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2024.4.21

知らないと後悔する!リノベーション済みマンションの7つのデメリットを解説

「リノベーション済みマンションはやめた方がいい?」

「リノベーション済みマンションを購入するデメリットは?」

 

などの悩みを持っている人も多いでしょう。

 

リノベーション済みマンションは、販売価格が割高でどのような工事が行われたか不透明な場合があります。

どんな物件にもメリットとデメリットがあるので、それぞれを比較して慎重に検討するべきです。

 

今回はリノベーション済みマンションの種類やデメリット、物件選びでの注意点を解説します。

 

リノベーション済みマンションの購入で悩んでいる人は、本記事を参考にしてください。

 

リノベーション済みマンションの種類

まずはリノベーション済みマンションの種類を確認しておきましょう。

 

主に以下の3つにリノベーション済みマンションは分けられます。

 

・フルリノベーション済み物件

・内装のみリノベーション済み物件

・設備のみリノベーション済み物件

 

フルリノベーション済み物件

フルリノベーション済み物件は、柱や梁などの躯体部分のみを残し、間取りの変更や、内装、設備を一新するリノベーションを行った物件のことを指します。

 

フルリノベーション済み物件は綺麗な内装に、最新の設備を備えているため、新築物件に住むのと同等の快適さを感じることができるでしょう。

 

また、リノベーション時に部屋を繋げてリビングを広げたり、水回りを移動して生活動線を繋げたりなど、新築物件にはない特徴的な住まいが多いのも特徴です。

 

住宅性能やデザイン性を重視する人は、フルリノベーション済み物件がおすすめです。

 

内装のみリノベーション済み物件

内装のみリノベーション済み物件は、壁紙や床材など部屋の内装だけを新しくリノベーションした物件のことです。

 

リノベーションしているのは内装のみなので、住宅性能が大きく変わることはありませんが、部屋の印象は大きく変わります。

 

リノベーションにかかる費用が抑えられるため、低価格でおしゃれな住まいを購入したい人は内装のみリノベーション済み物件がおすすめです。

 

設備のみリノベーション済み物件

設備のみリノベーション済み物件は、部屋の内装は変えずに設備だけを一新した住まいのことです。

 

キッチンやトイレ、バスルームなどの水回りを新しい設備にすることで、機能性や快適性を向上させることができます。

 

ただし、設備のグレードによっては、物件の販売価格が相場以上に高くなってしまう可能性があるので注意が必要です。

 

リノベーション済みマンションの7つのデメリット

ここからはリノベーション済みマンションを購入するデメリットを7つ紹介します。

 

後から後悔しないためにも、デメリットは必ず押さえておきましょう。

 

デメリット1.全てがリノベーションされているとは限らない

リノベーション済みマンションと聞くと、全てがリノベーションされていると思ってしまう人も多いでしょう。

 

また、広告やチラシの写真を見て住まい全体を勝手にイメージしてしまう人も少なくないと思います。

 

しかし、一部分だけを修繕してリノベーション済みマンションとして販売されているのも珍しくはありません。

 

内見時に確認できるため、間違った認識のまま購入してしまうことは基本的にありませんが、内見の時間が無駄になってしまうので、事前に写真を見せてもらいましょう。

 

デメリット2.割高な販売価格に設定されている

リノベーション済みマンションは、リノベーションにかかった費用が物件価格に上乗せされて販売されていることもあるため、比較的割高な価格設定となっています。

 

新築物件と比べると金額は安いですが、中古マンションを購入してリノベーションを行った方が、金額を抑えられるだけでなく、自分好みの住まいに近づけられるでしょう。

 

新築のような綺麗な住まいを安く購入して、期間を空けずにすぐ入居したい人はリノベーション済みマンションをおすすめします。

 

デメリット3.断熱性が低い場合がある

リノベーション費用を抑えるために、断熱材が十分に入れられていない可能性がリノベーション済みマンションにはあります。

 

断熱材が少ないと室温を適切に保つことが難しくなり、冷暖房の効果も弱まるため、光熱費が余計にかかってしまいます。

 

また、結露が原因でカビが発生してしまい、健康にも影響を及ぼしてしまう場合もあるので注意が必要です。

 

デメリット4.目に見えない部分が劣化している

リノベーション済みマンションはすでにリノベーション工事が完了しているため、完成した住まいを見て購入するか判断できますが、外から見えない部分が適切にメンテナンスされているか確かめることができません。

 

内装は綺麗になっていたとしても柱や梁に損傷があったり、配管や配線が劣化している場合、購入後に大きなトラブルに発展してしまう可能性があります。

 

リノベーション済みマンションの購入を検討する際は、目に見えない部分がどのようにリノベーションされたかを、必ず確認してください。

 

デメリット5.住宅ローンの審査で不利になる可能性がある

リノベーション済みマンションを購入する際に自己資金が足りない場合は、金融機関などで住宅ローンを組むことができます。

 

しかし、住宅ローンは購入した住まいを担保にお金を借りる有担保型のローンのため、築年数が経った中古マンションの場合、借入限度額が引き下げられてしまう可能性があります。

 

特に旧耐震基準の物件では審査に落とされてしまうこともあるので注意してください。

 

デメリット6.住宅ローン減税の適用が狭まる

住宅ローン減税の制度が変わり、2024年以降の入居から中古住宅の控除率が引き下げられました。

 

そのため同額の新築物件を購入した場合と比べると、住宅ローン減税の恩恵が少なくなってしまいます。

 

デメリット7.売却や賃貸がしづらい

リノベーション済みマンションは、既存のままでは買い手が見つからない物件をリノベーションして販売するケースが多いです。

 

また、一般的な中古マンションと差別化を図るため、特徴的なデザインやコンセプトの住まいも多いため、購入者にとって魅力的であっても市場のニーズからは外れている可能性があります。

 

そのため、購入したリノベーション済みマンションは、売却や賃貸がしにくい傾向にあります。

 

リノベーション済みマンションを選ぶ際の注意点

ここからはリノベーション済みマンションを選ぶ際の注意点について解説します。

 

注意点1.リノベーション範囲を確認する

リノベーション済みマンションのデメリットで挙げたように、住まい全体がリノベーションされているとは限らず、外から見えない部分はそのままの状況になっていることも多いため、購入する際はどのようなリノベーションを行ったのか確認を必ず行いましょう。

 

確認しないまま購入してしまうと、購入した後すぐにトラブルが起こり、再度工事が必要になってしまうかもしれません。

 

注意点2.インスペクションを実施して耐震性を確認する

築年数の経ったマンションは、新築マンションと比べると耐震性が低い傾向にあります。

 

そのため、住宅の専門家に依頼をしてインスペクションを実施してもらいましょう。

 

インスペクションとは、構造の問題や修理の必要性があるか判断してくれる「家の健康診断」です。

 

専門的な知識を持つ第三者に見てもらうことで、建物本来の価値を把握することができます。

 

注意点3.保証内容を確認する

新築住宅の場合は、引き渡し後10年間の保証が付いているケースがほとんどですが、リノベーション済みマンションの場合、不動産会社によって保証内容が異なります。

 

十分な保証が付いていない物件を購入してしまうと、万が一問題が見つかったときに、修繕費用が自己負担となってしまう可能性があります。

 

安心してリノベーション済みマンションを購入したい人は、必ず保証内容をチェックしましょう。すぐ

 

まとめ

今回はリノベーション済みマンションの種類やデメリットについて解説しました。

 

新築同様の綺麗な住まいを安く購入できるメリットがある一方で、施工内容が不透明なことやリノベーションにかかった費用が上乗せされて割高な価格になっているなど、デメリットもあります。

 

また、リノベーション済みマンションの流通量が少ないため、実際に探してみると希望エリアや条件に合った物件がなかなか見つからないでしょう。

 

そのため、中古マンションを購入してリノベーションを行う選択肢もぜひ検討してみてください。

 

予算に合わせて自分好みに住まいを変えられるため、失敗する可能性が低く、リノベーション済みマンションを購入するよりもお得になる可能性も高いです。

 

ぜひ一度、リノベーション会社に資料請求または無料相談してみてください。

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