2024.5.17

50平米のマンションのリノベーション事例を紹介!おすすめな人の特徴や費用相場も解説

近年、新築物件の購入ではなく、購入した中古物件をリノベーションして理想の住まいを実現する人が増えています。

 

しかし、物件を購入するのは家族のいる世帯だけというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 

50平米程度の物件であれば、一人暮らしや2人暮らしにちょうど良い広さで、リノベーションを行うことで快適な住まいをつくることができます。

 

そこで今回は、50平米のマンションをリノベーションした事例やおすすめな人の特徴、費用相場を紹介します。

 

50平米のマンションがおすすめな人の特徴

50平米のマンションは、以下のような人におすすめです。

 

・シングル

・カップル・夫婦

・シニア世代

 

それぞれの理由について説明していきます。

 

シングル

50平米ほどのマンションは、一人暮らしに最適な広さです。

 

ワンルームでは窮屈さを感じる方でも、50平米なら十分なスペースが確保でき、快適に過ごせるでしょう。

 

間取りにもゆとりが生まれるため、在宅ワーク用のスペースを設けたり、居住スペースと寝室を分けたりすることも可能です。

 

また、収納に余裕ができるため部屋を整頓しやすく、インテリアにこだわる方や趣味のスペースが欲しい方にもぴったりです。

 

カップル・夫婦

50平米のマンションは、カップルや夫婦、DINKS(共働きで子どもを持たない夫婦)にも適しています。

 

多くの物件では、8畳以上の広々としたLDKが設けられているため、リビングで二人の時間を楽しみながら、コミュニケーションも取りやすいでしょう。

 

1LDKの間取りは掃除が楽で共働き世帯にも負担が少なくおすすめです。

 

また、1SLDKの間取りを選べば、工夫次第で書斎や作業スペースも確保できるため、二人の生活にゆとりを生み出します。

 

シニア世代

シニア世代の夫婦二人での生活にも、50平米のマンションは最適です。

 

子育て中は3LDKや4LDKのような広い間取りが必要な家庭も多いですが、夫婦だけでの暮らしなら、コンパクトな空間の方が管理が楽になります。

 

また、50平米程度の広さであれば掃除も簡単で、生活動線も効率的に整えられます。

 

そして、マンションであれば戸建てと異なり、室内に階段がないため移動も快適です。

 

子どもの独立に伴い、マンションのサイズダウンを考えるのも良い選択と言えるでしょう。

 

50平米のマンションでよくある間取りは?

50平米と聞いても、どのくらいの広さや間取りであるかイメージが湧かない方も多いでしょう。

 

50平米の物件でよくある間取りは、以下のとおりです。

 

・1LDK

・1SLDK

・2LDK

 

それぞれの特徴について紹介します。

 

1LDK

1LDKは1つの個室と8畳以上のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)からなる間取りです。

 

ダイニングやキッチンとくつろぎのリビング空間を備え、さらに寝室を独立して確保できます。

 

広さは控えめですが、家具や家電をレイアウトしやすく、インテリアも自由に楽しめるでしょう。

 

この間取りは、二人暮らしや子どものいない夫婦に最適です。

 

1SLDK

1SLDKは1LDKにサービスルームが追加された間取りのことです。

 

サービスルームとは、納戸や書斎など居室以外の部屋を指し、子ども部屋やリモートワークスペースとしても活用しやすい便利な空間です。

 

ただし、サービスルームは建築基準法に基づく居室の基準を満たしていない部屋であるため、採光や換気の基準に適合していない場合があります。

 

また、エアコンやテレビ、電話回線の設置が難しいケースもあり、居室のような快適さが制限される可能性がある点には注意が必要です。

 

2LDK

2LDKは少し広めの物件に多く見られる間取りです。

 

LDKに加えて2つの居室があり、夫婦と子ども一人の3人家族やそれぞれに個室が欲しいカップルや夫婦が生活する場合に適しています。

 

2LDKの間取りには一定の広さが必要で、50平米以上の物件に多く採用される傾向があります。

 

また、築浅の物件で多く見られる間取りのため、綺麗な内装や最新の設備を備えたマンションが期待できるでしょう。

 

50平米のマンションで暮らすメリットとデメリット

ここからは50平米のマンションで暮らすメリットとデメリットについて紹介します。

 

メリット

50平米のマンションでは、リビングやダイニングとは別に部屋を確保できるため、プライベート空間を保ったり、友人を招待したりすることが可能です。

 

また、LDKは8畳以上の広さがあるため、インテリアのアレンジがしやすく、自分のスタイルに合わせた居住空間を楽しむことができます。

 

デメリット

50平米のマンションは、専有面積が限られているため、結婚や出産などのライフステージの変化に対応しづらいという問題があります。

 

また、ワンルームや1Kのマンションと比べて光熱費が高くなる可能性が高く、一人暮らしの場合は負担が大きくなってしまうでしょう。

 

50平米のマンションをリノベーションした場合の費用

 

50平米のマンションをリノベーションする際の費用相場は、およそ200万円〜1,000万円台が目安です。

 

費用の内訳は主に人件費、建材・設備費、設計費などで構成されており、依頼先のリノベーション会社によって大きく異なります。

 

特に間取り変更が広範囲になると費用も大幅に増えるため、慎重に検討する必要があります。

 

一方で、リノベーション費用を抑えたい場合は、建材や設備のグレードを下げて調整しましょう。

 

50平米のマンションをリノベーションした事例

ここからは50平米のマンションをリノベーションした事例を3つ紹介します。

 

事例1.大人のアジアンリゾートな家

 

「ヴィラ」をテーマに、落ち着きある大人のアジアンリゾート風インテリアを揃えたこちらのマンションでは、シックな色調と素材感に細部までこだわったリノベーションを行いました。

 

ベースとなるクロスにはグレージュを採用し、柔らかく上品な空間に仕上げています。

 

また、リビングには将来的に間接照明や調光機能付きスピーカー内蔵ダウンライトを設置し、よりリゾート感を演出する予定です。

 

事例2.心ときめく都心の小さな家

 

木目と白を基調にし、黒と緑をアクセントにした落ち着きのあるカジュアルなデザインに仕上げました。

 

また、広々とした土間玄関では、植物や自転車を置くインナーテラスとしても活用可能で、多彩な使い方を楽しめます。

 

そして、以前の間取りから大きく変更してキッチン奥に水回りを集約することで、家事動線と生活動線が効率的になり、日々の家事がさらにスムーズに行えるよう工夫されています。

 

事例3.アートと暮らす家

 

「アートと暮らす家」をテーマに、お持ちの家具や絵画が映える空間づくりをお手伝いしました。

 

インダストリアルやモダンを基調に、コンクリート打ちっぱなしの天井や露出した配管が無機質な魅力を引き出し、シンプルながらも洗練された内装に仕上げています。

 

また、リビングの中央に配置したキッチンは空間の主役として存在感を放ち、背面にはプロシードデザインオリジナルのカウンターを設置しています。

 

まとめ

50平米のマンションは一人暮らしだけでなく、カップルや夫婦、シニア世代まで、幅広い層に最適な広さです。

 

家族が同じ空間を共有するLDK部分と居室を分けることができたり、掃除がしやすく常に綺麗に保てたり、様々なメリットがあります。

 

コンパクトなマンションで、快適な生活を送りたい方は、本記事を参考に50平米のマンションをリノベーションすることを検討してみてはいかがでしょうか?

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