2024.11.26

ワークスペース・書斎を作るマンションリノベーション!種類や費用、施工事例を紹介

コロナウイルス感染拡大の影響から、在宅勤務という新しい働き方が広まり、収束後もテレワークを実施している企業があります。

 

そのため、自宅で快適に仕事ができるワークスペースを作るためにリノベーションを検討している方も多いのではないでしょうか?

 

ワークスペースはデザインや流行よりも、家族構成やライフスタイルに合わせて作ることが重要です。

 

また、一戸建てと比べてマンションはスペースが広くないため、慎重にリノベーションを行う必要があるでしょう。

 

そこで今回はワークスペースの種類やリノベーション費用、施工事例について紹介します。

 

マンションにワークスペースや書斎を作りたいと考えている方は、本記事を参考にしてください。

 

リノベーションで作れるワークスペースの3つのタイプとは?

ワークスペースの種類は以下の3種類に大きく分けられます。

 

・個室タイプ

・半個室タイプ

・オープンスペースタイプ

 

家族構成やライフスタイル、住まいの広さによって適切なワークスペースの種類を選択しましょう。

 

ここからは、各種類の特徴について紹介します。

 

個室タイプ

個室タイプは、1つの部屋を丸ごとワークスペースとして使うため、仕事場とプライベート空間を完全に分けられることが特徴です。

 

特にリモート会議や商談などが多い方は、個室タイプのワークスペースがおすすめです。

 

家族と同じ空間で仕事をする場合、リモート会議の度に静かにしてもらうことは難しく、家族にとっても快適な生活を送れないでしょう。

 

個室タイプのワークスペースを作ることで、家族に協力してもらう必要がなく、仕事にも集中できます。

 

しかし、1つの部屋を完全に仕事場として占領されてしまうため、部屋数に余裕のある住まいでなければ作ることが難しいというデメリットもあります。

 

半個室タイプ

半個室タイプのワークスペースは、部屋の一部をパーテーションなどで仕切り、仕事の空間と家族との空間を共存させることができます。

 

特に子供がいる家庭で、「完全に目を離すことはできないが仕事には集中したい」という方におすすめです。

 

個室タイプのワークスペースと比べると静かな環境ではありませんが、家族の気配を感じながら、仕事に集中することができます。

 

ただし、家族の生活音は聞こえてしまうため、頻繁にリモート会議がある方は注意が必要です。

 

オープンスペースタイプ

オープンスペースタイプは、リビングなどの部屋の一箇所に机などを置いただけのワークスペースです。

 

リビングやダイニングのテーブルで仕事をする場合、元々置いてある物を片付けてパソコンや仕事で使う道具・資料などを準備しなければなりません。

 

一方でオープンスペースタイプのワークスペースであれば、仕事用のスペースは確保されているため、片付けなどの手間がかからず仕事効率を高められます。

 

また、広いスペースを必要としないため、一人暮らしの方におすすめのワークスペースです。

 

ただし、仕事とプライベートの切り替えが難しいことがデメリットです。

 

ワークスペースを作るリノベーションにかかる費用

ワークスペースを作るリノベーションにかかる費用は、150万〜250万円が相場です。

 

費用の内訳は以下の通りです。

施工内容 費用相場
カウンターデスクの設置 7万〜15万円
パーテーションの設置 10万〜20万円
壁一面に本棚の設置 15万〜25万円
コンセントの増設 1万〜2万円
照明設備の取り付け 1万〜2万円
エアコンの取り付け 5万〜8万円

 

ワークスペースの種類によってリノベーション費用は変動します。

 

また、既存の設備を上手く活用することで、リノベーション費用を抑えることもできるでしょう。

 

ワークスペースのリノベーションで押さえておくべきポイント

ここからは、ワークスペースのリノベーションで押さえておくべきポイントについて解説します。

 

家族構成やライフスタイルに合わせて配置する

ワークスペースの配置は家族構成やライフスタイルに合わせて決めましょう。

 

ワークスペースの配置によって仕事効率は大きく変わります。

 

例えば、家族と暮らしている方の場合は生活音が聞こえづらい場所に、一人暮らしの場合は利便性の高い場所にワークスペースを作ると良いでしょう。

 

適切な広さと種類を選ぶ

仕事内容に合ったワークスペースの広さや種類を選びましょう。

 

リモート会議が頻繁にある仕事やたくさんの資料などを保管しなければならない仕事の場合、ある程度のスペースや完全に隔離された環境が必要なことから個室タイプのワークスペースがおすすめです。

 

一方で、パソコン作業が中心の場合は、広いスペースは必要ではないため、一室を丸ごとワークスペースにしてしまうのはもったいないでしょう。

 

住まいの間取りなども考慮しながら、リノベーション会社と相談して決めることをおすすめします。

 

必要な設備と環境を把握する

仕事内容によって必要な設備と環境は異なります。

 

例えば、パソコンで仕事をする方は Wi-Fiなどのインターネット環境は必ず必要です。

 

あらかじめ必要な設備と環境を把握した上で、ワークスペースリノベーションのプランを立てましょう。

 

コンセントの位置と数を決める

各端末の充電器以外に、プリンターやスキャナーなどの電化製品を使って仕事をする方もいるでしょう。

 

そのような方にとって問題となるのがコンセントの位置と数です。

 

延長コードを使うことである程度問題は解決できますが、コードが散乱してしまうデメリットもあります。

 

居住用の住まいは仕事をするのに適した数のコンセントが備わっていないケースが多いため、あらかじめ確認しておきましょう。

 

照明の位置と種類を決める

パーテーションで空間を仕切る場合やカウンターデスクを壁向きに設置した場合、既存の照明からの明かりが届かない可能性があります。

 

そのため、照明の位置を確認し、必要に応じて新たな照明設備を取り付けましょう。

 

また、電球色や昼光色など、照明の種類は異なるため、集中して作業ができる照明を選ぶことをおすすめします。

 

収納スペースを確保する

大量の資料を保管したり、仕事に道具を使う方は、収納スペースの確保も重要なポイントです。

 

収納スペースが不足していると物が散らかったままの状態で作業をしなければならず、効率が下がってしまうでしょう。

 

収納スペースが足りない場合は棚を設置するなど対策を行ってください。

 

ワークスペースのリノベーション事例

ここからは、ワークスペースのリノベーション事例について紹介します。

 

LDKに設けたワークスペース

LDKの一角にカウンターデスクを設置し、簡単な作業を行えるワークスペースを作った事例です。

 

正面の大きな窓から自然光が入り込むため照明設備を新たに取り付けず、明かりが足りないときに手元を照らすためのスタンド照明のみを設置しています。

 

利便性を考えた半個室のワークスペース

クローゼットと繋がっているこちらのワークスペースは、生活動線などを考慮して利便性を重視した作りとなっています。

 

背面の可動棚は、散乱しがちな日用品や書類関係をひとまとめにできるのでとても便利です。

 

まとめ

テレワークのある仕事をしている方は、自分の仕事効率を高めるためにもワークスペースを自宅に作ってみてはいかがでしょうか?

 

ただし、家族構成やライフスタイル、住まいの広さによって最適なワークスペースの種類は異なります。

 

また、設備や収納、インテリアなども考慮することで、上手なワークスペースを作ることが可能です。

 

ワークスペースや書斎を作ろうと考えている方は、本記事を参考にリノベーション会社に一度相談してみましょう。

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