削減するにはどんなポイントを押さえればいいのか、コストカットに成功した実例を交えながらご紹介します!
【コスト削減術1】リノベーションが必要な範囲を明確にする
まずは、お家の中でリノベーションすべき部分、変えたい部分を厳選しましょう。
比較的新しい物件であれば、劣化が気になるクロスや床、設備の交換、ピンポイントのデザインリニューアルだけで済みます。工事する部分を限定することで、リノベーションコストはかなり安くなります。リノベーションしたい部分に優先順位をつけていくと、絶対に必要な工事が明確になりますよ。
一方で築年数の経った物件の場合は、今は部分的なリノベーションで良くても、将来的に配管など見えない部分の劣化が進み、結局大規模な工事が必要になってしまうことも。
長く住み続けるつもりであれば、内装材を剥がして丸ごと工事する「スケルトンリノベーション」を行っておいた方が、かえって無駄な出費を避けられるかもしれません。
どの程度のリノベーションが必要なのか見極めるには、信頼できるリノベーションのプロに相談することをオススメします。
【コスト削減術2】既存の壁や配管、設備をリユースする
工事費を抑えたい場合は、部屋の間取り、水廻りの位置を変える工事はできるだけ避けましょう。これらの工事では既存の壁・床・配管などを一度解体する必要があり、大きなコストがかかってしまうからです。
使える部分をそのまま残して表面のクロスだけ張り替えるなど、リユースすることでかなりのコストカットを図ることができます。
目立たない場所であれば、DIYで色を変えたりきれいに磨いたりするのもアリです♪
【コスト削減術3】シンプルな設備や素材を選ぶ
キッチン・バスルームなどの設備や床材の価格帯は、グレードによってさまざまです。
全てを上級グレードにこだわるのではなく、「お風呂好きだからバスルームは良いものを、キッチンはシンプルに」などメリハリをつけて予算配分していくと◎。
【コスト削減術4】ドアの枚数を少なくする
コストカットに意外と効果的なのが、部屋間のドアや収納の扉をつけずにオープンにする方法です。
ドアをつけるとその分費用がかさみますし、空間が閉鎖的で狭く見えてしまうというデメリットもあります。
特にご夫婦2人だけや1人暮らしの方は、プライバシーをそんなに気にする必要がないので、思い切って部分的にドアなしを選択してみてはいかがでしょうか?
ちなみにこちらの事例では、寝室→リビングと、ウォークインクローゼット→リビングへ通じるドアを1つにまとめてコストダウンを実現しました。寝室→ウォークインクローゼットへのアクセスも良くなり、一石二鳥です♪
【コスト削減術5】既製品or造作家具を上手に活用する
リノベーションにおいては、リーズナブルな既製品を使った方が安く済む場合と、大工さんに手仕事で造ってもらった方が安い場合があります。
例えば上の事例では、お施主様のご希望でIKEAのキッチンを採用しました。一般的には超高価な海外製キッチンですが、IKEAだとリーズナブルでおしゃれな商品が見つかりやすいです♪
一方こちらの事例では、大工工事で部屋を仕切るルーバーを取り付け、既製品のルーバーを使うよりも安く仕上げることができました!
こちらの洗面台は既製品ですが、背面にオレンジのタイルを組み合わせることで“造作洗面台風”のデザインに仕上げています。これで全て造作するよりもコストを下げつつ、おしゃれな空間が実現できました♪
【コスト削減術6】オールインワンリノベーションの会社を選ぶ
例えば、物件探しは不動産屋さんに、設計は設計事務所に、工事は別の会社に…と複数の会社を経由すると、その都度手数料がかかって割高になってしまいます。
物件探しからプランニング、施工、アフターサービスまで一貫して対応してくれるオールインワンのリノベーション会社なら、コストも手間もかからず楽々です♪
また物件探しの段階から“どんなリノベーションが可能か”をプロ目線で判断してくれるので、後からやりたかった工事ができずに断念した…といった事態が起こるのを防げます。
プロシードデザインももちろん、オールインワンのリノベーション会社です!
他にも、国や市町村が支給する補助金などを活用すればお得にリノベーションできることもあります。予算を抑えておしゃれなリノベーションを実現したい方は、ぜひ私たちにご相談ください♪
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