2024.3.27

ホテルのようなラグジュアリーな空間に!ホテルライクなリノベーション事例を紹介

 

ホテルのように綺麗な部屋で生活をしたいと考えている人も多いでしょう。

 

そのような方にはホテルライクリノベーションがおすすめです。

 

非日常的でラグジュアリーな雰囲気がマイホームで味わえるため、人気の高いリノベーションテイストです。

 

しかし、ホテルライクな住まいにするためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

 

そこで今回は、ホテルライクにリノベーションする際のポイントや施工事例を紹介します。

 

ホテルライクな内装とは?

ホテルライク(Hotel-Like)とは、「ホテルのような」という意味を表す言葉です。

 

そしてリノベーション用語としては、マイホームを工事して高級ホテルのような内装や設備を実現することを表します。

 

効率的な生活動線を考えた間取り、ムードがある非日常を感じられる空間、おしゃれなインテリアなどの要素を取り入れることで、ホテルライクな住まいにすることができます。

 

ホテルライクにリノベーションする10個のポイント

ホテルライクと言っても完成した住まいのイメージができない方も多いのではないでしょうか?

 

完成後のイメージが明確でないと、施工会社にうまく説明することができず、理想とは遠い住まいになってしまうでしょう。

 

ホテルライクな住まいにしたいと考えている方は、これから紹介する10個のポイントを必ず押さえておいてください。

 

ポイント1.生活感を無くす

ホテルに泊まるだけで非日常的な感覚になる方も多いと思いますが、その理由は生活感のあるものが少ないからです。

 

そのため、住宅をホテルライクな部屋にするためには、生活感を無くすことが重要です。

 

休日に家のリビングやソファーでくつろいでいるときに、乱雑に並べられた日用品が視界の中に入ってきたら落ち着くことができないでしょう。

 

また配線などが見えないようにカバーを取り付けることもおすすめです。

 

ポイント2.シックなカラーをメインで採用する

ホワイト・グレー・ブラックなどの無彩色やラウン・ベージュ・カーキなどのアースカラーを使い、できるだけシックなカラーでまとめるとホテルライクな部屋に仕上がります。

 

個性がなく、味気ない部屋に見えてしまうかもしれませんが、特徴的なカラーリングの部屋は長期間住んでいると飽きてしまうでしょう。

 

また、シックなカラーはインテリアや雑貨との相性が良いため、部屋の雰囲気に埋もれることなく際立たせることができるでしょう。

 

ポイント3.アクセントカラーは最小限に抑える

ベースはシックな色で統一することをおすすめしますが、アクセントカラーを入れるのが NGということではありません。

 

ただし、アクセントカラーを入れすぎてしまうと、まとまりのない家になってしまうので 注意が必要です。

 

アクセントカラーを入れようと考えている人は、配色比率を意識しましょう。

 

おすすめの比率は、ベースカラーが70%、メインカラーが25%、アクセントカラーが5%です。

 

どの色をどのくらい取り入れるかによって部屋の雰囲気が大きく変わるので、デザイナーに相談しながら決めていきましょう。 

 

ポイント4.開放感のある作りにする

ホテルライクな住まいにリノベーションしたい方は、開放感を意識した作りにすると良いでしょう。

 

特にマンションは一戸建てと比べると部屋が狭い場合が多いですが、あえてドアを設置しないで視界が通るようにすることで「抜け感」が生まれます。

 

ただし、ドアがないことでプライバシーが保たれなくなるため、必要に応じて開放感を意識した作りにしましょう。

 

ポイント5.木目カラーを統一する

フローリングや家具に使われることの多い木目ですが、色合いに統一感がないと部屋の雰囲気を壊してしまう可能性があります。

 

例えば、フローリングは明るい木目なのに対して、家具はダークブランの木目だと垢抜けず、生活感で漏れてしまうでしょう。

 

建材メーカーのインテリアを採用すれば、内装と同じ木目で統一することができます。

 

また、全く同じ木目で揃えられない場合も、色味や明るさを近づけるようにしましょう。

 

ポイント6.シンメトリーを意識する

ホテルライクな住まいにリノベーションする場合は、シンメトリーを意識すると良いでしょう。

 

シンメトリーとは上下左右対称を表す用語で、建築的には左右対称を意味します。

 

整然・安定をもたらすと言われていて、ホテルの内装や家具の配置はシンメトリーになっていることが多いです。

 

部屋のデザインを決める際は、シンメトリーを意識するようにしてください。

 

ポイント7.収納を充実させる

ホテルライクな部屋にリノベーションする際は、 内装や家具の配置など、 表面的な部分に注目しがちですが、 収納を充実させ生活感のない部屋を作ることが重要です。

 

生活用品が乱雑に散らばっていると落ち着いた空間にならないでしょう。

 

日々の生活で使うものを見えない場所にしまえるように、収納スペースを充実させてください。

 

ポイント8.特徴的な照明設備に取り替える

既存の照明設備から特徴的なおしゃれな照明設備に取り替えるだけでホテル感が生まれます。

 

また、寝室には間接照明を設置して、薄暗く落ち着いた雰囲気にするのも良いでしょう。

 

ただし、大きなシーリングライトをたくさん取り付けてしまうと落ち着かない部屋になってしまうので、基本的な光はダウンライトで確保し、アクセントとして取り入れてください。

 

ポイント9.大きな鏡を設置する

ホテルと言えば、洗面所の大きな鏡をイメージする方も多いでしょう。

 

一般的な洗面台は狭い家にも置けるように小さな製品が多いですが、ホテルライクな住まいにしたい方は、横長の広い洗面台を取り付け、鏡も大きいものにすることをおすすめします。

 

ポイント10.観葉植物を置く

観葉植物を部屋の端に置くことで、ホテルのようなおしゃれな住まいになります。

 

観葉植物には、視覚的なリラックス効果があるだけでなく、インテリアとしての働きもあります。

 

ただし、生きている観葉植物は水やりをしないと枯れてしまうため、仕事で忙しい方や家を空けることの多い方は、フェイクの観葉植物にしましょう。

 

ホテルライクにリノベーションした施工事例

ここからはホテルライクにリノベーションした施工事例を紹介します。

 

心ときめく都心の小さな家

 

こちらのリノベーション事例では、収納スペースを多くすることで、日用品を隠し、狭い空間も広く見せるこだわりが詰まっています。

 

また、家具やインテリアを最小限に抑えることで、ホテルのような非日常的な空間を演出しています。

 

ミニマルなギャラリー空間

プライベート空間とギャラリー空間を大胆にゾーニングしたこちらの住まいは、白を基調としたホテルライクなデザインに仕上げています。

 

また、プライベート空間とギャラリー空間の間の扉を引き戸にすることで、開放感のある室内になっています。

 

素材感と開放感の家

「インダストリアル」「ナチュラル」「アーバン」なテイストにリノベーションされた事例です。

 

LDKには大きなアイランドキッチンを設置し、高級感溢れる空間となっています。

 

また、全体をシックなカラーで統一することで落ち着いた暮らしを実現できます。

 

まとめ

ホテルライクな住まいは、非日常な雰囲気を味わえることから、近年人気が高まっています。

 

高級感溢れるおしゃれな家に暮らしたい方は、中古住宅を購入してホテルライクなテイストにリノベーションしましょう。

 

ただし、ホテルライクな住まいを作るためのポイントを押さえていないと、シンプルで味気ない家になってしまうため、ホテルライクな住まいを実現したい方は本記事を参考にしてください。

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