リノベーション・リフォームの費用相場はどのくらい？金額別にリノベ事例を紹介！

新築物件を購入するよりも安くマイホームを手に入れられるため、中古物件のリノベーションに注目が集まっています。

しかし、リノベーションを検討している方で、どのくらいの費用がかかるのか気になっている人は多いのではないでしょうか？

リノベーションにかかる費用は、一戸建てやマンションなどの住居形態や広さによって異なります。

そこで今回は、リノベーション・リフォームの費用相場について紹介します。

リノベーション・リフォームの費用相場

リノベーション・リフォームの費用相場は次のとおりです。

とはいえ、施工内容や面積、規模、素材・設備のグレードによって、金額は大きく変動します。

あらかじめ予算を決めておき、その範囲内でどのようなリノベーション・リフォームを行うことができるか、希望を考えてプランニングを立てるようにしましょう。

リノベーション・リフォーム費用の内訳

ここからは、リノベーション・リフォーム費用の内訳を施工内容ごとに紹介します。

水回りのリノベーション・リフォーム

内装のリノベーション・リフォーム

間取り変更

外壁・屋根のリノベーション・リフォーム

住宅性能向上リノベーション・リフォーム

リノベーション・リフォーム費用を抑える6つのポイント

ここではリノベーション・リフォーム費用を抑える6つのポイントについて紹介します。

・既存の間取りをそのまま活かす

・工事の回数を減らす

・設備の性能にこだわりすぎない

・リノベーション会社の得意分野に合った依頼をする

・ワンストップで対応してくれるリノベーション会社を選ぶ

・補助金や減税制度を利用する

ポイント1.既存の間取りをそのまま活かす

既存の間取りから大幅に変更する場合は、リノベーション・リフォーム費用が高額になる傾向にあります。

そのため、費用を抑えたい人は、既存の間取りをそのまま活用することをおすすめします。

購入予定の中古物件の間取りに不満がなければ、間取りを変更する必要がありません。

まずは、理想に近い間取りの物件を見つけるところから始めましょう。

ポイント2.工事の回数を減らす

工事の回数が増えてしまうと、人件費や諸経費が余分にかかり、高い費用を請求される可能性があります。

複数回に分けてリノベーションを行うのではなく、1回にできる限りまとめて行うことで、施工品質が安定するだけでなく、トータルでかかる費用を抑えられます。

また、部分的にリフォームをしてしまうと、全体の統一感が崩れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

ポイント3.設備の性能にこだわりすぎない

有名メーカーの設備は機能が充実していて、デザインもかっこいい製品が多いですが、その分金額は高くなります。

欲しい機能に優先順位をつけることで、予算内で満足のいく設備を揃えられます。

リノベーション時に設備を新たに設置したい人は、設備の性能にこだわりすぎないようにしましょう。

ポイント4.リノベーション会社の得意分野に合った依頼をする

リノベーション会社によって得意分野は異なります。

例えば、戸建てのリノベーションに特化している会社もあれば、他の住まいとは被らないおしゃれな内装デザインに特徴がある会社もあります。

得意分野ではない工事の依頼をしてしまうと、品質が下がってしまうだけでなく、費用も高くなる傾向にあるので注意しましょう。

事前に施工実績を見せてもらい、どのような工事が得意か判断することが重要です。

ポイント5.ワンストップで対応してくれるリノベーション会社を選ぶ

中古マンションや戸建てなどの物件探しから施工までを全て担当することをワンストップリノベーションといいます。

ワンストップで対応してくれることで複数の会社が関わらなくなり、手数料が発生しません。

そのため、ワンストップリノベーションを行っているリノベーション会社に依頼することで、リノベーション費用の総額を抑えることができるでしょう。

また、複数の会社と打ち合わせをする必要が無くなるため、依頼者の負担も軽減します。

ポイント6.補助金や減税制度を利用する

リノベーション費用を抑える手段として、最も有効なのが補助金や減税制度を利用する方法です。

主に省エネ住宅改修に関する工事やバリアフリー化、耐震補強工事などが、補助金の対象となるケースが多いです。

適用条件は自治体によって異なる場合があるため、各自治体のホームページで情報を確認しましょう。

また、予算に達し次第受付終了となるため、補助金や減税制度を利用したい人は使えるか条件を早めに検討し、早めに応募してください。

リノベーション事例を金額別に紹介！

ここからは金額別にリノベーション事例を紹介します。

800万円台でリノベーションした事例

リビングの中央にはステンレス製のアイランドキッチンを配置し、壁面にはブリックタイルを採用することで、料理をする音が室内全体のBGMになりそうな海外風の家にリノベーションした事例です。

また、壁いっぱいの大きさの窓は依頼者様のこだわりで、昼間は明るく、夜になるとキッチンの上に設置された電球が落ち着く大人の空間を演出してくれます。

こちらのリノベーションにかかった費用は約800万円です。

1,000万円以下でリノベーションした事例

シンプルで素材感のあふれる空間をテーマに、白を基調としたホテルライクな住まいにリノベーションした事例です。

そして、ご依頼者様の要望でロボット掃除機が移動しやすくなるように、段差のない室内を実現しています。

また、リビングとダイニングの境目は「グレー」と「木材」の床材で仕切り、キッチンの幅も同じにすることで、メリハリのあるリビングダイニングが特徴です。

2人暮らしを想定したこちらの住まいは約900万円をかけ、2LDK + WICを1LDK + WICに間取り変更しています。

1,100万円でリノベーションした事例

こちらの事例では、「インダストリアル」「ナチュラル」「アーバン」なテイストの内装に仕上げました。

もともと4DKだった住まいを2人暮らし用の２LDK + WTCの間取りに変更し、特徴である約100㎡の広さを存分に活かした開放感のある空間を演出しています。

また、キッチン部分は素材にこだわり、収納棚などに木材を取り入れることでインダストリアルなテイストのアクセントとなっています。

リノベーションにかかった費用は約1,100万円です。

まとめ

今回はリノベーションやリフォームにかかる費用について解説しました。

施工内容や規模にもよりますが、フルリノベーションする場合は1,000万円以上かかる場合もあります。

とはいえ、費用相場はあくまで目安の金額なので、メリットやデメリットも考慮したうえで、正確な金額を知りたい人はリノベーション会社に相談して見積もりをもらいましょう。

本記事ではリノベーション費用を抑えるポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。