< Story >
「こういう間取りにしたい」よりも、「こういう暮らしがしたい」。
T様ご家族の住まいづくりは、そんな会話から始まりました。
日々の暮らしを楽しむこと。
家事や育児は夫婦で協力し、子どもにもたくさんお手伝いしてもらうこと。
家族全員で生活を運営すること。
それぞれが趣味や勉強、仕事に集中できる時間を持ちながらも、完全に閉じず、どこかで繋がっていられる住まい。
そんな価値観を、かたちにしていきました。

以前の住まいで感じていた「ちょっとした不便」
立地は良い。
けれど、暮らしてみると気になることがたくさんありました。
・子ども専用の部屋がなく、リビングから廊下までプラレールが広がる毎日
・書斎のはずが、ほぼ洗濯物干し場になっている空間
・収納不足
・狭い浴室と使いづらい脱衣動線
・キッチンの狭さとコンセント不足
・ベビーカーを置くといっぱいになる玄関
・飾る余白のない壁面
奥様はもともと「いつか古い家をリノベーションしたい」という想いを持っていました。
だからこそ、不満を我慢するのではなく、
“こういう暮らしがしたい”を一つひとつ整理していきました。

間取りは「暮らし方」から考える
「キッチンは広くしたい」
それ以外に具体的な間取りの希望は、実はほとんどありませんでした。
壁式構造という制限がある中で、設計士から3つのプランを提案。
「自分たちでは思いつかなかったね」
「こうしたいって決めつけなくてよかったね」
そう言って選ばれたのが、
2LDK+DEN+WICという構成でした。
リモートワーク用のDENは、完全な個室ではなく、ダイニングと間仕切り+室内窓でゆるやかにつながる設計に。
将来は子ども部屋としても使える可変性を持たせています。
リノベーションは“形”からではなく、“どう暮らしたいか”から考える方が、きっとストレスが少ない。
T様の言葉が印象的でした。

家族の距離が近づくアイランドキッチン
以前は壁付けキッチン。
後ろも狭く、2人が通るとぎゅっと体を縮めていたそうです。
新しい住まいでは、ペニンシュラ型キッチンを採用。ぐるりと回れる動線と広さを確保しました。
今では、ご夫婦2人だけでなく、お子さまも一緒に立つことも。
「3人でキッチンに立てるようになったのが嬉しいです」
家事を“ひとりの作業”から“家族の時間”へ。空間が変わると、関係性も変わります。

子ども部屋が生まれたことで
子ども専用の部屋ができたことで、暮らしは大きく変わりました。
以前はリビングいっぱいに広がっていたおもちゃも、今は子ども部屋で思いきり広げられる。
ポケモンカードも、街づくり遊びも、そのまま残して眠ることもできる。
「子どもも私も、お互いに嬉しいです」
リビングは整い、子どもはのびのび遊べる。
どちらも叶う住まいになりました。

木質 × インダストリアル
デザインは、パリのアパルトマンをイメージ。
木質のあたたかさに、少しインダストリアルなエッセンスを。
躯体現しにも憧れがありましたが、最上階という条件を考慮し、梁のみをアクセントに。
結果的に、やりすぎないバランスが心地よい空間に仕上がりました。
室内窓やガラス戸を取り入れ、
光と視線がやわらかく通る設計に。
長男くんが選んだダイナソー柄の壁紙も、この家の大切なアクセントです。
洗面とWICをつなげた、家事動線
洗面室から直接アクセスできるWIC兼ランドリールームを新設。
洗う → 干す → しまう がその場で完結します。
基本の衣類はWICへまとめながら、各エリアにはオープン棚も設置。
“その場所で使うものを、その場所にしまえる”設計です。

これからの家族のために
子どもが生まれ、家族が増え、これからの暮らしを見つめ直したT様。
築36年・87㎡の住まいは、
家族4人がのびやかに暮らせる空間へと生まれ変わりました。
それぞれが好きなことに集中しながらも、ふとした瞬間に視線が交わる。
閉じすぎない。
でも、近すぎない。
そんな“ちょうどいい距離感”の住まいです。
― Event・Seminar ―
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- 広さ
- 87.2㎡
- 間取り
- 4LDK → 2LDK+DEN+WIC
- 築年数
- 築36年
- 構造
- RC(壁式構造)
- 工事内容
- フルリノベーション
- リノベ費用
- 1000万円~
- 設計期間
- 3ヶ月
- 工事期間
- 3.5ヶ月
- エリア
- 福岡県 福岡市
- 居住者構成
- ファミリー(夫婦、子ども2人)
- スタイル
- シンプル、インダストリアル
- スペース
- リビング・ダイニング、キッチン、パントリー、独立洗面
- テイスト
- ナチュラル・インダストリアル

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