2024.8.5

自宅に住みながらリフォームできる?メリット・デメリットや注意点を解説!

しかし、自宅をリフォームしている期間は一時的に引っ越す必要があり、工事に踏み切れていない方も多いでしょう。

 

結論、自宅に住み続けながらリフォームすることは可能です。

 

ただし、住みながらリフォームできるケースとできないケースがあるため、本記事ではそれぞれのケースについて詳しく紹介します。

 

また、住みながらリフォームする際の注意点についても解説するので、後から後悔しないためにも必ず把握しておきましょう。

 

住みながらリフォームできるケースとできないケースがある

住みながらリフォームできるケースとできないケースがあるため、どのような工事を行った場合に住みながらリフォームできるか確認しておきましょう。

 

住みながらリフォームできるケースについて

小規模なリフォームを行う場合は、住みながらリフォームできるケースに該当します。

 

例えば、キッチン・浴室・トイレ・洗面所の設備を交換するのみであれば、数日でリフォームは完了するため、工期中に家を出る必要はありません。

 

また、作業を行うのは基本的に日中のため、壁紙や床を張り替える場合も仮住まいへ引っ越す必要はないでしょう。

 

主なリフォームの工期は以下のとおりです。

 

・キッチン設備の交換:3〜4日

・浴室設備の交換:3〜4日

・トイレ設備の交換:1〜2日

・洗面台の交換:1〜2日

・壁紙または床材の張り替え:3〜4日

 

住みながらリフォームできないケースについて

小規模なリフォームであれば住みながら工事を行えるのに対して、大規模なリフォームを行うケースでは、仮住まいが必要になる傾向にあります。

 

例えば、間仕切り壁を撤去して間取り変更をしたり、家全体の床を張り替えたり、工期が数ヶ月かかるような工事を行う場合は、住みながらリフォームを行うことは難しいでしょう。

 

住みながらリフォームを行うメリット

ここからは住みながらリフォームを行うメリットについて解説します。

 

引っ越し費用がかからない

住みながらリフォームを行う最大のメリットは、引っ越し費用がかからないことです。

 

4人家族が15km圏内に引っ越しをした場合の費用相場は7万〜10万円程度です。

 

また、リフォームが完了したら仮住まい先から戻る必要があるため、合計20万円程度を見込んでおくと良いでしょう。

 

そして、仮住まい先へ移住することで引っ越し費用がかかるだけでなく、荷造りの手間や生活環境の変化など、負担が少なからずかかってしまいます。

 

そのため、引っ越しによる負担を無くし、無駄な引っ越し費用の支出を抑えたい方は住みながらリフォームを行いましょう。

 

仮住まいの家賃が必要ない

仮住まいの方法としてはいくつかの選択肢が考えられます。

 

実家に戻る場合は家賃はかかりませんが、賃貸物件を契約する場合は家賃や契約時の手数料がかかってしまいます。

 

リフォームは数ヶ月で工事が完了するため、短期契約で賃貸物件が借りられるウィークリーマンションやマンスリーマンションを契約することが一般的です。

 

そのため、マンスリーマンションを1ヶ月間契約すると約10万円(光熱費込み)を家賃として支払う必要があります。

 

住みながらリフォームをすれば、仮住まいに支払う家賃分の金額をリフォーム費用や家電・インテリアの購入費用に充てることができ、理想の住まいを実現できるでしょう。

 

工事担当者や職人にリアルタイムで要望を伝えられる

住みながらリフォームすることで、工事担当者や職人にリアルタイムで要望を伝えることができます。

 

繰り返し打ち合わせを行って決めたリフォームプランを契約後に突然変更することは基本的にできません。

 

一方でコンセントの位置を少し低くするなどの微調整は、設計全体を大きく変える必要がないため、現場で対応することができます。

 

その場で細かい要望を伝えて理想の住まいに近づけたい方は、住みながらリフォームすることをおすすめします。

 

住みながらリフォームを行うデメリット

ここからは住みながらリフォームを行うデメリットについて解説します。

 

騒音や汚れが気になる

リフォーム時に対策をしていても、騒音の発生や部屋が汚れてしまうことを完全に防ぐことはできません。

 

そのため、住宅環境の変化をストレスに感じてしまう人もいるでしょう。

 

リフォーム工事は基本的に日中に行うので、工事をしている時間帯は外出するなど工夫が必要です。

 

また、ホコリなどを吸い込んで体調を崩してしまわないように、工事中に自宅にいる場合はマスクをしましょう。

 

いつも通りの日常生活が送れない

住みながらリフォームすると、いつも通りに水回りを使ったり、室内を移動することが難しくなります。

 

例えば、排水管を数日かけてリフォームする場合は、お風呂に入るために銭湯に行く必要があり、トイレも近隣の施設で借りる必要があります。

 

部分的なリフォームであっても生活スタイルを大きく変える必要があるため、注意しましょう。

 

住みながらリフォームするときの注意点

前述したデメリットを許容して住みながらリフォームする場合は、これから紹介する注意点を押さえておきましょう。

 

リフォームを行う時期を考える

自宅に住みながらリフォームをする予定の方は、どの時期に工事を行うか慎重に検討しましょう。

 

例えば、リフォームを行う影響でエアコンを使えない場合は、夏や冬は快適に暮らすことができません。

 

また、子供が受験を控えている場合は、自宅で集中して勉強をすることができないでしょう。

 

リフォーム会社にどのような問題が発生する可能性があるかを事前に確認して、適切な時期を選んでください。

 

工事を妨げてしまう可能性がある荷物は処分する

リフォーム箇所に大きな家具があると工事の邪魔になり、スムーズに進めることができません。

 

そのため、実際に工事が始まると工事担当者から移動させるように指示を受けるかもしれません。

 

予定よりも工期が延びることで余計な費用がかかってしまわないように、工事を妨げてしまう可能性がある荷物はあらかじめ処分しておきましょう。

 

万が一移動させる必要があるものが処分できない大切なものであれば、一時的に預けられるトランクルームを利用することも検討してください。

 

水回りが使えない場合の対策を考えておく

水回りをリフォームする際は、工事が完了するまでその場所を使うことができないため、問題なく生活を続けられるように対策を考えておきましょう。

 

例えば、浴室をリフォームする場合は近くの銭湯に行く、キッチンをリフォームする場合は電子レンジだけで調理可能な食材を用意したり、外食で済ませたり、様々な方法があります。

 

しかし、周辺環境によっては、大きく支障が出てしまう可能性があるため、その場合は仮住まいを検討すると良いでしょう。

 

プライベート空間をしっかりと確保する

住みながらリフォームをする際は、工事担当者や職人が頻繁に出入りします。

 

作業している気配が気になってくつろげない、在宅ワークに支障が出てしまうなど、普段とは違う生活環境にストレスを感じてしまうでしょう。

 

工事を行っている日中も気を遣いすぎることなく過ごせるように、プライベート空間をしっかりと確保することをおすすめします。

 

まとめ

住まいを部分的に工事する小規模なリフォームであれば、住みながら行うことができます。

 

仮住まい先に支払う家賃や引っ越し費用がかからないため、その分の費用をリフォーム代金に充てることが可能です。

 

また、工事担当者や職人にその場で細かな要望を伝えられることもメリットと言えます。

 

ただし、水回りが部分的に利用できなかったり、騒音がうるさくてくつろげなかったり、デメリットもあることを理解しておきましょう。

 

住みながらリフォームすることを検討している方は、本記事を参考にしてください。

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