子ども部屋やキッズスペースの上手なつくり方は? 成長に合わせて使い方を変えられる空間づくりのアイデアを紹介!
これから春にかけて、節分、ひな祭り、子どもの日と“子どもが主役”のイベントが続きますね♪
そこで今回のコラムでは「子ども部屋・キッズスペース」をテーマに、お子さんがスクスクと成長できる空間づくりについて考えたいと思います!
子どもが安全に楽しく過ごせる空間づくりのポイント
まずは、子どもたちが過ごしやすい空間をつくるポイントをお教えします。
(1)柔らかい畳やラグを敷く
転んで怪我をしないように、遊ぶスペースには柔らかい床材を使用するか、フワフワ素材のマットやラグを敷いておくと安心です。ラグは裏面に滑り止めが付いているタイプを選ぶと走り回ってもずれにくいです。モダンなお部屋によく合う琉球畳もオススメ!
(2)おもちゃを片付ける収納を用意
子どもが遊ぶスペースは、おもちゃ、お絵かきグッズ、絵本など物が増えがちです。お子さん専用の収納棚を用意しておけば、お片付けの習慣も自然と身につきます。
(3)明るく通気性の良い空間にする
お子さんの健康面や掃除のしやすさを考えると、よく自然光の入る換気のしやすい場所に居場所をつくってあげるのが理想的です。「外が暗くなったら遊びをやめてご飯を食べる」など、時間感覚を身につけることもできます。
(4)ワクワク感のあるアイテムを取り入れる
子どもの想像力や感受性を育むために、ちょっぴり遊び心のあるアイテムを取り入れてみてはいかがでしょう?例えば、子どもの好きな秘密基地風のテント、お姫様気分を味わえる天蓋など。お子さんと一緒に空間のレイアウトを考えてみるのもいいですね♪
どちらが使いやすい?独立の子ども部屋orキッズスペース
お子さんがまだ小さいうちは、独立した子ども部屋をつくるべきかどうか迷う人も多いと思います。
子ども部屋をつくるメリットやデメリットをまとめました!
【メリット】
○自分だけの空間を持つことで子どもの自立心を育むことができる。
○子どもの絵本やおもちゃ、着替えなどを1部屋にまとめて収納できる。
○リビングなどにおもちゃが散らかるのを防げる。
【デメリット】
△部屋にこもられると子どもの様子を見守りづらい。
△子どもが小さいうちは結局使わない。
△部屋数が増える分、掃除が大変になる。
これらを考慮すると、子どもが小さいうちはパパ・ママの目が届きやすいリビングの一角にキッズスペースをつくっておいて、成長したら独立した子ども部屋を与えるなど、フレキシブルに暮らし方を変えられる住まいをつくっておくと良いかもしれません♪
リノベーションで便利なキッズスペース&子ども部屋をつくった実例を紹介
それでは、リノベーションでフレキシブルなキッズスペースをつくったお客様事例を見てみましょう!
大空間の明るいLDKが素敵なこちらのお家。写真の一番奥がキッズスペースになっていて、キッチンなどで家事をしている最中もお子さんと目線を合わせながら過ごせます。
そしてこのキッズスペースは、壁を設けると子ども部屋として独立させることもできるんです!後から壁をつくる想定で設計しているため、最低限の工事だけで済みます。
このようにリノベーションで暮らし方を自在に変えられる間取りをつくることも可能なので、お子さんの部屋づくりで迷っている方はお気軽にご相談ください♪