2024.10.26

中古マンションのワンストップリノベーションとは?メリットや会社選びのポイントを紹介!

近年、中古住宅を購入してリノベーションするケースが増えています。

 

そして、リノベーションについて調べていると「ワンストップリノベーション」という言葉を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

ワンストップリノベーションとは、リノベーション会社が物件探しから設計、施工、アフターフォローまで一貫して行うサービスのことです。

 

1社の会社と打ち合わせを重ねながら計画を進められるため、初めてリノベーションをする方も安心して依頼できるでしょう。

 

そこで本記事では、ワンストップリノベーションのメリットや会社選びのポイントを詳しく紹介します。

 

3種類のワンストップリノベーションとは?

物件探しから施工、アフターフォローまでの工程を1社のリノベーション会社に一貫して依頼することをワンストップリノベーションと言いますが、大きく以下の3種類に分けられます。

 

・不動産会社が施工会社にリノベーションを委託する

・施工会社が物件探しを不動産に委託する

・物件探しから施工までを自社で行う

 

ここでは、3種類のワンストップリノベーションについて解説します。

 

不動産会社が施工会社にリノベーションを委託する

こちらは不動産会社がリノベーションに適した物件を探し、リノベーションの設計・施工は他の会社に委託するケースです。

 

そのため、依頼者は不動産会社へ相談し、リノベーションの計画を進めます。

 

施工会社への連絡やスケジュール調整を不動産会社が行うため、依頼者側からすると1社が全て行っているように見えますが、複数の会社が関わっているため、紹介手数料やマージンが発生します。

 

リノベーションに適した物件が見つけやすいメリットがある一方で、手数料が発生して費用が高くなりやすいデメリットもあるため注意しましょう。

 

施工会社が物件探しを不動産に委託する

こちらはリノベーション会社が依頼者から設計を請け負い、物件探しを不動産会社に委託するケースです。

 

不動産会社に依頼する前述したケースと同様に、複数の会社が関わるため、紹介手数料やマージンが発生します。

 

物件探しから施工までを自社で行う

物件探しから施工まで自社で行うワンストップリノベーションのことを「オールワンストップリノベーション」と呼びます。

 

1つの会社が全てを担当するため紹介料がかからず、同じ担当者と打ち合わせを重ねて情報交換をしやすいことがメリットです。

 

ただし、会社によっては中古マンションではなく、中古戸建てのリノベーションを専門にしていて、依頼に対応できない可能性があるため注意しましょう。

 

ワンストップリノベーションを行う6つのメリット

ここからはワンストップリノベーションを行う6つのメリットを紹介します。

 

相談先が1つになりコミュニケーションがとりやすい

ワンストップリノベーションに対応している会社に依頼することで、相談先を1つにまとめられるため、打ち合わせの時間や手間を効率化できます。

 

何度も事務所やモデルルームに足を運ぶ必要や同じ説明を繰り返し聞く必要がありません。

 

また、最終的な依頼先が決まれば、一人の担当者と連絡をとればいいため、コミュニケーションの煩わしさを感じずに済むでしょう。

 

無駄な中間コストをカットできる

リノベーションに関わる会社が1社になることで、無駄な中間コストがかからないことも大きなメリットです。

 

物件探しや設計、施工をそれぞれ専門の会社に依頼することで、質の高いサービスやサポートを受けられますが、その変わり手数料がかかってしまうので、リノベーションにかかる総額が高くなります。

 

費用を抑えたい方は、ワンストップリノベーションがおすすめです。

 

予算オーバーになりづらい

ワンストップリノベーションを行うことで、物件購入からリノベーションまで、全体にかかる資金に対して担当者がアドバイスしてくれます。

 

別々の会社に依頼する場合、それぞれの会社が自社に対して予算を多くして欲しいと考えているため、結果的に物件費用とリノベーション費用のバランスが崩れ、予算オーバーとなる可能性が高まります。

 

自分が考える理想のバランスで予算を配分したい方は、複数の会社に依頼するのではなく、ワンストップリノベーションを行いましょう。

 

ローンをまとめて金利を抑えられる

ワンストップリノベーションはローンの金利を抑える手段としても有効です。

 

住宅に関するローンには、「リフォームローン」と「住宅ローン」の主に2種類があります。

 

住宅物件の購入時に利用できるローンが住宅ローンであるのに対して、リフォームローンは住宅の修繕にかかる費用に対して利用できるローンです。

 

そして、それぞれのローンの特徴は以下のとおりです。

リフォームローン 住宅ローン
金利 3.975%〜 0.375%〜
借入上限額 約10万〜1,000万円 約30万〜2億円
借入期間 1〜15年 最長35年
審査基準 比較的低い 高い

 

中古物件を購入してリノベーションする場合は、物件購入費用とリノベーション費用を別々のローンで借り入れるのではなく、住宅ローンにまとめて借り入れられるため、金利を抑えることができます。

 

リノベーションに適した物件を見つけやすい

ワンストップリノベーション会社は一般的な不動産会社と違い、リノベーションに適した物件を見分けるノウハウがあります。

 

リノベーションに適していない物件を購入してしまうと、自由にリノベーションできないなど、思わぬトラブルに繋がってしまうかもしれません。

 

せっかく購入した物件が無駄になってしまわないように、リノベーションに適した物件を見つけるためにも、ワンストップリノベーション会社に物件探しを手伝ってもらいましょう。

 

アフターフォローもスムーズに行ってもらえる

自社施工のワンストップリノベーション会社であれば、設計と施工の部門がしっかりと連携しているため、工事の欠陥が起こりにくいとされています。

 

また、引き渡し後も同じ担当者と連絡が繋がるため、アフターフォローもスムーズに行ってもらえるメリットがあります。

 

ワンストップリノベーション会社を選ぶ4つのポイント

ここからはワンストップリノベーション会社を選ぶ4つのポイントを紹介します。

 

各分野の専門知識があるか

ワンストップリノベーションを行うには、不動産・設計・施工・資金計画など、各分野の専門知識が必要になります。

 

専門知識が不足している場合、満足のいくリノベーションが行えないでしょう。

 

その会社がこれまでにどのような施工実績があるかをあらかじめ確認し、見学会などで担当者に積極的に質問を行いましょう。

 

希望とコンセプトが合っているか

得意とする工事やデザインはリノベーション会社によって異なります。

 

例え施工実績が豊富にあったとしても、自分の理想と違う場合は完成した住まいに納得できない可能性があります。

 

工事やデザインに関しても得意分野を把握して、自分の希望を応えてもらえるか確認してください。

 

間取りプランに制限はないか

ワンストップリノベーション会社の中には、間取りのプランや選べる素材の選択肢に制限がある場合があります。

 

選択肢が少ないほど、自分の理想に近づけられない可能性が高まります。

 

一方で、自由な住まいづくりができる会社ほど費用は高額になってしまうため注意が必要です。

 

プランが途中で中止になった場合の対応はどうなるか

依頼する会社を決めて打ち合わせを重ねていても、予想外の出来事が理由で途中でプランを中止しなければならない場合もあります。

 

契約内容によってはクーリングオフが適用されるため、プランが中止になった際の対応について契約条件を確認しておきましょう。

 

まとめ

ワンストップリノベーションは物件探しから設計、施工、アフターフォローまで1つの会社が一貫して行うリノベーションです。

 

密な打ち合わせができることで希望をしっかりと伝えることができたり、複数の会社が関わることで発生する手数料を削減できることで全体の費用を抑えられたり、いくつものメリットがあります。

 

ただし、会社との相性が合わないと、納得のいく住まいづくりができません。

 

リノベーション会社の特徴や得意分野をあらかじめ把握し、気になることは無料の相談会などで確認をしましょう。

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