ナチュラルテイストな住まいの魅力は?実際のリノベーション事例8選を紹介!
住宅のテイストには様々なバリエーションがありますが、その中でもナチュラルテイストにしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
ナチュラルテイストは明るく優しい印象を与え、シンプルなデザインのため、インテリアをコーディネートすることで、自分好みの住まいにカスタマイズすることができます。
本記事では、ナチュラルテイストの部屋に住む魅力やリノベーションを成功させるポイントをご紹介しながら解説します。
また、実際の施工事例を8つ紹介しますので、プランを決める際の参考にしてください。
ナチュラルテイストな住まいの魅力や特徴とは?
ナチュラルテイストな住まいとは、自然素材やシンプルなデザインの素材を用いて、温かみのある空間を演出した空間のことを言います。
シンプルなデザインは飽きにくく、観賞植物や絵画などを飾って自分好みの住まいにカスタマイズできるため、リノベーションを行う方からの人気が高まっています。
ナチュラルテイストのリノベーションを成功させる5つのポイント
ナチュラルテイストのリノベーションを成功させるためには、以下の5つのポイントとコツを必ず押さえておきましょう。
・自然素材を多く使う
・ベースの色にアースカラーを使う
・自然光を室内に取り込める間取りにする
・シンプルなデザインでまとめる
・自分好みのテイストをアクセントとして入れる
ポイント①自然素材を多く使う
ナチュラルテイストにするリノベーションを成功させるためには、自然素材や木材を多く使うことを意識してプラン設計すると良いでしょう。
自然素材とは化学物質を使っていない素材のことを言い、無垢材・石材・漆喰・珪藻土・セルロースファイバー・コルクなどの種類があります。
自然素材が持つ温かみが部屋全体を包み込み、落ち着いた空間で快適に暮らせます。
また、無垢材や石材には様々な色合いやデザインがあるので、どのような雰囲気にしたいか細かくこだわって選びましょう。
ポイント②ベースの色にアースカラーを使う
ベースの色にアースカラーを使うこともナチュラルテイストのリノベーションを成功させるための重要なポイントの1つです。
アースカラーとは、木や石、土などの自然素材と近しい色のことです。
具体的には、ブラウン系やグリーン系、ベージュ系などの色が当てはまります。
アースカラーは自然素材とも相性が良く、部屋全体のバランスが崩れないメリットがあります。
ポイント③自然光を室内に取り込める間取りにする
ナチュラルテイストの住まいは自然との共存が重要なポイントです。
そのため、室内の照明設備だけでなく、自然光を多く取り込める設計にすると良いでしょう。
照明の光では感じられない気持ちよさが自然光にはあります。
窓の向きや位置、大きさなどを工夫して、太陽からの光を最大限取り込めるようにしましょう。
また、カーテン選びも大切です。
厚めと薄めのカーテンを重なるように取り付けることで、自然光が入ってくる量を調整することができます。
さらに、インテリアを明るい色にすることで自然光が反射し、より部屋が明るく見えます。
ポイント④シンプルなデザインでまとめる
ナチュラルテイストの住まいにリノベーションしたい方は、シンプルなデザインを意識しましょう。
リノベーションは自分好みにデザインや色合いを選べることがメリットですが、たくさんの色を使ってしまうとまとまりが無くなり、落ち着きのない部屋や生活になってしまいます。
また、自然素材の壁や床の特徴や良さを引き出せないでしょう。
ポイント⑤自分好みのテイストをアクセントとして入れる
ナチュラルテイストはシンプルなデザインであることから、自分好みにカスタマイズできる余白が残っています。
インテリアや絵画、観葉植物などを飾ったりして、自分好みの住まいに近づけていきましょう。
最初から自分の好きなものを飾りたいと考えている方は、リノベーション時に棚を壁に埋め込んでおくと、直線的でスッキリとした部屋に仕上がるためおすすめです。
ナチュラルテイストにリノベーションした事例8選
ここからはナチュラルテイストにリノベーションした事例8選を紹介します。
ナチュラルテイストのおしゃれなこだわりの住まいを作りたい方は物件のつくりや費用も合わせて参考にしてください。
事例1.景色を楽しむ最上階のお家
LDKの主役となるアイランドキッチンが特徴のこちらの住まいは、最上階という眺望の素晴らしさを存分に活かしてリノベーションを行いました。
グラフテクトのキッチンとダイニングは上質で洗練された存在感を放ち、白色のクロスと木目調のフローリングは家族が集う場所として温かみを持たせています。
また、光源を壁に取り込むことで、空間全体に柔らかい光が広がります。
事例2.子育てに快適なやさしいお家
白と木目でまとめたナチュラルウッドなデザインのリビングが特徴の住まいです。
広い土間玄関からリビングへ抜ける大容量のWTCを作るなど、明るく快適で理想な住まい作りをリノベーションで実現しました。
また、リビング隣の子供部屋は、二部屋に分けられる余白を残し、将来的な家族構成の変化にも対応できるようにデザインされています。
事例3.平屋のように暮らす素材感と開放感の家
こちらの事例では、約100㎡の専有面積を最大限に活かすために、元々リビング・キッチン・洋室だった箇所をLDKに間取り変更しました。
また、中央のバルコニーにある大きな窓を通して自然光が入り込むため、開放感のあるLDKは家族がいつまでも居たいと思える空間となっています。
そして、LDKの一角には畳の小上がりスペースを作り、子供の遊び場やゲストルームとして活用できます。
事例4.中古マンションで叶えるスマートハウス
銀座の「MUJI HOTEL」をイメージして、シンプルで素材感あふれる空間をリノベーションで実現しました。
非日常感あふれるホテルライクな室内は、ロボット掃除機が掃除しやすいように段差のない作りとなっています。
また、リビングとダイニングの境目は、壁や棚といった立体物ではなく、床材の色でゾーニングしていることが特徴です。
事例5.憧れのカフェハウス
落ち着いた空間でのんびり音楽を聞いたり、コーヒーを楽しめる、まるでカフェのような住まいをリノベーションで実現しました。
天井の高さは最大3.5mあり、元々開放的ですが、壁で仕切られていたロフトを手すりに変えることで、開放感がさらに増しています。
また、木目柄の壁紙が高級感を感じさせるおしゃれな空間に演出しています。
事例6.家族のシンプルライフを叶える家
写真手前よりダイニング→リビング→畳スペースと続き、右手側には家族それぞれの個室があります。
動線を考慮した設計となっていて、家の真ん中に位置する通路を歩けば、どの場所へも一直線に移動できます。
また、家族全員の距離が近くなることで、自然とコミュケーションが増えるでしょう。
事例7.暮らしを豊かにする家
部屋全体をベージュのクロスでまとめ、明るく柔らかな印象の住まいにリノベーションしました。
リビングとダイニングには、庭から入り込む光で日中はとても明るい空間となります。
また、床材の種類を変えるだけでなく、段差をつけることで大胆に空間をゾーニングしています。
事例8.光と景色のくつろぎの家
リビング正面の壁はクロス貼りではなく、セメント素地を活かした内装材で仕上げ、存在感は抜群です。
そして、素材が持つあたたかさがリビングを北欧風の心地よい空間にしてくれます。
日当たりの良い南向きの部屋のため、窓を大きくして部屋がより明るくなるように設計しています。
まとめ
シンプルながらバリエーションの豊富なナチュラルテイストは、シンプルで飽きにくく、流行にも左右されないことから、誰にでもおすすめできるリノベーションテイストです。
おしゃれなナチュラルテイストの住まいを作るためには自然素材を多く使うことが重要で、温かみのある空間になります。
ただし、ナチュラルテイストの住まいは白やベージュなどの色で統一することが一般的なため、観葉植物や絵画などを置いてアクセントをつけましょう。
おしゃれな部屋に仕上げたい方は、本記事で紹介した施工事例や情報のポイントを参考に、一度リノベーション会社に相談してみてはいかがでしょうか?