2022.2.18
古い=壊れやすい?築年数だけで耐震性を判断してはいけない!
中古マンションを選ぶ時に、多くの人が気にする耐震性。
建物が古ければその分、壊れやすいんじゃないかと心配されるかもしれませんが、
築年数だけで耐震性が判断できるものではありません。
旧耐震マンションか新耐震か…気にする必要はある?
マンションの耐震性に関して、「旧耐震基準」「新耐震基準」という言葉を聞いたことがありますか?
ざっくり説明すると…
旧耐震基準:震度5強程度で建物がほぼ壊れない設計
新耐震基準:震度6強~7で建物が倒壊しない設計
1981年6月の法改正以前の建物は旧耐震基準、それ以降に建った建物は新耐震基準で造られています。
すると、旧耐震のマンションよりも新耐震の方が安全なのでは…?と思いがちですが、
そうとも限らないのがマンション選びの難しいところなんです。
なぜなら
①旧耐震マンションでも、新耐震以上の耐震性能で造られたものがあるから。
②地盤の強い場所に建つマンションであれば、そもそも地震のリスクが少ないから。
③古いマンションは、過去の地震に耐えた実績があるのでむしろ安心とも言えるから。
阪神淡路大震災など過去のデータを見ても、古ければ危険、新しければ安心とは一概に言えないことが分かっています。
当社でも詳しい資料を集めていますので、興味のある方はぜひお声がけください♪
大事なのは、きちんと管理されているか
建物の耐震性は、日頃のメンテナンス状況によっても随分変わってきます。
きちんと管理されている物件は老朽化しにくい上に、見た目にも「古さ」が出ません。
当社オフィスが入っているこのマンションも、実は築36年!
とてもそんなに年数が経っているとは思えませんよね。
実物を見たら、中古マンションに対するイメージが変わるはず!
ご来店お待ちしています♪